メディア評 有賀さんの死
今週、驚いたのはやっぱり有賀さつきの訃報だった。数多のコメントが示すように、周囲に病気のことは一切知らせずに、旅立ったことがテレビで活躍していた人でもあり、衝撃を与えたのだろう。
一部報道だと、亡くなる前に銀行口座の整理もしていたとのことで、御本人は覚悟されていたのだろう。改めて、今回のニュースを聞いて感じたのは、人は最後は一人で死ぬということ。もちろん、いろいろな人に看取られたり、ということはあるが、最後死ぬときは一人なのだ、と。いくつかのメディアに載った彼女の父上のコメントも、なかなか印象的だったが、そこから感じたのは、有賀さんって相当強い意志を持った人だったのだな、と。まあ、それゆえ事務所の社長の不倫やら、元職場の解説委員との離婚とか、いろいろと周りから見ると、少し驚くことや発言があったが、決断したらそこに突き進んでいくというか。
時折、ブログや仕事仲間の人には、こぼすような発言もあったようだが、基本的には折れなかったんだろうな、と。さて、自分はきちんと一人で死を迎えられるのか、とぼんやり考えていたらきょう2月8日で44歳になった。悔いなく毎日を過ごしたいと感じた次第です。