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BRADIO を勝手に紹介 と日記

クロシオです。

2020年12月12日、BRADIOというバンドの10周年記念LIVEに行って来ました。LIVE自体の感想を書こうとも思ったけれど、「そもそもLIVEの感想って既にBRADIOのファンしか興味ないのでは?」と思ったので、思い切って割愛。最高でした。気になる方は他のBRADIOファンの方の記事などを探してみて下さい。

という訳で本日はBRADIOを知らない人へ、特に音楽ニワカのあなたへ、ざっくりとした紹介記事なんかも良いんじゃないかと。

取り敢えず今日伝えたい魅力は大きく分けて3つあります。

①「聴き込める曲」が非常に多い

ボーカルが歌唱力お化け

③ダサさ

上記3点、記事の後半で紹介しますが、ここに参考URL貼っておくので

https://www.youtube.com/watch?v=aa05i-ErzTA

「あ、なんか良さそうなバンドだな。聴いてみよう」って思えた人は今日の記事もう見なくてもいいです。

BRADIOを聴け。

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BRADIOライブ前に横浜散歩もついでにしたのでちょっとだけ紹介。

画像1

横浜中華街にて肉まん、鳥の唐揚げを堪能。

画像2

赤レンガ倉庫にて、期間限定でアイススケート場が出来ていた。

十数年以上ぶりたったので不安だったが、わりかし滑れた。意外と全身を使うので、水泳に近い感覚がする。終わった後の疲労感が心地良い。

画像3

みなとみらい周辺はどこに行っても写真映えしますね。

日記終わり!

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さて、本題のBRADIOについての紹介ですよ。

①「聴き込める曲」が非常に多い

ボーカルが歌唱力お化け

③ダサさ

①「聴き込める曲」が非常に多い

実は私自身、BRADIOというバンドを知ったのは今年の夏の終わりくらいでした。きっかけはYoutubeで音楽を漁っていたこと。先ほどURLを貼った「幸せのシャナナ」で知りました。

その後、公式Youtubeを聴いてみたり、サブスクを漁ったりしてみたところ、何回も聴きたいと思う曲が本当に多い。アーティストのアルバムとか垂れ流している時に、「あ、この曲好きだな。後でまた聴こう」という曲あるやん?

そればっかりなの。

「後でまた聴こうと思って、タイトルをメモしてたけれど全曲良いから途中でやめる」を3回やりました。

ボーカルが歌唱力お化け

私自身、楽器に携わってきた人間ではないので、バンドメンバーの楽器の上手さは正直、わからん。でもボーカルは素人でもわかる。低音から高音まで非常に安定している。カッコいい。

歌の上手さは、①の「聴き込める曲」が多い理由の一つでもあると思う。

耳に残る曲には、耳に残る音心に響く音が必要だが、声量も音域も、声の種類も自由自在な磨き上げられた「ボーカル」はこの世に二つとない貴重な楽器だと思う。使える楽器の独特さが、貴重さが、それだけこのバンドの表現力の幅を押し上げている。

Youtubeのライブ映像にもありますが、あれだけ歌い踊りながらも高音も低音も、完璧に歌い切っている。みんな歌ってみ?すんごい難しいから。この人達の曲。喉枯れるわ。

ついでに言うとアフロ。覚悟の髪型。ファンキーの頂点感ある。

なんで10年やってて今の評価なんだ。もっと知られてくれ。

③ダサさ

どゆこと?という方に説明すると、

例えば先程も挙げた「LA PA PARADISE」という曲、

以下の歌詞がある。

お前とDance all through the night どこでもダンスをするじゃない  とびきりなDance all through the night  もうどうにも止まらない

よく見るとダサくね?文脈も「じゃない」ではイマイチ繋がっていない。「韻を踏んで上手いこと言った」が先行している。

だがそれが良い。

歌詞にも、PVにも垣間見えるのだけれど、絶妙にダサさを感じる部分がある。そこに親しみやすさと、入り込みやすさを感じる。人目を気にした繊細なカッコよさよりも、やりたいことを全力でやっている清々しさ。難しい言葉を使うよりも、誰にでも伝わる言葉を用いる事で、きれいに流れ切る音楽。そこが気持ち良い。

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ざっくりと3点語りましたが、少しでも魅力が伝わったかしら。

長々と話しましたが、結論、

いいからBRADIOを聴いてみてくれ。



※以下、個人的な想い。ここから先は後書きなので、暇な人だけ読んで下さい。


私の個人的なイメージなのだけれど。BRADIOの人達は「笑う」という事をいろんな方向から伝えようとしていると思う。色んな曲で、

・踊り出したくなる「笑い」

・マヌケに転ぶような「笑い」

・格好をつけようとした様を見て、口から溢れ出てしまう「笑い」

など、節々に「なんでも良いから、心から少し笑ってよ」という気概を感じる(気がする)。昨日のライブでも「笑って貰えるのが喜び」と言ってたのだが、その想いは私にはなんとなく伝わっていた(気がする)。

そういった、ドッシリとした力強い実力のもと、ドストレートな想いをぶつけてくれる音楽を、今の音楽が浸透した次の世代ではまた、人々が求め始めるのではないか。

昨今、ボーカロイドや歌ってみたから人気が出たアーティストが台頭している。私自身、元々ボカロや歌ってみたに色々触れてきた身だからこそ、何となく感じている部分なのだけれど、

ボーカロイドの系統は精巧な飴細工だ。細い針や摘みを駆使し、音や言葉の棘の先まで、拡大鏡を使いながら作り上げていく。それは、「私の想いを1から100まで、なるべく正確に伝えたい」という熱意が成すものであり、そこの魅力がボカロ文化を成長させたと思う。

それに対し、

BRADIOのような音楽は、木彫りの彫刻だと思う。自分のしっかりとした根幹を中心に、その力強さが失われないように、なるべく大きく、なるべく遠くからも見える作品を作り上げる。それは、「私の想いの根幹の部分を、まず1つだけ伝えたい。」という熱意が成すものであり、その姿形の大きさが故、人々の目にとまり、集まり、長い歴史を残している。

私はオタクなので、昨今のボカロの「良さ」も多少なりわかっているつもりだ。だからこそ言いたいのだが、ボカロ好き、最近のネットの音楽が好きな人たちにも改めて、世の中には「色んなジャンルの音楽があるぞ」「色んな魅力がある音楽があるぞ」という事を伝えたい。それは演歌でもいいし、ゴスペルでもラップでもなんでもいいのだけれど、私としてはとりあえず、

いいからBRADIOを聴いてみてくれ。

他にも色々伝えたいことはある。そりゃあある。けれども、とりあえず紹介だけ。

勢いで書いたのでまた編集するかもしれんけれど、本日はこの辺で。

以上、クロシオでした。

回ればいいのよ元々空気