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【AIと学ぼう】初心者が哲学書を読むならChatGPTがとても便利!

こんにちは。リョウヘイです。

実は僕、最近になって初めて「哲学書を読んでみる」という小さな挑戦をしています。

哲学書ってなんだか難しそうで、つい敬遠していました。でも、興味はあったので、いつかはシッカリ読んでみたいなーと思ってたんですよね。

そして、読み始めて気づいたのは、

初心者が哲学書を読むなら、ChatGPTがスゴク便利!

ということ。今日は、そんなお話です。

* * *

僕が気になって手にとってみた本は、ショーペンハウアーの『幸福について―人生論―』という哲学書。Youtubeで要約動画を何本か観たら面白そうだったので買ってみました。


要約動画で内容はザックリ頭に入ってるので、いけるかな?と思っていましたが、読み始めてみるとやっぱり難しい!

言い回しが複雑で、理解に時間がかかってしまいます。例えばこんな文章が出てきます。

思想の汲めども尽きぬ活発な動き、内面の世界、外面の世界の千差万別の現象に触れて絶えず新たに湧き起る思想の流動、思想の時々刻々に異なった結合を生み出す能力と、これを生み出さずにはいられない衝動、といったようなことのために、緊張の弛緩した数刻の刹那はともかくとして、優れた頭脳は全く退屈知らずである。

さて、こんなときにChatGPTの出番です!「わかりやすく言い換えて」と頼んでみました。

以下の文章を中学生でも分かりやすいように言い換えてください。
"""
思想の汲めども尽きぬ活発な動き、内面の世界、外面の世界の千差万別の現象に触れて絶えず新たに湧き起る思想の流動、思想の時々刻々に異なった結合を生み出す能力と、これを生み出さずにはいられない衝動、といったようなことのために、緊張の弛緩した数刻の刹那はともかくとして、優れた頭脳は全く退屈知らずである。
"""

するとこんな風に返してくれました。

この文章は、とても賢い人の頭の中のことを説明しています。

賢い人は、いつもたくさんの新しい考えが頭の中に湧き起こっていて、決して退屈しません。彼らは、自分の中の考えや外の世界のいろいろなことについて、ずっと考えています。そのため、彼らはいつも何か面白いことを考えていて、退屈することがありません。

大分やさしい表現になりましたね!これなら頭にスッと入ります。細かいニュアンスは削ぎ落とされてしまうので、完全な理解とは言えないかもしれませんが、初心者がはじめて読むならコレもひとつの読み方かなと思いました。

また、有名な哲学書ならChatGPTも中身を知ってるみたいで、内容についての質問にもある程度は答えてくれます。

こんな風に聞いてみました。

ショーペンハウアーの『幸福について―人生論―』という哲学書では、「頭の良い人は退屈しない」ということが書いてありました。そんな風になるためには、どんな努力をしたら良いですか?

ChatGPTの答えがこちら。

アルトゥール・ショーペンハウアーの『幸福について―人生論―』で述べられている「頭の良い人は退屈しない」という考えは、知的な追求と精神的な充実に関連しています。このような精神状態を実現するためには、以下のような努力をすることが考えられます:

知識の追求: 読書、学術的研究、または新しいスキルの学習を通じて、常に新しい知識を追求することが重要です。ショーペンハウアーは読書の価値を高く評価していました。
思考力の鍛錬: 単に情報を得るだけでなく、批判的思考や分析的思考を鍛えることも大切です。異なる視点から物事を考え、自分なりの意見や理論を形成することが求められます。
内省と自己理解: 自分自身の内面に目を向け、自己理解を深めることも、精神的な充実には不可欠です。瞑想や日記をつけることが役立つかもしれません。
芸術と文化への露出: 音楽、美術、文学など、さまざまな芸術形態に触れることで、感性を豊かにし、インスピレーションを得ることができます。
対話と議論: 知的な対話や議論を通じて、自分の考えを深めるとともに、他者の視点を理解することも重要です。
健康な生活習慣: 身体的な健康も精神的な健康に影響します。適度な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠など、健康な生活習慣を維持することが大切です。

これらの努力は、退屈を感じにくい知的で充実した生活へと導くでしょう。ショーペンハウアーの哲学は、個人の内面の豊かさと、外部世界との関わり方に深い洞察を与えてくれます。

ChatGPTの回答は必ず正しいってわけじゃないのが注意ですが、気になったことを聞きながら読み進められるのはスゴク心強いです…!

「哲学書って難しそうだしなー」という心のブレーキを少し外してもらったような気持ちになれました。

* * *

というわけで、今回は「ChatGPTを使って哲学書を読んでみよう」というお話でした。

僕は「AIは人間にとって代わるもの」というよりは、「人間の創造性をさらに高めてくれるもの」として使いたいなーと思っています。

こんな風に、始めて自転車に乗る時の補助輪みたいにAIが役立ってくれれば、スゴク楽しみながらAIと仲良くできそうな気がした、というお話でした!

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