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灘中学校の入試

灘中学校高等学校と言えば名門進学校として有名です。中学の入学試験は非常に難しく、関西では最高峰と言われています。Aライン80偏差値(合格可能性80%に必要な偏差値)は73と言われており、Cライン50偏差値(合格可能性50%に必要な偏差値)は70と言われています(四谷大塚ホームページより)。中学入試は2日に分けて行われ、一日目は国語、算数、理科の試験が実施され、2日目に国語と算数が実施されます。国語一日目は80点満点で語句やことわざなどに関する問題が多く出題されます。そのため、国語力はあまり必要なく、努力して語句やことわざを暗記すれば暗記するほど、高得点を取ることができます。算数一日目は小問がたくさん出題されます。記述欄はなく、答えだけを答える形式です。見たことのないような問題が多く出題されており、算数が得意な人と苦手な人で大きな差がついてしまいます。理科も非常に難しく、変わった問題が出がちです(おそらく入試を作っている理科教員が個性派ばかりだからです(・∀・)ニヤニヤ)。理科に関しては、力学や電気や中和などの計算は方法を暗記するのではなく、なぜそのような式になるのかを理解することが大切だと思います。次に算数2日目ですが、これはほとんどの問題が途中経過も書く形式になっているため、部分点が取りやすいのでわからなくてもそれらしいことを書いておくことをおすすめします。ただ、こちらも1日目同様非常に難しい問題が多いため差がつきやすいです。そして最後に国語2日目ですが、記述問題が非常に多いため部分点を取りやすいです。ただ、1日目と違って国語が得意な人と苦手な人で差がつきやすいです。また、例年最後の大問では詩が出題されるため詩に関する基本的なことは覚えておいた方がよいと思います。
やはり灘中学校の入試では算数が得意科目である人の方が国語が得意科目である人より有利であることは否めません。ただ得意科目が国語だからと言ってあきらめることはありません。算数で受験者平均-10点をとっても、国語で合格者平均+15点をとれば合格できると思います(あくまで個人の考えです)。少しでも灘中学校を目指している方の助けになればよいと思いこの文章を書きました。灘中学校を志望しているみなさん、頑張ってください。


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