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り、の番

交換日記って良い。
誰かが見てくれるという点でブログもいいけど、
必ず見てくれている人が特定できているのが心強い。
控えめな承認欲求が満たされる、ね。

私も自己紹介から。
35歳。岩手県出身、愛知県在住。
証券会社の営業というゴリゴリな社会人生活を経て、自らの強い希望により現在専業主婦。
一応小さな会社の社長夫人。
家族は夫、1歳半差の年子兄弟。現在4歳と2歳半。
真面目なズボラ。
年子男子育児に手こずっており、
マンションの向かい側の住宅に反響する私の怒鳴り声に苦情がこないか心配している。
怒らない育児?え?なにそれ。

5月23日
今日は火曜日。
週一回の幼稚園のお弁当の日。
5時起きの日だ。
最近はラジオを聴きながらお弁当作りをする、という楽しみを見つけたので、
朝が弱い私もどうにかこうにか耳から起きる。
以前はテレビをつけて、
キッチンから画面が見えなくとも音だけで情報収集をしていたが、
やはり音だけ聞くには耳から専門のラジオは素晴らしい。ちゃんと理解できるので無事目が覚める。
苦労して作ったパンダのキャラ弁。
顔が怖いから誰にも見られないように食べ終わりたい、と言われる。
キャラ弁作って約1年。初めての苦情に笑える。

長男がお風呂上がりに、興奮気味な様子で宇宙について語っていた。
突然始まる4歳の宇宙観。
宇宙には心臓を止めてしまう魔法がある。
(宇宙には酸素がないので息ができない)
だからロケットから出る時は、ロケットのフックに紐を引っ掛けて出掛けないと心臓が止まる。
そうちゃん(次男)がう○ちをしたくなっても、地球のお尻拭きは使えないから、もし出てしまったら帰ってくるまで臭いまま。なお、宇宙専用のお尻拭きはまだ開発されていないらしい。だからそうちゃんはまだ行けないかもしれない…。
とっとが仕事!って言っても、焦って帰るのはだめ。なぜなら焦ってドアを閉める際にドアの破片が地球に落っこちちゃうから。
宇宙人は流れ星を作る魔法が使える。
出発するなら夜ね?星が見えた方がいいでしょう?(宇宙が黒いのは夜だからだと思っている)
おさるのジョージなどで得た宇宙の知識を、
小さな頭の中でこんなにも噛み砕いて考えているとは…!
おさるのジョージでは魔法なんて言葉は使わないし、勝手にファンタジー要素を散りばめた長男の頭の中、素敵!

一方今日の次男。
最近のお風呂のおもちゃはマヨネーズの空容器。
お湯を入れてピューっと出して遊ぶ。
終始酔っ払いのような絡み方をしてくるうちの次男は、
「マヨネーズ〜を〜!?かけるか〜い!?」
とマヨネーズのCMかよ…という陽気な掛け声を編み出し、
こちらが返事もしていないのに、
「マヨネーズ〜を〜かけるよ〜〜んびゅーーーー!!!!!」
と頭のてっぺんからお湯ぶっかけてくる。
実際にはお湯だが、頭から調味料ぶっかけてくるという下品極まりない遊び方をする次男。
何度も何度もマヨネーズ(実際はお湯)をかけられながら思い出した。
そういえば、頭から調味料ぶっかけられたこと、あったわ、と。
母親に、反抗期真っ只中の中2のとき、醤油を。
「もう出て行きなさい!!」のタイミングで母が手に持っていたのが醤油差しだったとか。
それを投げつけられたのだった。
醤油差し投げつけて、そんなに醤油かかるかね?って今だと冷静に考えちゃうけど、
実際朝に醤油差し投げつけられた私は、終日醤油臭かった。
お弁当も作ってもらえず、クラスで余った牛乳を、自らが放つ醤油の香りをおかずにしながら空腹に流し込んだのを覚えている。
次男が反抗期になって、もしそんな場面に直面したら、絶対に私はマヨネーズをぶっかけよう、と心に決めた。
昔はコンディショナーがわりにマヨネーズ塗ってたのよ〜っておばあちゃんも言ってたし。
ちなみに次男はまだマヨネーズ、と言えず、「マノドーズ」「マネドーズ」等と発音しているけれど、文中ではわかりやすくマヨネーズにしたよ。

そんな1日。

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