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自分で家系図を作る!④ 〜日本一周、沖縄県でユタに会う〜



【これまでのお話】

自分で家系図を作る!① 〜私の生い立ち編〜https://lineblog.me/rr_sion/archives/1062461291.html
自分で家系図を作る!② 〜実家に出る幽霊編〜https://lineblog.me/rr_sion/archives/1062465125.html
自分で家系図を作る!③ 〜実家に出た幽霊の正体〜https://lineblog.me/rr_sion/archives/1062465137.html
今からちょうど1年前、2021年1月11日に日本一周に出発した。
行き当たりばったりでこのブログを書き始めたら、日本一周に出た日に、日本一周のことに触れることになったのもまた不思議である。

当時ツイート出来なかったのだけど、沖縄県では知り合いの紹介でユタに出会えた。
TPOに合わせて人に会わないよう孤独な日本一周をしていたので、向こうが熟考の上、会うべきだと思って会ってくれたとは言え、念のため、表向きにはツイートしなかったのです。

私も世相に配慮して動いているつもりだれど、"物事を全部中止にすると、その時点で何十万円もの損害が出て生活できなくなってしまう。自粛も出来る時はしているけど、いざ決めてしまうと辞められない事もあるため日本一周に出た"と言う事情を理解してもらえない方に「このご時世に人に会うな!」と万が一叩かれたら、ユタとか、ユタを紹介してくれた人にもご迷惑かけると思ったので。

本日は1年越しで、ユタの事を書きたいと思います。
ユタとは、本来は沖縄で暮らし、そしてこれからも沖縄で暮らしてゆく沖縄県民(うちなーんちゅ)のためのもので、本州の人はあまり見てもらえないらしいです。メディアにバンバン出てくるような、お金儲け主義のユタはともかく、本物ほど本州の人は見ないと。コロナ禍ではなおさらです。
紹介してくれた人によると、実際、シオンさんを見て欲しいと知り合いのユタにお願いしたところ、1人には断られたらしい。
もう1人のユタが引き受けてくれたので、お礼は大体1万円くらい払ってねと言われたのだけど、いざユタに会うと、「神様にあなたを見てあげてと言われて今日は来たので」と、無料だった。どちらかと言うと、本人は気が進まなかったけど、神様に言われて、神様がそう言うなら仕方ない…(´·ω·`)と来たらしい。
その1万円は、飲食業を営んでいてコロナ禍で大変な思いをしている紹介者さんにお渡しました。
ユタさんいわく、ユタは亡くなった人とお話する人で、自分は神人(かみんちゅ)らしい。神人とは、神様とお話する人のこと。でも、沖縄県民以外には神人と言う言葉にあまり馴染みがないので、ここではユタと書いていきます。

「ユタ」と言って思い描くのはお婆ちゃんだけど、40代くらいの若い男性でした。方言が強くて聞き取れない部分が割とあったのと、「沖縄人以外を初めて見たので、普段見えるものとかなり違ってて、うまく伝えられない部分もあるかもしれないけど…」とのことで、見てくれた内容は、大体下記の通り。
・先祖すっごいなぁ…(笑)先祖すごいな〜。うわっ、すごいな〜。笑笑 お侍さん。なんか、すっっっごいお侍さんだね〜。笑(コールドリーディングになるので、前回ブログで書いた「知り合いが突然イタコモードになった時の話」を含め、こちらの状況はもちろん一切ユタにはしていないけれど、要所要所に笑笑が入っている感じ、やはりマツモト侍はだいぶ悪事を働いたのであろうか…?
・うーん、本州の人のことは、よくわかんないけど…このお侍さん何…あっ、これ、平家?平家のお侍さんだよ。
・うわっ、君を守ってる神様、なにこれ。何、この好戦的な神様。なにこれ?自然霊?神様?この喧嘩腰のやつ、何?戦いの神様?出身どこですか?北海道?じゃあこれアイヌの神様なのかな…えっ、「強そうな神様で良かったです」って?いや、それはどうだろう…こっちに対して「お?やんのか、コラ」みたいな感じだしなぁ…(汗)何か守ってくれている存在は居るみたいだから、安心していいよ。

