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アラサー会社員。ものごとをややこしく考えて遠回りしがち。考えをまとめるための日記帳をつ…

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アラサー会社員。ものごとをややこしく考えて遠回りしがち。考えをまとめるための日記帳をつけたい。

最近の記事

芸は身を助ける

甲子園が中止になったそうだ。甲子園に出るために、高校三年間ずっと練習を頑張っていた高校球児の心情を考えると、辛い。学生時代に一生懸命取り組んだことは、その後の人生に影響する。 そんな私が高校三年間、青春を捧げたのはアナウンスだった。 高校時代、私は放送部員だった。放送部には、学校行事のアナウンスや音響といった校内向けの活動もあれば、アナウンス、朗読、テレビやラジオ番組等のコンテストに出場することもあった。私はテレビドラマの脚本を書き、監督を務めたこともあるが、何より力を入れ

    • いつまでもこども

      私には苦手なものがある。ビールとコーヒーと白身と黄身が分かれた卵である。 社会人でビールとコーヒーが苦手だと困る場面が多い。乾杯は間違いなくビールだし、訪問や差し入れでコーヒーが出てくることがある。断れるときは断るのだが、断れないときもあり、その時は我慢して飲むのだが、いつまで経っても克服できない。苦みをとにかく受け付けられないらしい。コーヒーに至ってはコーヒーゼリーもコーヒー牛乳も好きになれない。私はこれからもスタバではティービバレッジしか頼まないし、「とりあえずビールで

      • 学ぶことを楽しむ

        私はいま、この向上心をどこに向けたらいいのか分からないでいる。 ここ数年、とある国家資格に合格するために(私基準では)死に物狂いで勉強をした。早朝に会社で勉強、ときどき昼休みも勉強、仕事終わりはスタバへ直行して勉強、旅先でも勉強、帰省しても勉強。そんなにたくさん勉強して、昨年は6点足りなくて不合格だった。その後もなんとか自分を奮い立たせて勉強を続けていたが、その国家資格を取って何がしたいのか分からなくなり、現在はその勉強を止めている。 私は中学生までは勉強が得意だった。平

        • 私とネイルとコンプレックス

          ネイルがきれいだと、テンションが上がる。 私にとって、手はずっとコンプレックスだった。私の手は小さくて、指が短くて、関節が太い。よく紅葉の手と言われた。おまけに深爪だ。中学生の頃は、手が綺麗な同級生が透明のトップコートを爪に塗り、キラキラさせているのを羨ましく思っていた。厳しい校則から解放され、大学生になってからも、ホテルやカフェといった飲食店でアルバイトしていたため、深爪のままだし、おまけに洗剤で手が荒れる。恥ずかしい手を見られないように手はテーブルの下でこそこそ動かすと

        芸は身を助ける

          リッチな睡眠

          昼寝を覚えてしまった。 ここ数ヶ月、休日は特にやることがないため、ついつい食事の後に爆睡してしまう。 自粛前は基本的に昼寝なんてしなかった。昼寝するくらいなら他に掃除とか勉強とか買い物とか、とにかく何か有意義に時間を使わないともったいない感覚のほうが先立った。 しかし最近は「ゆとり」を求める私である。昼寝なんて、THEゆとり。最近はリッチな昼寝ライフを満喫している。 リッチな昼寝ライフには、寝具も必要である。私のベッドは5年前に購入した無印良品のシングルベッド。シーツは無

          リッチな睡眠

          温泉と真っ赤なサワー

          温泉に行きたい。 露天風呂の広いお風呂に入って、ゆっくり外の景色を眺めたい。 そんな欲望を叶えるために、「日本の名湯入浴剤」的なものを購入した。日本全国の温泉の成分を自宅の湯船で手軽に楽しめるという、おうち時間にぴったりのアイテムだ。ひとり暮らしの狭い湯船ではあるが、入浴剤の白く濁った水面を見つめてぼーっとする時間が私を癒してくれる。 温泉というと、数年前に母と祖母と3人で行った金沢の旅を思い出す。急に親孝行がしたくなったのかなんなのか、初めての3人の温泉旅行を企画した。

          温泉と真っ赤なサワー

          これぞ差別化

          私のマンションから最も近いコンビニが2軒ある。ひとつは東側。もうひとつは西側。どちらも私のマンションからほぼ同じ距離、同じ数の横断歩道、同じフランチャイズチェーン。しかし、私はついつい東側のコンビニに行ってしまう。 東側のコンビニのオーナーのUさん。Uさんという名前は、Uさんの胸元の「オーナーU」という名札で知っている。Uさんは、きれいな真っ白な白髪のおじいさんである。おそらく60はとうに超えているであろう。そんなUさんがゆったりとコンビニのレジに佇む姿を見ると、Uさんは一

          これぞ差別化

          髪を切る

          先週、髪を30センチ切った。2年間、大事に伸ばした髪だった。 理由はありふれたもので、気分転換。月初に仕事で悩みに悩んで食事が取れなくなり、突然「そうだ、髪を切ろう」と思い立ち、当日予約の美容院でバッサリ切った。今では立派なショートカット。ついでに髪色もマックスのハイトーンに染めた。いきなりショートカットにしても、髪色を明るくしても、どうせしばらく誰にも会わない。たとえ失敗しても完全在宅勤務の1ヶ月の間に傷ついた心も癒えるだろう。普段、職場のルールでヘアスタイルに制限がある

