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盛岡生活記

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日々変わる盛岡、その時々の風景を忘れてしまわぬよう今日もnoteに盛岡を綴っています。いつか自分が読み返した時、誰かがこのnoteを読んでくれた時、 その風景を思い出せるように。
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松の内も過ぎまして

明けましておめでとうございますの挨拶、もう遅いかなと思いつつ、今年初めて会った人には思わずこう言ってしまう。 新しい年の始まりです!なんて、ネットやメディアが盛り上がってたのはほんの10日前なのにね、もうすっかり「新年の特別感」は消え去り、良くも悪くも普通の日が戻ってきちゃったね、おかえり日常。 2022年初投稿、さて今年はどんな風に過ごそうかしら。 約2年ぶりに再会した親友Sと今年について話した時、頭に浮かんだのは「写真を撮ること」と「文章を書くこと」だった。 この

Ciita

穏やかBGM、温かみのある内装、窓から柔らかく入る日差し 時間がゆっくり流れる条件ってこれではないかしら。 ◇ 盛岡市前九年にあるCiitaというカフェに行ってきました。 館坂交差点の近く、車通りの多い道路に面した場所にあります。 外観はぱっと見「普通のおうち」という感じ。(良い意味で、です!) 壁に店名が書いてあるんですよ、書体かわいい 中に入ると、木のぬくもり溢れる家具に間接照明、小ぶりな棚にみちっと置かれた書籍たち、窓際に並べられた食器の数々に目が留まりま

じわじわと

寒くなってきました、盛岡。 今まで割りとテキトーに付けてたスヌード、首もとの隙間から寒さが入ってこないよう完璧に巻いてみたり、朝どんなに慌ててても手袋をはめるようになったり。 エアコンの設定温度も上げちゃうし、こたつも欠かせない。 天気予報では「氷点下」というワードが聞こえ出すし、水道管凍結情報も流れるようになった。これって雪国限定? 車運転しようにも、フロントガラスも凍ってるから解氷スプレーは必須(近所のドラッグストアで200円くらいで買えるからありがたい)。 ま

冬支度と秋桜

昨日、滝沢にある実家へ冬支度に向けた品々を取りに帰った 今旦那氏と住んでるアパートはあまり広くないので、季節物は実家に置かせてもらい、シーズンが来る度にアパートのものと入れ替えをしている 置いているのはもともと私の部屋だった場所、私が実家を出たことですっかり物置と化してしまった 夏の間中レギュラーで頑張ってくれた夏物たちをしまい、来るべき極寒期に備え冬物たちを引っ張り出す お久しぶりだねウルトラライトダウン、今年もよろしくヒートテック 実家という名の無料レンタルスペ

note

岩手県盛岡市内丸に、その名もnoteというカフェがある。 櫻山神社のすぐそばにある建物、その外壁に刺さっている白い旗が営業中の目印。 通りを1本入って右手側にある小さな入り口、細くて狭い階段を慎重に上ると店のドアが現れる。 店内は温かい色の照明。 私は櫻山神社の通りが見下ろせる窓際の席が好きで、空いていればそこを選びがち。 至るところに本や雑誌、映画のポスター、お洒落な雑貨。 行く度に感性をくすぐられる。 ドリンクやデザートはもちろんご飯も食べられるから、いつど

四季の終わり

夏が終わるときは切なさを感じるのに、 冬が終わるときは春を待ち遠しく思う。 秋の侘しさと春の期待感。 どちらも季節の移ろいにすぎないのに、こんなに感情が極端なのは何故。 ◇ 今日の盛岡は快晴、むちゃくちゃ暑い。 ということで月初に岩泉で撮った紫陽花で涼しさを。 最近になって紫陽花の美しさに気づいた。 好きな花ベスト3に入ってる。 葉っぱがハート、めんこい。 今年はさんさもなくなって、夏の風物詩である甲子園もなくて、天気予報の数値でしか季節を感じられない。

盛岡と首都圏と

どこを向いてもコロナウイルスのニュースばかり、嫌になっちゃいますよね。 「今日は〇〇県で何名の感染を確認」だの、「緊急事態宣言で私たちの生活が云々」だの、不安に駆られる毎日。 私の住んでいる岩手県ではまだ感染者が確認されていないようで(実際いるような気はするのだけど)、ここまできたら何が何でも感染者第一号にはなりたくないという一心で日々過ごしている。 手洗いとうがい、よく食べてよく寝る、極力人混みを避ける、マスクをつける、用事がなければ家から出ない。

代理の代償

今、訳あって経理の仕事を手伝っている。 普段は「企画運営」みたいな職種で働いてるけど、件の新型コロナの影響で私の抱えていた企画が吹っ飛んでしまった。 さらに、経理事務の担当者が退職することになり、手が空いてしまった私が経理の代理を務めることになってしまったのである。 え、経理って数字に強くなくちゃダメじゃない?私数学どころか算数すらままならないんだけど? なんて言葉言えるはずもなく。 ていうか、やるしかない、じゃないとうちの職場が回らない。 そんなわけで、請求書の

某 天気の子と3月

私はむっちゃくちゃ晴れ女です。 家族とのお出かけ、大好きなバンドのライブ、一生に1度の結婚式、ここぞという時に晴れる確率はかなり高い。 仕事から帰って家の中に入った途端土砂降り、出掛けようと外に出たらだんだん晴れてきた、なんてことも何度あったことか。 ちなみに旦那氏は強力な雨男。 おんなじ人間なのにこれほど違うものかと驚く。 新婚旅行で小豆島に行ったときも、雨予報をぶっ飛ばして青空 言霊ってあるもんで、「私晴れ女だからな~」ってあちこちで言いふらしてたら、その効力