見出し画像

ChatGPTに「エイリアン3」の脚本を分析してもらったら面白かった話

こんばんは、リョウヘイです。

近々公開されるエイリアンシリーズの新作「エイリアン:ロムルス」がちょっと気になっています。

僕は「エイリアン」「エイリアン2」「エイリアン3」は観てるんですが、中でも3は「男性囚人だけが収監された流刑所のような惑星」という変わった舞台設定でした。

さらには主人公のリプリーが、その惑星に住むクレメンスという男性と甘い関係になり、肉体関係まで持つというこれまでにはなかった展開になっています。

なんでこんな脚本になったんだろう?と気になったのでChatGPTに聞いてみると、なかなか面白かったので紹介します!

ChatGPTに脚本家になってもらう

ChatGPTに以下のようなプロンプトで聞いてみました。

あなたは世界一優秀な脚本家として振る舞って下さい。

『エイリアン3』では男性囚人だけが収監された星が舞台になっています。そして、主人公はその中のひとりクレメンスと関係を持ちますが、これは脚本上どんな狙いや効果がありましたか?

ChatGPT4o使用

以下、ChatGPTの答え


1. 人間的な繋がりの象徴

『エイリアン』シリーズの中心にあるテーマの一つは孤独と恐怖です。リプリーは過酷な状況下で繰り返し生き延びてきましたが、同時に彼女は孤独に耐えてきました。クレメンスとの関係は、そんな孤独の中で人間的な繋がりを求める行為の一環と考えられます。極限状況において、人は生存本能だけでなく、精神的な慰めや理解を求めるものであり、このシーンはその側面を強調しています。

2. キャラクターの脆さと強さの表現

リプリーは強い女性キャラクターとして知られていますが、このシーンでは彼女の脆さも描かれています。彼女がクレメンスに心を開くことで、自分が単なる戦士やサバイバーではなく、感情を持った人間であることが示されます。この関係を通じて、リプリーのキャラクターはより多面的に描かれ、観客に彼女の内面に共感させる狙いがあります。

3. 絶望的な状況の対比

このシーンは、収監施設という絶望的な環境の中での一瞬の安らぎとして機能しています。これにより、リプリーの未来に対する希望や、これから直面するさらなる恐怖とのコントラストが強調されます。この短い平穏の瞬間が、後の悲劇や困難を一層際立たせる役割を果たしているのです。

4. エイリアンという脅威に対する人間の無力さの示唆

エイリアンという圧倒的な存在に対して、人間が持つ唯一の拠り所は互いへの信頼や愛情であることを、この関係性を通じて示唆しています。しかし、エイリアンの存在が再びその関係性を脅かすことで、人間の無力さが浮き彫りにされます。これにより、シリーズ全体のテーマである「人間対未知の脅威」という構図がさらに強調されます。

このシーンは、ただのロマンスや性的な要素として機能するのではなく、キャラクターの深みやテーマの強調、物語全体のトーンの形成に寄与していると言えます。


なかなか面白い分析!

監督や脚本家が実際にこういう意図でつくったかはまた別の話ですが、脚本の勉強としてはかなり良さそうですね!

お薦めマガジン

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?