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マウス感度ってなに?

はじめに

ゲームをキーボード・マウスでプレイする人が必ず設定する項目、それが「感度」だと思います。

感度を設定するにあたって「DPI」「eDPI」「ポーリングレート」「ゲーム内感度」など、新しい単語があって混乱することがあると思いますので個人的にわかりやすく解説していけたらと思います!

DPIとは

DPI (Dot Per Inch) とは、1インチマウスを動かした際にポインターがどの程度移動するかを示した数値になります。

「ドット」とは画面上の点を表しています。
モニターを近くで凝視したりすると、小さな点の集まりが見えるかと思います。それがドットです。

「インチ」とは、長さの単位で 1インチ = 2.54センチメートルです。
よくテレビで55型とかあると思うのですが、あれはテレビの対角線 (左下から右上を直線で結んだ時の長さ) が 55インチであるという意味になっています。

「Per」とは、 " / " です。 1km/時 とか 1L/秒とか。毎。マイ。ごと。
つまり、1インチごとにどれくらいのドットが動くかという話です。

eDPIとは

こちらは簡単で、DPI x ゲーム内感度で計算できます。
例えば、DPIが800でゲーム内感度が5%の場合は

800 x 5 = 4,000 

となります。0 ~ 100%だと数が大きくなるので、10や100で割ってから計算してもいいかもしれないですね。

この「eDPI」のいいところは、別のDPIでも同じゲーム内感度に設定できるということです。
例えば、800DPIで10%の場合、eDPIは 800 x 10 = 8,000になります。
では、1600DPIの場合で同じeDPIに設定する場合はゲーム内感度はどのように設定すればいいでしょうか?

解答は簡単な一次方程式で求めることができます。
ゲーム内感度を A とすると

1600 x A = 8000
A = 8000 ÷ 1600
A = 5
答え: A = ゲーム内感度 = 5% という数値がわかります。

ポーリングレート (レポートレート)

こちらは 無線のマウス専用 の設定になります。
無線マウスでは、PC本体にレシーバーなどを設置して、マウスの操作情報などを通信をしています。

ポーリングレートは 1秒間に何回操作情報を送信するか を示してます。

例えば、1000Hzであれば、1秒間に1000回送信します。
1ミリ秒 (1秒 = 1000ミリ秒) に1回の間隔で送信されるということになりますね。
この値は1000Hzにしておけば大丈夫、というのが普通のようです。

ゲーム内感度

ここまでは、マウス自体の設定の話でした。
次にゲームの "感度" についてお話していこうと思います。

感度には、大きく分けて「ハイセンシ」「ミドルセンシ」「ローセンシ」の3つがあります。
「センシ」とは Sensitivity (センシティビティ) という英単語で「感度」という意味を表します。

どの感度が強いの?という疑問に関しては、たくさんの意見があると思いますが、個人的には「当てれるハイセンシが最強」だと思います。

筆者は、Fortniteは800DPIの4.5%でやっています。 (振り向き22.86cmです)
これは、結構なローセンシです。自分のが何cmかを調べたい場合は、以下のサイトを利用してみてください!

Fortniteの話になってしまいますが、キーマウでプレイしているとPadと違い通常時と建築時で感度を変更することができません。

感度が高いと、少しマウスを動かすだけで視点が大きく動いてしまいます。
逆に感度が低いと、大きくマウスを動かさないと視点が動かないです。

ハイセンシだとエイムが当たらないな・・と思いつつ、ローセンシだと振り向きなど大きな視点移動が大変なのでメリット・デメリットあるなぁと思います。
ミドルセンシを極めていくのもひとつの道かもしれないですね。



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