利き手と逆手使いの片刃ニッパーのススメ
自分はかなりゆるいですがギリギリモデラーの端くれと思っているんですが、実は模型の製作工程で組み立てが一番面倒と感じるのです。
モデラー気取りのくせに何を言ってるんだと諸先輩方からお叱りを受けそうですが(笑
新しい金型技術やよく練られた構造のキットを組み立てるときの驚きなんかは確かに楽しくて良いのですが、基本的に組み立て工程は面倒です。
自分はその後の面出しエッヂ出しやモールドの掘り直し、筋彫りの追加、塗装などの工程に楽しみを見出しています。
しかしこれはキャラクターモデルに限っての事だと思います。
ほとんど経験が無いのですがスケールモデルだと接着していくのが楽しいですし組み立て途中で一部塗装したりとキャラクターモデルの組み立てとはかなり趣きが異なるので経験は少ないですがスケールの組み立ては楽しいなと思います。
そう言う事でキャラクターモデルの組み立て工程と言うのは出来るだけ楽をしたいと思うのです。
そこで利き手とは逆の手使い用のニッパーが楽をするのに有用という話です。
この活用方はwebの某有名模型記事でも紹介されていたのでご存知の方も多いとは思います。
自分は右利きなのでレギュラーモデルのアルティメットニッパーを使っているのですが、童遊舎の凄!シリーズの左手用片刃ニッパーも使っています。
なぜアルティメットニッパーの左手用では無いのかというと単に地元ショップに買いに行ったら左手用がこれしかなかったからです。
切れ味はアルティメットニッパーの方が良いですが、どっちみちペーパーは必ず当てるので多少の切れ味の差はあまり気にならない所です。
単純な話でゲートカットをしているとこう言った障害物があって片刃ニッパーでギリギリまでカット出来ないゲートというのが一つキットを作っていると大体何箇所か出てきます。
こういう時に利き手と逆手使い用の片刃ニッパーがあるとギリギリまで攻めてカット出来る訳です。
どっちみちペーパー当てるんだからそこまでする必要は無いとかそもそも片刃ニッパーである必要さえないというストロングスタイルの諸兄様方も多いかとは思いますが自分のようなシャバ増は後処理が楽な方が良いわけです(笑
片刃ニッパーを2本買うと1万円くらいになってしまいますが結構有用な使い方と思うので資金に余裕ある方はお試しあれ。
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