「身長あれば完璧なアイドルなのにね〜」に私が感じてきた違和感ーー凸凹は素晴らしい

ジャニオタになって十年以上の月日が経ちましたが、昔も今も変わらず、同じフレーズを耳にするときがあります。

「知念くんかっこいい!」

△△「背が高ければ完璧なのにね〜」

○○「山田くんも身長さえ高ければね〜」


このような言葉をかけられる度、
自分はなんとも言えない複雑な気持ちになります。

なぜならそう言ってくる人の気持ちもなんとなく分かるからです。だってそもそも好きなアイドルなんて容姿から選ぶし。脚光を浴びるアイドルはまさにルッキズムの生産工場みたいだと前は真面目に思ってたし。

しかし昨今の美の多様化に伴って、アイドルの立ち位置が変わってきているように感じます。

かつて絶対的な美の基準+性のコンテンツとしてルッキズムやセクシズムを助長していたアイドルという存在は、タレント自らの手によって、逆に多様性を支持する方向にこれから向かっていくかもしれないと思うのです。

私は知念担なので、世間が男に求める一般論を相手にせず美しく舞っている知念くんを長らく見てきました。

それなのになぜ身長が低いことは
本人の意思と関係なく勝手に、かつ露骨に
欠点として否定されてしまうのか。

どうして身長が低い男性は
男らしさに欠けると見做されるのか。


ちょっと一旦落ち着いて考えてみてほしいのです。
あなたが異性に求めるその「らしさ」とは


本当に存在するのでしょうか。


男らしさ、
女らしさ、
その人らしさ。

好きなアイドルのことであれば尚のこと、脳内では都合のいいバイアスがかかってます。
実際のその人らしさは永遠にその人にしか分からないのです。


凸凹なHey!Say!JUMPのファンとして、彼らから教えてもらったことがあります。

それは

自分が「個」を出すこと
一般論に自分を合わせないこと

それがその人だけの魅力を生み出す力になる

ということです。


日本のアイドルは他国と比べても身長がバラバラです。色んな個性を持ったアイドルがいます。



違う角度から見るなら

カッコ良さや美しさの定義が

それほど幅広いものとして受け入れられるポテンシャルを秘めているということです。

めっちゃ素敵じゃないですか。凸凹。


だから誰かが言ってた「男らしさ」
それを軸にジャニーズを色眼鏡で見そうになるとき

ちょっと立ち止まって考えみてほしいのです。

言葉は巡り巡って
好きなアイドルや自分自身を差別し
窮屈にすることもできるし、

自分を好きになるきっかけにもなる。


"可愛い娘よりも 星空よりも
好きさ 自分が"



#HeySayJUMP #知念侑李 #アイドル #セクシズム #ジェンダー



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