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(番外編)ブロックチェーンEXPO2024春で見つけた注目のNFTサービス3選

Web3.0は自治体を救う!」をコンセプトに
自治体職員である筆者が自治体職員に向けて先進事例などを紹介するnoteです。


こんにちは!こうです。
今回は番外編ということで、
先日ブロックチェーンEXPO2024春(https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp/showreport/spring.html)に参加してきました。多くの出展企業が最新の技術やサービスを紹介していましたが、特に印象的だった3つのNFTサービスをご紹介します。
※なんかよくあるセールスっぽい書き出しですが、ちゃんと自治体職員が現地に行って感じた記録です


1 位置情報を活用したNFT発行

最初にご紹介するのは「POWP」。
位置情報を活用してNFT発行を行うサービスです。

POWP公式サイトより

NFTの知識やWeb3ウォレットの事前準備がなくても利用でき、POWP(NFT)を取得することで、その時その場所にいた記録をブロックチェーンに刻む事ができるようです。

これ、オーバーツーリズムの解消に使えそう。
観光地を巡るスタンプラリーに使えば、地理的な要因で観光客に恵まれない場所への周遊を図れるし、NFTをコンプリートしたらもらえる特典で自治体のゆるキャラグッズとか、特別な体験チケット(伝統工芸体験とか)にしちゃえば、自治体のプロモーションを兼ねることもできますね。

POWPでできること


2 LINEで簡単ウォレット作成とNFT受け取り

次にご紹介するのは「キリフダ」というサービス。
ユーザーがLINEアカウントだけで簡単にウォレット作成・NFT受取できるサービスです。

株式会社synschismo公式サイトより

実際に見せてもらいましたが、LINEアカウントさえあれば
ウォレット作成・NFT受け取りがワンタップ
って感じで、めっちゃ簡単だし、何より使い慣れたLINEで完結できるってのが素晴らしかった。NFTに詳しくない人でも安心して利用できますね。

また、NFTの発行者もLINEアカウントあればできるので、自治体公式LINE持っているところは強いですし、NFTを取得したユーザーに向けたプッシュ通知も可能とのことで、LINEがインフラと化している日本において、強力な打ち手になるかもです。


3 手軽にNFT体験を提供

最後にご紹介するのは「MintMonster」です。
Web3が誰にでも手軽であることを追求した、メールアドレスでの簡単ウォレット作成・NFT受取ができるサービスです。

MintMonster公式サイトより

また、NFTの保有情報を管理することができ、特定のNFTを持つまたは複数のNFTを揃えるなどのミッションを設定することで、ミッションクリアによる限定コンテンツの公開やクーポンの付与など、さまざまな特典の設計も可能です。

NFTの強みを活かした活用



まとめ

以上、ブロックチェーンEXPO2024春で見つけたNFTサービス3つを紹介しました。どのサービスも、ウォレット作成・NFT受取をより簡単にすることを重視している印象でしたし、時代はNFTが知識がないと使えないフェーズから、知らなくても使えるフェーズに進んだのかなと感じました。

それにしても、やはりリアルの場で最新のサービスや事業者の生の声を聞くのはとても刺激的でした!
Web3事業に興味のある自治体職員の方は、ぜひ現地参加をオススメします!
※旅費予算さえあればですが笑


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