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【アーティファクト編⑩】三・千・世・界!奥義炸裂!アナログ時計ジェネレータ生成!ーGoogleサイトで作るグループウェア(161)ー

🙇🏻いつも、Googleサイトで作るグループウェアを見ていただき、ありがとうございます!


この記事を読んで欲しい方

企業DXや校務DXの進め方に悩んでいる方
クラウドアプリの導入に悩んでいる方
自分だけのGoogleサイトを作ってみたい方

①Claude3.5ソネットにアナログ時計ジェネレータを作らせた

 みなさんこんにちは。
 アーティファクト使ってますか?

引き続きいろいろなユースケースを探っていますが、今回は、「アナログ時計を作らせるアプリ」の作成です。
ん?意味が分からない?以前作ったのと同じやん!と思った方、ちょっと待った!

 もう一度言いますね。このアプリは「アナログ時計をつくるコードを吐き出すアプリ」なのです。

②アナログ時計ジェネレータ

 つくったHTMLアプリは、いつものCloudTopのサイトに置いておきます。

 まず、サイトを開いてください。
設定、プレビュー、出力コード3つのタブが出てきます。
 設定は、アナログ時計を作る時の設定です。ここを調整することで、アナログ時計のデザインを変更できます。設定後にコード生成を押してください。
 プレビューでは、生成されたアナログ時計のプレビューが見れます。
 出力コードは、今回のアプリのキモですが、必要なSVGとJavascriptだけを抽出して「埋め込み用アナログ時計に必要なコードだけ」を生成します。
 この出力コードを、Googleサイトにコピペで埋め込むだけで、時計が表示され、動きます。

設定画面
プレビュー画面
出力コード画面

③実際に作ってみる

以前作ったアナログ時計と同じものジェネレータで作ってみましょう。
設定は以下のとおりです。設定後にコード生成ボタンを押してプレビューで確認しましょう。
出力コードの中をコピーして、Googleサイトに埋め込みHTMLで貼り付けてください。

以前のアナログ時計と似るように設定を修正
出力コードをコピー

 実際にGoogleサイトに埋め込むと以下のように同じ時計(右側)ができました。
 さらに、コードの量も4060文字から2945文字に約30%減少しています。

同じものが作れた(左:以前の時計、右:今回作った時計)

④プロンプト奥義炸裂!

 じつは、このアナログ時計ジェネレータを作るときに、奥義を使いました。
 それは、「コードを圧縮して短くしてください」というプロンプトです。
Claude Artifactsの場合コードが長くなってくると、途中で途切れて、動かなくなることがたびたび発生しますが、この呪文で、「可読性を犠牲」にして、かなり圧縮することができます。
 変数名やファンクション名を短くしたり、改行コードや空白などを削除してコードを圧縮してくれます。

 今回のアナログ時計ジェネレータは、この奥義を使うことで、1回のコード生成内(だいたい10000文字程度)でアプリを作りました。
 そのため、画面の装飾を極力省いています。
 UI画面をデコレートすることが、かなりの負担になっていることが分かりますね。
 また、コードが短くなることで、それだけ、Claudeの制限ストップまでの回数を稼ぐことができます。

奥義炸裂!三・千・世・界!だれや!時計言うたんは!

⑤おわりに

 いかがでしたでしょうか?
 まだまだ、可能性を大いに秘めているClaude Artifactsですが、多数のプロンプト奥義が開発されつつあります。
 こんかいの奥義は、ちょっと聞いてみたら出来ちゃったレベルです。
 何でも聞いてみることが大事ですね。
 AIは質問能力が試されるツールです。

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