          髪を切る

          おやつはひとりでもおいしい

          今日は久しぶりに食べすぎた感がある。 昨晩、思い立って急にカレーを作り出してしまい、お得意のトマトたっぷりのひき肉のカレーが美味しすぎてお昼に食べ過ぎた。にもかかわらず、おやつにカップケーキも食べてしまって、夜はついプリンまで・・・。先日まで、仕事で悩んだせいでせっかく減った3キロの体重も、この様子だとすぐに戻りそうである。 オフィスで仕事をしていたときも、私は間食をしない主義であったが、在宅勤務で自宅にいるとなんとなく口寂しくなってきて、甘いものを欲するようになった。しか

          おやつはひとりでもおいしい

          森林浴は続く

          在宅勤務生活が始まってから、近所の公園を散歩することが日課になっている。私が住む街は、都会でありながらも、道筋を横断する大きな公園がある。5月現在、公園の至る所に植えられたバラは見頃になり、整備された花壇にはパンジーやマリーゴールドがきれいに咲いている。一方で、まるで人の手が全く入っていないかのような日陰の林に行くと、幼い頃に遊んだ故郷の里山を思わせる緑と土のにおいがする。真っ直ぐな並木道もあり、小鳥のさえずりを聞きながら、ちょっとした森林浴を楽しむことができる。まさに都会の

          森林浴は続く

          人生は選ぶことらしい

          恩師は大学の研究室の准教授の先生である。先生は、穏やかな声のゆったりした物腰の女性だ。英文学を専門とするが、色々なものに興味を持ち、面白いものやことについて、目をキラキラさせて話してくださる。卒業して数年経ってからも、定期的に研究室に顔を出し、先生とお話しする時間が、私は大好きだ。 その時の私はやりたいことがありすぎることに悩んでいた。(あくまでその時の話だが)私は仕事でやりたいことがたくさんあって、色々な経験をして出世してみたいと意気込みながらも、留学をしてみたい、起業を

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          わたしの城で

          3月末から在宅勤務を命じられたものの、そうはいっても何かとオフィスでの対応が求められる役回りの私は、4月半ばまでは週1~2日の頻度で出社していた。が、それも4月末から禁止され、今では5月いっぱい完全在宅勤務が決定した。 昨年10月の消費増税前にとりあえず何か大きな買い物をしようと思って買ったsurfaceを毎日使うことになろうとは。増税前の私グッジョブ。 私の城(部屋)は会社が与えてくれている借り上げマンションの角部屋だ。ちょっと狭いのが難点だが、バス・トイレ別だし、通勤に

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          悲しき怪物

          私の彼は、例えるなら悲しき怪物である。 彼氏のことを何かに例えられるだろうか。例えば「王子」とか「くま」とか「おすもうさん」(元彼や友人の彼氏を参考に例示)などなど。友人に話を聞くと、外見や内面の特徴をつかんだ様々な例えが出てくるため、個人的に面白いと思っている。 私の彼は長身の瘦せ型で、口が大きくて、目はぼーっとどこを見ているのかよく分からない。あと口数も少ない。私の部屋で彼の誕生日を祝った夜、ふたり酔いつぶれて眠り、私だけ深夜に起きて、食べかけの料理やグラスを片付けて

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          魔法少女に憧れて

          憧れの人は、「カードキャプターさくら」のさくらちゃん。小学生の時そうだったことを思い出した。 漫画を読むようになったきっかけは、同じ保育園のYちゃんのお家で読ませてもらった少女漫画雑誌「なかよし」。そこで連載されていたのが、「カードキャプターさくら」である。主人公のさくらちゃんは可愛くてスポーツ万能で周囲から愛されていて、憧れた女子も多いことと思う。愛されたい欲にまみれた私にとっては羨ましいの極み。そして、さくらちゃんを取り巻く世界は本当に平和である。素敵な家族、友人、恋人

          魔法少女に憧れて

          断捨離したい

          先日、断捨離をしていたら、会社の研修で読まされた「嫌われる勇気」という本が出てきた。「すべての悩みは対人関係」本当にそうだと思う。 私が現在抱えている悩みはふたつ。ひとつは彼氏との関係。もうひとつは同僚との関係。特に後者は解決策が全く浮かばなくて、ただただ早く一年後にワープして解決していてほしい・・・と願うくらいには現実逃避したい大型案件だ。 普段から他人に対してへりくだりまくっている私がなぜ同僚との関係に悩んでいるかというと、昨年私がやった仕事がポンコツで、後任である同僚

          断捨離したい

          愛されたい欲と執着

          昔から愛されたい欲が強かったと思う。 別に家庭に不幸があったとか、ネグレクトされたとか、そういった孤独なエピソードはひとつもない。一つ下に妹がいて、母親を独占できる時間が短かった。母親からしたら子に一番も二番もないんだろうけど、思えばこれが現在まで続く「愛されたい欲」の原点だった気がする。長女あるあるだと思いますが、どうでしょうか、長女の皆さん。 この愛されたい欲は、人間関係全てにおいて私の中心になっていて、愛されたい私は常に相手の機嫌を取り、下手に出る。一度優しくされた経

          愛されたい欲と執着