慣れと成長の違い

仕事をしていて、しばしば思う。

「できるようになってきたね」という意味には、「慣れ」と「成長」の2つが混ざっている。

「できるようになったね」と言われて違和感を感じるのは自分では「慣れ」だと思っているからだ。

バイト的な「慣れ」とそうではない「成長」は一体何が違うのだろう。

「慣れ」と「成長」の違いは、

頭を能動的に使っているか、そうでないかという違いな気がする。

頭を使わず、同じ方法を繰り返すだけでできるようになるのは「慣れ」。

自分の時間リソースをそのまま切り売りしている感覚に近い。

それでは

単なる「慣れ」100%にならないためにはどうしたらいいのだろう。


自分の成長につなげるためには、

「目標を定め、それに向かい意図的に行動し、どうだったかを振り返ること」が大事だ。

成長の実感は、自分がかつてできなかったことが出来るようになったと感じるタイミングだと思う。

さらに自分の中で汎用性の高い実例が増えれば、世の中で生きやすくなる。


「魚が獲得できずに困っている人には、魚をプレゼントするより、魚の釣り方を教えたほうがいい」とよく言われることだが、これは自分自身の成長にも当てはまるものだと思う。

一時しのぎではなく、魚を獲得する普遍的手段を考える。

長い目で見たとき「今の行動は今後汎用的に応用できるものだろうか」と考えることがコツかもしれない。

作業をするにあたっても、継続的に行うルーチンワークなら、次にやる人が全く事情を知らない状態でも実施できるようにリストにまとめておくなどの仕組み化ができる。

「汎用的」は仕事においては「他の人も同様にできるようにする(仕組み化)」だと思う。まだまだ汎用的にすることが苦手なので、汎用化が得意な人の行動を観察しよう。

おしまい

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