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「ふわっ」とさせると、万事うまくいく

昨今、何でも白か黒か決めたがり、それが正義かのように他人を批判する人も少なくない。いや、誰もがそんな一面をもっているんだろう。
世の中には、はっきりと決めておくべきことと、ふわっとさせておいた方がいいことがある。

🚴_チャリはどこを走るのか

例えば、自転車の交通ルールに関して…
自転車は軽車両として扱われるため、車道を走行することとされている。
が、スピードの出るロードバイクならまだしも、おばちゃんのママチャリや子供の送り迎えをする三人乗りお母さんまでも車道走行を強いられると、これはこれで危険ということで、警察庁HPによると…
「…車道の状況等に照らして車道の通行が危険な場合等は歩道を通ることができます…」とのこと。
解釈の幅がだだっ広い!
このスケールの大きい、ふわっとフレーズのおかげで今日も交通安全が守られている⁉

♨_男子(女子)は何歳まで、異性の湯に入れるのか

みなさんは子どもの頃、温泉施設などでお父さんお母さんに連れられて異性の風呂へ入った記憶ありますか。
私は微かに覚えていますが…あれって何歳までいいんですかね?
ということで、Google先生に聞いてみました。

厚労省によると2020年12月、「子どもが混浴を恥ずかしいと思い始める年齢は6、7歳が多い」などとする研究結果を踏まえて、年齢制限の目安をおおむね「10歳以上」から「7歳以上」に改正。それを各都道府県にも通知し、全国で条例改正が進んでいるとのこと。

みなさん気づきました?ふわっとワード!
正解は、おおむねです!何と懐の深い言葉でしょう。
「おおむねのおかげだぞ!そこの早熟男子!」
てか、厚労省ってそんな研究までしてるんですね。ご苦労様です。
ちなみに、これまでの年齢制限最高の県は「12歳以上」だったそうです。
「いやいや、11歳男子は…立派に反応しますって!」

ちょっと脱線して

年齢について以前から疑問に思っていたことがありまして…
子どもの頃や、若いうちは自分の歳や周りの年齢。先輩後輩って結構気にして生活してるけど、じじいばばあ(愛情を込めた呼称です)になったら気にならないですよね⁉

わたしの個人的な考えでは、日本人の年齢に対する熱量は、子どもを身籠った時点がMAXだと思っていて、その熱量たるや、日齢・月齢などを駆使して数えるわ数えるわ…その後も、お食い初めや七五三など、子供の成長を数えては祝い、数えては祝いと、やりたい放題。
歳を取るにつれて熱は冷め、70歳以降は大雑把に括るとじじいとばばあ(あくまでも個人的な考えです)です。「じいちゃん何歳?」と聞くと「数えで○○歳」とか独特の表現方法でわざと困惑させにきてるとしか思えない。
いっそのこと、過去に浪人や留年をしている人は、死ぬ直前で帳尻を合わせて2~3歳若返らせて、ストレートで進学したことにしてあげればいいのに。
まあ、その無駄に思える歳月が、人格形成で一番大切だったりするんですけどね…

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