「不安」にならない練習
という本を読み、これまた備忘録的に感想をメモしていきます~
〇タイトル
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「不安」にならない練習
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〇概要
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自分の不安のタイプから、不安を打ち消すための
手法を試すワークブック。
不安を呼び起こすメカニズムとして、脳の偏桃体と前頭前野が関与しており、前頭前野を鍛えることで不安を軽減させることを目指したもの
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〇詳細
1.以下のどれに自分が一番当てはまるか知る。
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・何でも自分に関連付けて考える
・未来を悪い方にばかり考える
・起きた出来事を悪い方にばかり考える
・自己、他者に対しての期待レベルが高い
・起きた不安に対しての考えうる対策が限定的
・何でも先送りにする
・同じ不安を何度でも考える
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※ちなみに私はすべてに当てはまります…。
2.実践してみる
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◇パターン化された不安を見出し、それに対する解決策を考えておく。
└対策パターンを思いつく限り書き出し、対策を限定的にしない。
└同じことを不安に思ったら、たんたんと解決策をこなす。
└改善策は実施しているのだから、それ以上は深く考えない。
◇より幅広く原因をとらえる
└想像できうる範囲の全ての要因を書き出す。(広く考える)
└その要因一つ一つに『なぜ』を問いかける。(深く考える)
例:なぜ結婚ができないのか
└出会う機会がない
└理想が高い
└相手が自分に好意を持たない
└なぜ?服がダサい、人見知りetc
◇自分の「思い込み」に気づく
└事実を記載し、その下に自分の解釈を書く。
└その後、真逆の解釈を下に書く。
└特に、解釈に「価値」を与える練習をする。
◇自分の「期待」に気づく。
└期待は欲求(こうあってほしい)と規範(こうあるべきだ)に分かれる。
└自分が怒りや悲しみを覚えるとき、上記のどちらかに当てはまる。
└抱いていた期待を書き、下にその期待値を下げたものを書いて意識的に期待値を下げる。
◇心の弱さを克服する
└自分の能力に対する自信のなさ、判断に対する自信のなさ、自分自身への甘え の3種類に分かれる
└行動することで思考が変わるので、はじめの一歩(特に努力しなくても気軽にできそうなもの)を考える。
└「今、ここでやるべきこと」だけに集中する
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◇本を読んでみての所感
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自分の感情を右に置いておいて、ひたすら課題の要因を因数分解して、それに対する改善案を建設的に考える。そしてそれを淡々とこなすこと。
行動自体が難しいのではなくて、行動する際に様々な思念が混ざりあってしまうから、行動がとてつもなく難しいことのように思えてしまうだけだと思った。
個人単位でできなかったことができるようになること(汎用性のある実例を自分の中でたくさん持てること)、自分が目指していた理想の姿がかなうこと、が成長だと思っており、その一つに「行動する際に腰が重いのを改善する」があるので、感情をいったん右に置いておく訓練をしたいなあと思ったのでした。
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おしまい
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