・家に入って右側の上の方に、神様が住んでるね。なんだろうここ。えっ、コップに水を入れて欠かさず毎日置いてあるんだ。気持ちが伝わってるみたいだよ。神様と言うか、神様の使いの干支の神様みたいのが寄って行くみたい。「あそこ水あんで」「アッ、ホンマ?」な感じで。
・君のご先祖や親族は…川しか見えない。大きい川があって、みんな、そこに居る。川に心当たりない?
(今度は山じゃなく、川かよ)
見たらすぐわかる、わかりやすい川だよ、Y字になってて、2本なのが合流して1本になるの。その合流地点に、みんな居るの。合流時点の下あたりが街になってて、ちょっと栄えているみたい。みんな、そこに住んでたことを、今でも覚えているみたい。
(そんな川、どこにでもあるのでは?)
ないよ。このあたりに、こんなに大きい、こう言うY字の川はない。合流時点の下に街があるところも、他にない。
・みんなその川が思い出深いらしくて、そこらへんに居るのだけど…でも、1人の男性が、君の側にいるね。え〜、これ天国にあげちゃっていいのかな〜、どうしよう。成仏させた方がいいのかな〜、そのままでいいやつなのかな〜…本人は一緒に居たいって言ってる。僕に見つかって、泣いてる…。どっちにする?
お茶にする?コーヒーにする?くらいのテンション感で幽霊を成仏させられるような知り合いが他に居ないので、なんか知らんけど、なんか居るんだったら全部成仏させて欲しいとお願いしたところ、
霊に対して一方的にお願いをするのは礼儀に反するらしく、あの世もこの世も等価交換のようで
必ずお盆と旧正月には、こう言う内容のお供えを家のこの辺りに置いておくから、それはあなた専用のやつなので、ぜひ食べに来てもらって、あなたのこと忘れてませんよ、感謝してますよと〜伝えてあげてくださいとのことだった。

お供えの内容とか、置く場所とかは、ユタが霊に何が好きか聞いてくれて決めた。
飯がショボいのか、その条件では霊の方もあまり納得していないようで、だいぶ渋々であったが、霊側の配慮にて了承していただいた、霊も気を遣うのだ。気を使った成仏。
その他に色々なことをユタと話したけど、キリないので話を進めるとして、

東京帰還後、なんとなく北海道のGoogleマップを見てたら

Y字になってる川が、2本なのが合流して1本になってる。その合流地点の下にみんな居ました。名寄市のことでした。

星印は、家系図を作るために戸籍謄本取って、そこから調べたマツモトの先祖が住んでいた住所にピン打ったところ。合流地点から離れてる右上のピンはマツモト家とは関係ないピンなので、ユタ大正解。
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やっぱり1点だけ脱線しよう。興味がある人は沖縄の「久高島」で検索して欲しい。



マリンリゾートができる、本土の南側からすぐ渡れる小さい島です。去年の2月上旬でも照り付ける日差し。


日光がキツすぎて涙目。

沖縄にはユタが修行するための「御嶽(ウタキ)と言う場所が何個か存在していて、一般人は立ち入り禁止になっています。
久高島もそういう所で、人によっては悪霊に憑かれて死にかねないので冷やかしでは行かない方がいいと言われている島。

昨年の日本一周の時に寄ってみました。昔、とある人に「君、ちょっと久高島に行ってみたら?」と言われたことを思い出して。ユタにも「どういう場所か分かってて行くんだよね?それなら止めないけど。気をつけてね」と再三言われましたが。
インターネットで見ると、マリンリゾートする家族連れが旅行で普通に行っている様子と、オカルト系のブログが入り乱れており、大変カオス。
島の北の方に行くとフボー御嶽、イシキ浜などの霊場があります。線香(ヒラウコウ)がたくさん落ちてたり、規則的に積まれた石みたいの、墓石みたいの、あと動物の骨を組んだようなのがいっぱいあって、ユタの修行の地であるのが分かります。

イシキ浜


墓みたいのが砂浜にたくさんあります。もっとスゴいオブジェクトいっぱいあったけど、なんかあんまり撮っちゃいけない気がしたので、一番なんともなさそうなオブジェクトを遠目で撮影
(後から来たギャルが墓みたいのに座ってタバコ吸ってたけど。ベンチに見えるのもスゴイな)

久高島にもユタが住んでいるみたいで、ユタのお婆ちゃんが公園でうちなーんちゅの若い子を見てあげていたのは見かけました。ユタが当たり前の風景、本州人からすると不思議。
霊感がある人は久高島に行くと不思議なことが起こったり、新たなインスピレーションが湧くみたいですが、私は久高島に行っても、何も起こらなかったです。

ユタいわく、私が今回、久高島に行ったのは「久高島の神様が、ちょっと君に興味あってどんなもんか呼んだみたいね。でもユタになるほどの力もないし、へ〜。こういう人も居るんだねぇ、的にチラ見だけして返したみたい」との事でした。

久高島から帰還後、2ヶ月ほど久高島のフボー御嶽(霊場)にGoogleマップが固定されてしまって、何を見ててもすぐそこに戻ってしまう現象が起こっていましたが、そのスマホの不調以外、特になんでもなかったです。
以上、脱線話の久高島でした。
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日本一周は事前に何も調べず、通りがかった所にノリで行っていました。

