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ロクでもないステきなBlog Vol.22-ロクステからのラブレター-


こんにちは。ROCK STEADY WASEDA4年の降旗夏子です。

1月15日に開催されるROCK STEADY WASEDA主催「ラブレター」、配信チケットのご購入はもうお済みでしょうか。

やっとやっとロクステの企画です!!!!

昨今の未曾有の事態でロクステもしばらく活動できなくなってしまっていたのですが、今回約1年ぶり(1年ぶり!!?)にサークルで企画を打つことができます。

一時はどうなることかと思いましたが、配信という形でも無事に企画開催が出来そうなことが素直に嬉しい。

本ブログは、降旗による「ラブレター」出演アーティストの紹介です。長くなってしまいましたがよければ読んでいってください。

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まずは企画概要から

画像1

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2021.1.15(Fri) @下北沢BASEMENTBAR

"ラブレター"

START 19:00

配信:1000円(https://qumomee.toos.co.jp/products/0115_love_letter)

ACT
SPENSR
illiomote
Gi Gi Giraffe
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本来なら会場にお客さんを入れての開催にしたかったのですが、コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言を受けて、配信のみでの開催に変更となりました。健康が第一だからね!家でお酒でも飲みながら楽しんでくれたら嬉しいです。

フライヤーは私の家でロクステ同期のまみちゃんと一緒に作りました。手紙の重ね方考えて、緊張しながら「ラブレター」の文字を書いたのも思い出の一つです。原案出して仕上げもやってくれたまみに感謝!

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【SPENSR】

SSW/Trackmakerのカズキ_ウツミによるソロプロジェクト。AAAMYYYやshowmoreなども昨年ピックアップされたSpincoasterの「NEXTCOMING 2020」にも選出され、注目度急上昇中。作詞作曲はもちろん、デザイン、ミックス、映像制作までも自らこなすマルチアーティスト。
〈公式プロフィール(https://spensr.tokyo/profile)より〉

SPENSRを初めて見たのは2019年のクリスマスに開催されたNew Action! というイベントでした。ロクステ員めちゃくちゃいて面白かった。思えば自粛がある程度緩和されて半年以上ぶりに行ったライブハウスのイベントもNew Action! で、そこにもSPENSRがいました。縁がある〜


私は当時SPENSRのこと全然知らなかったんですが、そこで見たステージが衝撃的に良かったんですよね。「オシャレ」っていう言葉を使うと少し安っぽく聞こえてしまって嫌なんですが、ステージを包む雰囲気がとにかくスタイリッシュで洒落てた。浮遊感、深みのあるサウンドとボーカルがSPENSR独特の世界観を作り出していて、会場ごと異世界に沈みこんだ感覚になりました。その時から、SPENSRを色で表すなら私の中では深い青だな〜と思っています。
リアルな自分に寄り添ってくれるような音楽ももちろん好きですが、私は元々別世界に連れてってくれるような音楽が大好きなので、ステージを一度見てSPENSRに完全に落ちてしまいました。


さっき「オシャレ」という言葉を使いましたが、自身が手がけるアートワークのセンスもとにかく「オシャレ」なんです。ロゴもピクセルアートっぽいデザインもいちいち可愛いし、CDなんてそのまま部屋に飾っておけそう。かく言う私もステッカーを1枚パソコンに貼っています。

音楽的分析なんて出来ない私は全部感覚で音楽を聞いているのですが、SPENSRの楽曲には電子音や生楽器などの沢山の音、そしてジャンル規定なんて出来ないくらい色々な音楽が混ざっていて、聴いてて単純に楽しいんです。それなのにちっともガチャガチャしていない。ともすれば浮いてしまいそうな特徴的なボーカルも音楽にすっきり一体化していてかっこいい、聴いていると思わず体が動いてしまって、、、、そういう所が魅力のアーティストです。


ロクステの企画に出てくれて嬉しい〜!!皆さんぜひ当日はSPENSRの音楽に酔いしれてください。

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【illiomote】

幼馴染であったYOCO(Vo,Gt)とMAIYA(Gt,Sampl)の2人による池袋出身のハッピーポップユニット、illiomote。
2019年3月に、突如としてyoutubeに投 稿された「In your 徒然」がロックからポップス、ルーツミュージックまで混ぜ合わせたNEOな楽曲センスと2人のHAPPYなバイブスが投影されたビデオで話題となり、楽曲発売前にも関わらず「POPEYE」や「BRUTUS」などの雑誌、FASHIONSNAP.COM、spincoasterなどのWEBメディアでピック アップされるなど、早耳リスナーの間で注目が集まっていた。その後2019年年末にリリースされた配信シングル「Sundayyyy/BLUE DIE YOUNG」 はspotifyにて数々の公式プレイリストに選出されるなど謎の多い彼女たちを更に話題とさせた。
〈公式プロフィール(https://illiomote.amebaownd.com/pages/3573425/biography)より〉


