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盛岡生活記

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日々変わる盛岡、その時々の風景を忘れてしまわぬよう今日もnoteに盛岡を綴っています。いつか自分が読み返した時、誰かがこのnoteを読んでくれた時、 その風景を思い出せるように。
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2019年11月の記事一覧

橋だらけの街、盛岡

盛岡には大きな川が流れている。 北上川という名前、岩手県外在住の方は知っているのかしら。 とにかく、でっかい川が県庁所在地にどーーんと通っている、それが盛岡市。 故に、やたらと橋が多い(と私は思っている)。 舘坂橋、夕顔瀬橋、旭橋、開運橋(別名 二度泣き橋)、不来方橋、富士見橋、上の橋、中の橋、下の橋、与の字橋、明治橋…… とにかく、やたらと橋がある。 ◇ 盛岡には昔お城があったから、周囲に川が流れてることは守備の面から考えれば大きなメリットだったのだろう。

トレジオン盛岡店

◇盛岡市木伏緑地 盛岡駅前の開運橋から旭橋までの川沿いに新しくできたエリア、飲食店やアウトドアスペースが広がる盛岡の新名所! 今月始め、その中に新しくできた「トレジオン盛岡店」へ。 【トレジオンについてはこちらへ→https://tregion-bal.com/news/?p=167】 東京都赤坂にある、東北の食材を使ったお料理が食べられるお店。しかも、このお店をやってらっしゃる方は東北地方出身ではないそうで、震災をきっかけに東北と縁を持ち、東北の為に活動しているのだ

おじさまのバッグ

通勤中、盛岡駅や開運橋を通る。 それはそれは沢山の人とすれ違うのだけど、何故か結構な確率で目についてしまうものがある。 それは「おじさまのバッグ」である。 大体の人はいわゆるサラリーマンって感じの服装で、スーツに上着、黒っぽい靴に鞄。 黒、紺、茶、グレーあたりの色を纏ってる人がほとんどだから、かえってやたらとハッキリ見える。 もったいぶらずに言います。 見えてしまうのはおじさまのバッグについてる 明らかに可愛すぎるキーホルダー!!!ある人は反射板素材でできた四つ葉

初冬の盛岡

毎日浴槽にお湯張ってあったまりたい私 VS でも水道代とガス代が気になって躊躇ってしまう私 気温と己の寒さへの抵抗力を天秤にかけながら日々の過ごしている盛岡在住の卯月です。 盛岡はすっかり冬の空気に変わってきた。乾いた冷たい風が吹いて、鼻で息を吸うと鼻の奥がツーンと痛くなる。岩手山も徐々に白くなってきて、県内ニュースで白鳥の飛来が話題にのぼっている。 盛岡は本州一寒い土地?らしい。確かに真冬は殺人的な寒さだし(ちょっと言い過ぎか)、水道管が凍ることも珍しくない。

雨の夜、待ち合わせ

10月も終わりに近づいた頃、雨の夜に私はカワトクの入口に立っていた。 カワトクとは、岩手県盛岡市にある老舗デパートのこと。1階は化粧品売り場になっていて、なんとも言えない芳醇(?)は香りが漂ってる。私はその香りを「大人の女性の香り」だと思っている。上の階には婦人服、紳士服、寝具、ギフト、キッチン用品、書店などなどの売り場があり、地下には食料品、最上階はレストランエリアになっている。 盛岡市民、いや、岩手県民にとってのTHE 百貨店、THE デパートというべき建物がカワトク