コロナ時代なので、何かを調べてもたぶん予定変更ばかりになって思い通りに行かないだろうと思ったので。
道中、とても有名な観光地の白川郷を見たくなり、富山県から岐阜県の白川郷に向けて豪雪地帯を走っておりました。
「全然何もないが、ここは素晴らしいじゃないか。マジで何もなくて、山しかないけど。しかもすげぇ山だ。生まれ故郷の北海道にも、こんなに鬱蒼とした切り立った山はないな」と思いながら、興味深く運転していた。
道路沿いに立つ看板は「南砺市」と書いてあった。
初めて聞く全く知らない街だけど、とても気に入ったので、ちょいちょい車を降りて風景を眺めていた。

白川郷に向けて車を走らせていると、「五箇山」と言う表記が出てきた。これも初めて聞く名前だ。
合掌づくりで有名な白川郷だけど、合掌住宅ってのは白川郷の専売特許ではなく、この辺には他にもあるようだね。
冬の白川郷では、宿は1泊3万円や5万円くらい。その日私が取った、さほど何の設備もない簡素なゲストハウスも1万7000円くらいした。他の地域で泊まったら1泊3000円もしないようなゲストハウスですが、この日の白川郷、全ての宿泊施設の中でのラスト1室がここでした。
できれば車中泊でしのぎたかったけど、日本の豪雪地帯ならぬ世界の豪雪地帯と呼ばれている場所なので、念のために宿を取ったのだ。
この五箇山って所でも合掌住宅が見れるんだったら、高いお金を出して白川郷に泊まらず、こっちで良かったな〜。白川郷の全部のホテルが満室ってことは、向こうは人でごった返してるだろうしな〜。こっちは通行人すら居なくて閑散としてるしな〜。
ものすごく五箇山に行きたくなったけど、北陸地方にドカ雪が降って沢山の道が通行止めになった直後、それまで通行止めになってた富山→白川郷ルートもタイミング良く今日開通したばかりと言う日だったので、まだまだ気の抜けない道路状況、知らない土地で日が暮れてアイスバーンになったらマズイかなと白川郷に急いでいたので、五箇山は何も見ずに通過してしまった。
南砺市、そしてその中にある五箇山。聞いたことない街だけどとても良さそうなので(なんもないけど)絶対にまた来よう、とその時、思った。
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車を持っているわけではないので毎回レンタカーで旅をしており、かと言って、ファンからお金を徴収するのは苦手な性格で、どうしても販売物を安くしてしまう。
オール車中泊でもレンタカー代がかさむので、日本一周には60万円くらいかかる。その間、戻らない東京の家賃とか諸々の支払い考えると、日本一周中にトータルで100万円近く必要になってくる。
赤字になってもやりたいことなので、自分の貯金が全額無くなってもいいと思って日本一周に出発したのだけど

投げ銭 1300円BOOTHの手数料やお礼品を送って、自分の手元に残る額 700円
こんなんで出発して行ったら、みんなは「こいつ、バカか!?有名人でもあるまいし、元が取れるわけない!!」と予算繰りの検討がついたのか、「複数回投げ銭してくださる方」と言うのが時々いらっしゃった。同じ人が複数回投げ銭してくれるとは当時、私も思っていなかったのでビックリしたけど、おかげさまでギリギリ黒字で日本一周から帰ってくることができた。
みんな沢山の応援をしてくださったのだけど、日本一周をきっかけに出会い、投げ銭をしてくれて、私の心の中に強く印象が残った人物に
ナガモリ と ヒラタ
が居た。いつも私の事を応援してくれていて、2人とも自分のことは話さないから、まだどんな人かはわからないけれど、とても嬉しく感じ、出会えて良かったな〜と思いながら日本一周をしていた…
結局、いまだに家系図は作られないまま、⑤に続く!!!!

次回!!日本一周から東京に帰還後、家系図を作ろうとして戸籍謄本を取ったところ、マツモト発祥の地は富山県南砺市であった事を知る!
日本一周の時から南砺市がすごく気になったのは、これも縁だろうか!?

マツモト発祥の地をGoogleマップを駆使して探してみたら、五箇山の近くではないか!五箇山のウィキペディアで調べたら、平家落人伝説が残る、平家最後の地じゃないか!やはりユタの話は当たっていたのか!?

「マツモトはどうやら富山県の砺波地方から来たようだ」と昨年の夏くらいからTwitterでツイートし始めたところ、普段は無口で自分の事を喋らないお客さん、ナガモリ と ヒラタ が「私も私も!」「私の菩提寺が砺波神社のすぐそばで…」、なんと、日本一周をきっかけに応援してくれるようになった2人のファンの方々とマツモトは、もしかして先祖同士が友達だったかもしれない…?

なんと言う偶然!これは富山に行ってみなければ…!!言いたいことは山ほどあるが、次回こそ、家系図の作り方のブログを書きたい!!!

もう明後日の早朝には富山に出発!!ブログが完結する気がしない!!!

【投げ銭】富山県砺波地方に150年前の先祖を探しに行くマツモト
1月13日〜1月20日まで、投げ銭1000円を募集しておりますので、よろしくお願いいたします。
https://rose-and-rosary.booth.pm/items/3557364

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