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マーセナリーズ・ウィングス 偽りの不死鳥 感想・レビュー

マーセナリーズ・ウィングス 偽りの不死鳥 のプレイ感想・レビューです。


レビューするひと

rsec

えいひれ炙りと同じぐらいタクティカルシミュレーションRPGが好き。

■ゲーム基本情報

  • [タイトル]マーセナリーズ・ウィングス 偽りの不死鳥

  • [ジャンル]タクティカルシミュレーションRPG

  • [ハード]Nintendo Switch

  • [メーカー]ライドオン・インコーポレイテッド

  • [配信開始日日]2018.9.27

  • [CERO]B(12歳以上対象)

  • [公式サイト]https://www.rideongames.com/mercewings/


■簡単なストーリー・世界観

北大陸に位置する、立憲君主制の主権国ドライデン王国。

不死鳥に力を授けられた英雄が、千の敵を打ち倒して国を成したとされている。

その荒々しい伝説を体現するかのように、現国王ハロルドは10年前の即位より諸外国との戦争を繰り返してきた。
長きに渡る戦争の繰り返しにより、国民の不満は限界に達し、イスカリオット伯爵が国民の声を代弁して立ち上がる。

伯爵は反乱軍を組織し、王国軍が隣国へ侵攻している隙に、手薄となった王城を乗っ取ることに成功。

こうしてドライデン王国は、隣国コリングウッドと反乱軍、両勢力との戦いを強いられることとなった。
ハロルド国王は、コリングウッドと対峙して動けぬ正規軍に代わり、反乱軍へ対抗する戦力として傭兵軍の編成を決意する。

王の要請に真っ先に応えたのが「雷鳥傭兵隊」。

「雷光」の異名を持つ剣士ケインと、「不死鳥」と称される 戦士ジェレミーが興した新進気鋭の傭兵隊である。

■さっくりレビュー

5点満点で4項目、20点満点のさっくりレビュー。


[総合点:11点]

クリアタイム
40時間(片方のルート)

設定・ストーリー [3点]
傭兵が国家の争いに巻き込まれて、的な王道。故に安心感はかなりありますが、シリーズものということもあって若干のマンネリはあります。
ただ、この作品単体で見たら要所をおさえているというか、こういったストーリーに必要な要素が散りばめられていて、違和感なく楽しめるし、キャラがあまり多くないので個々への思い入れもそれなりに出てくるので、これが楽しめない人は多分よくある中世的な騎士と魔法の世界!みたいなのはそもそも向いてないんじゃないだろうか。

システム・操作感 [3点]
ある意味タクティカルシミュレーションRPGの教科書とも言えるというか、必要な要素は一通り揃ってます。育成・武器強化みたいな、やり込み要素もあるので、めちゃ時間かけて俺つぇぇぇぇええ!もできると思いますが、
全体的にはテンポが悪い。もうちょっとサクサク動かしたいので、最低限倍速モードみたいなのがないとちょっとダレる。

グラフィック [3点]
そもそもグラフィックに力入れてるゲームじゃないしユーザも求めてないけど、
昔ながらのドット絵はむしろこういうゲームには向いてるしこれはこれで技術と言えるんじゃないか。
逆にAIにドット絵書かせたらどうなるんだろう。ってかドット絵生成AIが欲しい、

サウンド・BGM [2点]
まあ、あまり印象には残ってない。
これも値段相応という感じなのだろうか。
別に悪いところはないと思いますが。

良かった点
このシリーズは多分このジャンルのゲームが好きな人が気軽にやるために安価で提供してくれてるのが良いのだと思います。コスパコスパ。
そもそもこのコンセプトの時点で褒めてあげたい。きっと中の人の趣味と努力の賜物なのだろう・・・とか思いながら、
はるか昔ガラケーでやっていたころに思いを馳せます。
タクティカルシミュレーションが好きな人に気軽におすすめできる作品。

悪かった点
このジャンル好きな人にはおすすめできる反面、特に思い入れない人はあまりおすすめできない。ちゃんと要素を詰め込んではいるけどこれがこのジャンルを代表しているというわけではないので、入門としては良いけどこれをやって気に入らない人はきっとこのジャンル向いてない。
そういう意味では難易度はちょっと高いしレベリングもかなり面倒なので、もうちょっと全体のゲームバランスが良いといいのにな。

その他
タクティクスオウガリボーンも結構初見殺しなので、このジャンルが嫌いにならないように機運を高めてからやるための布石としてこれに手を出してみる・・・とか。どうだろう。
この次の作品からオート戦闘あるみたいなので、そっちのが良いかもしれない。ということで次はそれやってみます。


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