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東京ゲームショウ2023レポートvol.2【AI編】
「東京ゲームショウ2023」でAIコンテンツを発見
9/24に足を運んだ、年に一度のゲームの祭典「東京ゲームショウ2023」。
パンフレットを眺めているだけでは出会えない新しいコンテンツが数多くある。
世界中から集結したゲームメーカーの作品。
今回は、イベントの目玉的コンテンツのみを取り上げるマスメディアの取材では考えられないほど、ひとつひとつ丁寧に回ってみた。
すると、マニアックではあるが新しい視点のコンテンツが数多く埋まっていることに気づく。
今回は「eスポーツ×生成AI技術イノベーション研究会」として取材していたこともあり、何かAI関連のコンテンツはないものか…と探していた。
![](https://assets.st-note.com/img/1695558072282-tvZvCOT9OO.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1695558100279-2ofqoa5jjA.jpg?width=1200)
見つけた。
世优科技×FantasiaXのオールAIコンテンツ
![](https://assets.st-note.com/img/1695558228743-dc95tq6ayB.jpg?width=1200)
「AI」の文字に導かれてこちらのブースにお邪魔することに。
スタッフの方によると、この写真に写る女性も話す内容も、すべてAIによってつくられたものなのだという。
確かに最近の生成AIでも、かなりリアルな人物を描けるレベルまで達してきている。
さらに、AI女子高生として知られる「りんな」のようにchatシステムを使えば、すべてAIで会話型のコンテンツ制作が可能であるのも納得である。
![](https://assets.st-note.com/img/1695558422477-hKkeUifwuF.jpg?width=1200)
デモ機があったので試してみた。
設置されているマイクに向かって「What's your name?」と話しかけてみる。
すると字幕が表示された。
![](https://assets.st-note.com/img/1695558716834-xYCtbg0sKI.jpg?width=1200)
実際には音声も流れているそうだが、会場があまりにもうるさく聞き取れなかった。
日本語にも中国語にも対応していて、ChatGPTやBard、BingAIなどのChat機能のようなやりとりを、デジタルヒューマンとできるという。
世优科技について調べてみた
「世优科技」という会社がAIコンテンツの開発を行っており、「FantasiaX」が日本代理店といった立ち位置といったイメージ。
![](https://assets.st-note.com/img/1695559019988-0lGyqfkVej.jpg?width=1200)
「FantasiaX」CTOのコウイコンさんに、これがHPですよと教えていただいたので、帰宅後早速調べてみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1695559230626-JGGvsyPo2x.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1695560125697-1OrhomABHQ.jpg)
「世优科技」ではAIで作ったキャラクターで「ニュース」「ライブ放送」「知識解説」といった映像コンテンツも制作しているとのこと。
パンフレットによると「AIデジタルヒューマンの多シナリオ対応」とあり、シナリオもAIで作成しているようだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1695560342641-4fsTU2tQmD.jpg?width=1200)
HPにはデモ動画もあるので、興味のある方は動画でご覧いただければ幸いである。
https://4uavatar.com/
メタバーススタジオの可能性
「世优科技」ではAI事業だけでなく、「メタバース仮想スタジオ」でもコンテンツ制作に取り組んでいる。
グリーンバックのスタジオに仮想スタジオを合成。
どうしても容量が重くなりがちな3Dのライブ配信であるが、「世优科技」の「3Dライブ配信SAAS」は容量を軽く押さえられ、スムーズなライブ配信が可能だという。
![](https://assets.st-note.com/img/1695560799785-znWGOsAhml.jpg)
パンフレットにある取引先を見てみても、大手ばかり。
「CCTV」に「HUAWEI」「TESLA」。
そして以外にも「L'OREAL PARIS」の名も。
AI事業はそれだけ注目されている事業ということなのかもしれない。
FantasiaXのコウさんによると、後日デモ動画を送ってくださるとのことなので、届いたら追って共有したい。
vol.3へ続く
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