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盛岡生活記

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日々変わる盛岡、その時々の風景を忘れてしまわぬよう今日もnoteに盛岡を綴っています。いつか自分が読み返した時、誰かがこのnoteを読んでくれた時、 その風景を思い出せるように。
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#岩手県盛岡市

一気に

冬本番になりました、盛岡。 一晩で街は真っ白になり、気温はあっという間に氷点下。 ここが首都圏ならば全国ニュース並みの出来事なんだろうけど、東北ですからね。 雪かき用のスコップやスノーダンプはみんな持ってるから慌てることなく雪かきしてるし。 雪道だってなんのその、滑りにくい仕様のブーツ履いてなに食わぬ顔で通勤・通学。 よく東京なんかだと雪の積もった道で転んでる人をニュースで流したりするけれど、映像見る限り、「そんな踵から着地するような歩き方したらこけるに決まってるべ

じわじわと

寒くなってきました、盛岡。 今まで割りとテキトーに付けてたスヌード、首もとの隙間から寒さが入ってこないよう完璧に巻いてみたり、朝どんなに慌ててても手袋をはめるようになったり。 エアコンの設定温度も上げちゃうし、こたつも欠かせない。 天気予報では「氷点下」というワードが聞こえ出すし、水道管凍結情報も流れるようになった。これって雪国限定? 車運転しようにも、フロントガラスも凍ってるから解氷スプレーは必須(近所のドラッグストアで200円くらいで買えるからありがたい)。 ま

秋とライブ

はぁーーライブ行きたい 目の前で演奏される爆音浴びたい 最後にライブハウス行ったのが今年の2月あたまだから、もうかれこれ8ヶ月も期間が空いている 邦楽ロックにハマって数年、毎年のライブ参戦数は2桁が当たり前だったのになぁーー もちろん、このご時世に合わせてオンラインライブも沢山観てるけどさ やっぱり生音が恋しくなるんだわ あと、メンバー同士の絡みとか機材とか照明とか、入場待ちで並んでる時間すら懐かしく思える ◇ 3週間近く前の話 毎年盛岡市内で開催されるいし

それぞれの師走

世はクリスマスムード一色ということで、盛岡の街も心なしか浮き足立っているように感じる師走の暮れです。 この間、盛岡市内の開運橋を通ったら素敵なライティング発見! 七色、さながら虹🌈🌈 今年の盛岡は雪が少ないのかしら、ホワイトクリスマスにはなりませんでしたね。 相変わらず寒さは厳しいけれど。 ◇ 学生の頃は「クリスマス」って言葉に意味もなくワクワクして心もちソワソワしていたけれど、社会人になったら年末年始のことばかり考えるようになり(仕事納めとか忘年会とか実家への帰

跡形もなく

なくなってしまった。 建っている姿に見慣れてしまっていた自分に気付いた。 盛岡市内開運橋そば、ホテルルイズ 確かに、頻繁に使っている訳ではなかったけどさ、 大通りで飲んだ帰りに1階のコンビニでデザート選んだなぁ さんさのときかき氷買ったなぁ 屋上のビアガーデン家族で行ったっけなぁ、早い時期に行ったから誰もいなくて貸し切り状態だったのがちょっと面白かったなぁ テナントに入ってた中華料理屋さん、美味しかったなぁ なくなっちゃったんだなぁ ◇ 屋上のビアガーデン

べるでデート

大学時代に所属してたサークルの後輩(女の子)とデートしてきた。 その子は8歳年下、つまり私が在学してた頃、彼女は中学生だった。 同じ時、同じ場所にいなかった子。 それがある日をきっかけにものすごく仲良くなり、2人でご飯を食べに行くまでになった。 彼女はまだ未成年なので、行くお店は居酒屋ではなく「ご飯屋さん」に絞られる。今日は盛岡市民なら誰でも知っているであろうハンバーグレストランのべるに行ってきた。 べるは全国チェーンにもなっているびっくりドンキーの1号店。 有名

トレジオン盛岡店

◇盛岡市木伏緑地 盛岡駅前の開運橋から旭橋までの川沿いに新しくできたエリア、飲食店やアウトドアスペースが広がる盛岡の新名所! 今月始め、その中に新しくできた「トレジオン盛岡店」へ。 【トレジオンについてはこちらへ→https://tregion-bal.com/news/?p=167】 東京都赤坂にある、東北の食材を使ったお料理が食べられるお店。しかも、このお店をやってらっしゃる方は東北地方出身ではないそうで、震災をきっかけに東北と縁を持ち、東北の為に活動しているのだ

おじさまのバッグ

通勤中、盛岡駅や開運橋を通る。 それはそれは沢山の人とすれ違うのだけど、何故か結構な確率で目についてしまうものがある。 それは「おじさまのバッグ」である。 大体の人はいわゆるサラリーマンって感じの服装で、スーツに上着、黒っぽい靴に鞄。 黒、紺、茶、グレーあたりの色を纏ってる人がほとんどだから、かえってやたらとハッキリ見える。 もったいぶらずに言います。 見えてしまうのはおじさまのバッグについてる 明らかに可愛すぎるキーホルダー!!!ある人は反射板素材でできた四つ葉

初冬の盛岡

毎日浴槽にお湯張ってあったまりたい私 VS でも水道代とガス代が気になって躊躇ってしまう私 気温と己の寒さへの抵抗力を天秤にかけながら日々の過ごしている盛岡在住の卯月です。 盛岡はすっかり冬の空気に変わってきた。乾いた冷たい風が吹いて、鼻で息を吸うと鼻の奥がツーンと痛くなる。岩手山も徐々に白くなってきて、県内ニュースで白鳥の飛来が話題にのぼっている。 盛岡は本州一寒い土地?らしい。確かに真冬は殺人的な寒さだし(ちょっと言い過ぎか)、水道管が凍ることも珍しくない。

雨の夜、待ち合わせ

10月も終わりに近づいた頃、雨の夜に私はカワトクの入口に立っていた。 カワトクとは、岩手県盛岡市にある老舗デパートのこと。1階は化粧品売り場になっていて、なんとも言えない芳醇(?)は香りが漂ってる。私はその香りを「大人の女性の香り」だと思っている。上の階には婦人服、紳士服、寝具、ギフト、キッチン用品、書店などなどの売り場があり、地下には食料品、最上階はレストランエリアになっている。 盛岡市民、いや、岩手県民にとってのTHE 百貨店、THE デパートというべき建物がカワトク