昨年11月のインタビューがとても良かったのでよければ。https://cultureuniversitytokyo.com/2020/11/26/we-are-illiomote/


illiomoteのステージで印象に残っているのは、今回のイベントの会場でもある下北沢BASEMENT BARの深夜イベント。
illiomoteとどんぐりずとChunky Cookie Clubが出演していて、とにかくハッピーなイベントでした。illiomoteを初めて見た時から少し時間が経っていたんですが、格段にパワーアップしてて。実はその日ちょっと嫌なことがあって気持ちが沈んでいたのですが、illiomoteのステージ見たら全部どうでもよくなっちゃった。。。そのくらいかっこよくて陽のエネルギーに溢れたステージでした。音楽に救われてばかりですね。


アートワークも可愛くて可愛くて。2019年発売の「Sundayyyy/BLUE DIE YOUNG」「TELEDISCO」のビビッドな色彩も好きだし、TOMASONさんデザインのモンスターのキャラクターもilliomoteのハッピーで奔放な感じがよく表れていて最高。「What is??」のMVが超いいから見てね!


illiomoteを紹介する時に使われる「ハッピーポップユニット」という言葉なんですが、彼女達のジャンルレスな音楽を一括りにしようとした時に、この名前をつけたのは本当に天才。ブラックミュージック、ロックなど様々なジャンルがミックスされてキャッチーに昇華されているのが見事だし、ユニットとは思えないエネルギー量。何より見てると元気になるんですよね、本当に。。。自分達の「好き」に真っ直ぐで嘘がなくて、こっちにもそのエネルギーが伝わってくる。「ハッピーポップ」という言葉がピッタリだと思います。

当日はilliomote見てバイブス上げてハッピーになっちゃってください。

Be true to yourself!!!

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【Gi Gi Giraffe】

東京を拠点に活動する、K.U(Vo./Gt.)、Kazushi(Dr.)、Ryo(Ba.)の3ピースインディーロックバンド。
2016年にフジロック主催「Rookie A Go Go」への出演、またデビューアルバム「Gi Gi Giraffe」で各音楽メディア関係者のみならず、ドレスコーズ志磨氏、THE NOVEMBERS小林氏からも絶賛されるなど、クリエイターから高い評価を得ている。その後2年ほど活動休止状態が続いたが、2020月1月、新作「HOME MADE WORKS 2」がリリースされた。
2020年8月に発売された「Picture」は池田エライザと田口トモロヲが出演するドラマ“名建築で昼食を”のオープニングテーマとなっている。
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昨年2月のOTOTOYのインタビューが良かったので貼っておきます。
https://ototoy.jp/feature/2020022501

ジジジは実は2017年に「DEEP BEAT YELLOW」というロクステの企画に出てくれているんですよね。私は当時は日本のインディーズバンドなんて毛ほどもわからない新入生だったんですけど....。もう一度ロクステの企画に出てくれるというのはなんだか感慨深いですね。

Gi Gi Giraffeの音楽を初めて聴いた時がいつかちゃんと覚えてないんですが、聴いた瞬間めちゃくちゃに興奮しました。良すぎて、え〜〜〜〜〜!!?って言っちゃった。私のすごく好きな音がした。私は元々UKロック中心に洋楽ばかり聴いていてそれも相まってイギリス留学までしている人間なのですが、Gi Gi Giraffeからは音楽にハマりたてのころ狂ったように聴いていた洋楽インディーロックの匂いがして、テンションがめちゃくちゃ上がりました。

かといって既存の洋楽インディーロックをただなぞるだけではなくて「Gi Gi Giraffeの音楽」が出来上がっているのがかっこいい。ローファイなサウンドと、そこに乗っかる加工をかけた歪なボーカルがマッチしていて最高。

私自身が初めてちゃんとGi Gi Giraffeを見たのは再始動後の「HOME MADE WORKS 2」のリリースパーティでした。あれは楽しかった...。当たり前だけど音源で聴くよりも何倍もかっこよくて、ギターリフとディストーションをかけたボーカルが刺さる刺さる。音と世界観で圧倒されました。

全編英語の歌詞も全然わざとらしくなくて、キレキレの音楽の中の一部として流れ込んでくる。私は基本的に音楽の歌詞を全然聴かない人間で、「音」として聴いたときに違和感がなくてかっこいい歌が好きなんですが、Gi Gi Giraffeの音楽はまさにそれでした。

配信でもかっこいい演奏が見られること間違いなしです、お見逃しなく!
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最高の3組が集まってくれました。ジャンルの垣根を飛び越えて自分達だけの音楽の色を確立しているところが共通点なんじゃないかな。一見バラバラの雰囲気ですが、化学反応が起きるのが楽しみです。
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最後に

このブログは本来企画者が書く恒例のものですが、今回の企画は通常のロクステ個人企画というよりは、皆で作った企画という意味合いが強いです。
色々歯がゆい気持ちになることも多い一年になりましたが、この企画はそんな状況下で、ロクステからのラブレターという意味を込めて企画したイベントになりました。絶対に良いイベントになるので、皆さんの元に少しでも音楽のパワーを届けられたら幸いです。
アーティストも最高だからね。聴いて気に入ったらチケットをポチッとしてみてください。

それでは〜。


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