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「STEINS;GATE」の魅力。伏線回収と綺麗に完結するストーリー。

今更ながら「シュタインズゲート」と「シュタインズゲートゼロ」を見たので感想とさせていただきます。

キャラの魅力

 重度の厨二病の岡部倫太郎、一昔前のオタクのダルなどの癖の強いキャラクターが多く、一見とっ散らかっているように見えます。
 しかし慣れれば「ウザさ」はなくなり、むしろキャラクターそれぞれの魅力へときちんと昇華されました。例えば、おかりんこと岡部倫太郎の厨二病にもきちんと理由があります。なので、序盤の日常回を飽きずに見ることができました。
あと、牧瀬紅莉栖かわいい。

ストーリーの美しさ

 なんといっても、その引き込まれるストーリーがこの作品の一番の魅力ではないでしょうか。序盤の平和な雰囲気から一点、中盤からはシリアスな展開が続きます。そして、序盤の出来事が中盤または終盤に活きてきます。このような伏線回収が綺麗に行われて結末を迎えるので最後の方は鳥肌たちまくりの熱い展開が待っています。

細かな心理描写

 中盤以降、シリアスな展開が続く上で主人公の葛藤が細かく丁寧に描かれています。本作はタイムリープで過去を変えながらストーリが進んでいきます。その過去改変にあたっては非常に重い選択を迫られることがあります。その時の主人公の葛藤が上手く表現されていて、感情移入もしっかりできます。

「ゼロ」の存在

 2期であるゼロは1期と異なる選択をした主人公達のその後が描かれます。それにこれまた多くの新キャラも登場します。1期だけでも一つの物語として完結します。しかし、その上で2期を見るとこの作品をより楽しめます。

まとめ

 結論を言いますと非常に面白い作品でした。正直、非の打ち所がないです。伏線が多いですが、思ったよりもストーリーは難解なものではありませんでした。
 個性豊かでかつ魅力的なキャラクター達、重厚なストーリー、熱い展開。
 
 是非、一度は見てみてはいかがでしょうか。

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