「亭主 施設で 留守がいい」!? BY 妻 『無料公開 投げ銭方式』
●ようこそ身体障害の世界観へ●
ご主人のみなさん!
あなたが怪我・病気などで身体障害者になったら奥様はちゃんと自宅で介護してくれると思いますか?
うちの妻はできた人間だからきっと自宅で介護してくれるよ~と思っている
あなた!!!
甘いですよ!
私の経験上、ご夫婦のどちらかが要介護者になった場合、施設に預けられる割合は夫の方がダントツでしたからね~。
これを見ているご主人!あなたの奥様は本当に大丈夫ですか?
ちゃんと奥様を大切にしていますか?
あなたが亭主関白だったら・・・即、施設行き決定ですよ!!!
そして
亭主 施設で 留守がいい!
なんて言われちゃいますよ~。
【所詮 他人なんですよ!】
なぜ長年連れ添ったご夫婦なのに、妻は夫を施設に入れてしまうのか?
結婚式で「健やかなるときも病めるときも~」という誓いの言葉は・・・
どこに行ってしまったのでしょうか?
誓えなくなってしまった状況があります。
障害を負ったことにより『人格が変わってしまった』ため、
介護負担が莫大になるのです!
人格が変わるってどうゆう事?って思うでしょう~。
具体的には「怒りっぽくなる」「やる気がない」「判断ができない」「意味不明な行動をする」などです。
以前とは違う夫の言葉や行動に対して妻は介護に疲れ、
ひどくなると殺意さえ湧いてしまうようです。
確かにありますよ!
障害者になった夫に向かって
「あんたなんて〇んじゃえばよかったのよ!」
というセリフを聞いたことがあります。
それだけ、介護というものは大変なのです!!!
障害者になってしまった夫に対して、介護する妻が悩んだり、苦しんだりするぐらいなら施設に預けた方がいいのではないでしょうか?
そうです!
施設に夫を預けて楽になりましょう!!!
続きをご覧ください。
登場が遅くなりましたが今回の主人公はCさん(50代)です。
Cさんは自宅で気分が悪くなり倒れてしまいました。救急車で病院に運ばれ、検査の結果『脳梗塞』との診断でした。
すぐに治療しましたが、結果として右半身麻痺になり、車イスの生活が始まりました。
また失語症にもなってしまったため、思っていることが『言葉』として出てこなくなり、返事の「はい」しか言えなくなりました。
でもね、あと言えた言葉がもう一つあるんですよ!!!
何でしょう???
答え:「バカ野郎」です!
すごいです!
汚い言葉ほどすぐに言えるものなんです。
例えば
「チクショウ」「テメー」「コノ野郎」「ナメルナ」など
人を脅したり、馬鹿にしたりする言葉は比較的早く言えるようになるから
曲者なのです!!!
確かに病人になると、何かと身体に苦痛を伴うことをやらなければならないことが多くなります。
(例えば:身体に辛い検査・無理に動かすリハビリ等)
だから、何かしらの暴言を吐きたくなるんでしょうね~。
必死で何かを伝えたい。
それが【暴言】とはお粗末なものです!
人間 所詮 そのようなレベルなんですよ。
Cさんの奥様は綺麗な人でした。年齢こそ50代は過ぎてましたが、昔はとっても美人だったんだろうな~。ってすぐわかりました。
Cさんの奥様も夫に元気になってもらいたいという気持ちはありました。
最初は家で介護する”つもり”でいました。
それで、いざ! 退院して自宅で介護をしてみると・・・。
ま~あ!大変!!! こんなにも『介護』が大変だったとは思わなかったようです!!!
しかも、脳梗塞の影響により 一段と「わがまま」が増した本人の相手は相当、苦労の連続だったようです。
奥様はすぐに音を上げてしまいました。
仕方ありません。 世の中にはこのような人もいるのです。
では、その後どうなったか???
答え:速攻 身体障害者施設へ旦那を預けることになりました。
残念ならがら即決です。
いいんですよ!施設に預けたって!
【私は○○のため夫を施設に預けました】
妻たちは夫を身体障害者施設に預ける際、いろいろな状況はありますが、よくよく見てみるといくつかにパターン化されています。
この3つのパターンが多かったのでまとめてみました。
①まわりが施設に預けなさいと言ったから
妻としては「自宅で介護できるかも?」と思っていても、子ども・親戚の人たちが「施設に預けた方がいい」と言ったから施設にお願いしましたタイプです。
これは妻が自分の意見を持たずに周囲の意見を尊重してしまった結果です。このような人は「自分(妻)は悪くない!周囲の人が勧めたから・・・」と言い訳するタイプです。
本気で自宅介護する気持ちがあったならば、周囲を説得してでも行うべきなんですよね。
それに踏み切れなかったということはやはり奥様自身にも、心のどこかで「介護したくない!」という気持ちをを抱えていたのです。
②別人のようになった夫を見たくない
そうなんですよね~。病気・怪我で身体障害者になると当然ながら、
元気でバリバリ働いていた頃のイメージとかけ離れてしまいます。
全くの別人といってもいいぐらい変わってしまします。
それが「健常者」から「身体障害者」になるということです。
確かに身体障害者になっても人間で、人権などは尊重しなければなりません。でも、それはあくまでも「権利・道徳上」の問題です。
人間はそんなに強くはありません。
現実をどうしても見てしまう生き物です。
なんでこんな姿になってしまったんだろう・・・。
奥様は悩みながら生活することになります。
元に戻らないかな~と期待する気持ち半分、
もう元には戻らないんだよな~ってあきらめる気持ち半分です。
ベッドに横たわって口を開けて、よだれを垂らしている夫、
車イスに座って険しい顔をしている夫、
訳も解らず、騒ぎまくる夫・・・。
こんな夫を見ているとつらくて悲しくて・・・。
夫を消してしまいたい気持ちになるようです。
このような複雑な思いを抱きながら施設に預けているんだというタイプがいます。
③家庭内別居だから、どっちにしろ関係ない
いるんですよ・・・。別居状態だったから施設に預けたって、何とも思わないという人が!!!
お互いが空気のような関係になっていたんでしょうね。
病気がきっかけで復縁するなんていうのは『夢』のお話し!
実際は「別にどうでも~関係ないね~」の世界です。
だから病気をきっかけに【合法的に】別居ができるのはサイコーとか思っている人もいましたよ。
ここまで来るのには何か深い事情があったのかもしれませんが、せめて病気や障害を負ってしまったときぐらい”やさしく”できないものでしょうか?
できないんですね~
これが・・・。
【最後に】
亭主 施設で 留守がいい!
どの奥様もダンナが留守で困っているって人は誰一人いませんでした(爆)
それだけ女性は強いのかもしれません。
今日のまとめ
調子に乗ってお酒を飲んでいるご主人! 病気になると怖いですよ~。
体調が悪くなるだけでなく、身体も動かなくなります!
もしかしたら施設に入れさせられちゃうかもしれませんよ~。
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