ちろる

なんかその辺でお芝居してたりするひと

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数日前。 5年前に一人暮らしを始めてから最長となる、2年半住んでいた家を引き払った。 横浜の思い出は軽くアンニュイになったり涙ぐんだりしてしまうくらいには、たくさんある。 が、それはさておき、無事に管理会社の方との立ち会いを済ませて新居に戻る帰路でのこと。 東横線の途中でスマホの電池が切れてしまった自分は、その後の電車内での時間潰しも兼ねて渋谷のTSUTAYAで本を買った。 それがサムネイルの文庫本。 『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』(小島秀夫 著)である。

    • 内なる規範

      自らの理想、手段としての規範、自分で課したそのウエイトは足枷に変わり、不自由、時には不寛容を導く。それでもその歩を信じ続けていることに果たして価値はあるのか。ゴールはその道の先にあるのではなく道中で手に入れたガラクタを積み上げた作品こそがゴール。その目的に手段は合致しているか?

      • 俳優業が人間修行であるわけ。1

        俳優をしていると、 特にフリーで活動していれば余計に、 様々なひとと出会うことになる。 〇〇組、劇団××など……名前は色々あるが、 毎回毎回、仕事の度に新たなひとと、現場と出会い、新たな作品を1から作る、ということになる。 仕事は、根底に信用が無ければ上手くいかない、と良く言う。 それはやはり、芝居の世界でも同じで。 この作品をいいものにしよう! と同じ目標を見据えて集まった者同士であっても、 じゃあ「いい」作品ってどういう作品だろう? この作品が目指せるベストは

        • 夢の追い方。もしくは負い方。

          まず、諦めることから始めよう。 どれだけ諦められるかが一番大事だ。 どれだけ夢見ることをやめるか。 どれだけ自分で自分を救うか。 何もしたくないから何も出来ない自分を、 夢見たくなってしまう程に眼前に広がる現実を、 誰にも理解されず孤独で居るしかない自分を、 総て諦めて。 そして、総て背負って。 何も出来ない自分に、何を出来るようになって欲しい? この現実の中で、どんな人とどう出会いたい? 誰にも理解されない苦しみを、その事実丸ごと理解してくれるのは誰?

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