お手本どうりに書かない!と、先生に褒められます。
【定期的に通ってくれる小学生のY君の話】
の前に
小学校では、書道の時間が始まると、先生が
きれーいな字で、お手本を見せてくれます。
👩今日は「希望」という字を書いてみましょう。
👨(生徒)はーい。
白い半紙に綺麗な文字。。。
綺麗な文字を書くことで先生に💯もらえます。
学校の授業では、限られた時間で、正解(偏差値)を求められるので
詰め込み教育、みんなと同じ、ことが正しいのでしょう。
でもね?
赤ちゃんから幼児期を迎え、何かを書くことを始めた時期、
自分の子のアート的な作品に
もしかして・・・天才かも?なんて一時は思う親はいますよね?
小学校に入ると、綺麗な字を書くことで
先生に 褒められます。
いつしか、大人になって、褒められるために
字は、綺麗に書くものと脳に
刷り込まれます。
小学校でも、書道の時間に、
きちんとお手本どおり書かないと
怒られます。
先生も必死で教えます。
時間がないので。
でもね?
みんな同じ。だから
「アイディア」「独創的」
「チャレンジ」「提案」は身につかないですね。
【定期的に通ってくれる小学生のY君の話】
当、筆アート教室では、
「自由に書く時間」ですので、
お手本どおり書かないでくださいね。
と伝えます。
でも、大人は、お手本どおり書いてくれます。
定期的に通ってくれる小学生のY君は
白い紙に、
①真っ黒にすべて塗りました。
(えー。どうするんだろ?)
②乾かし時間は他の事やってます。
③周りを見渡して、「先生、このペン貸してください!」
(どうぞ)
④金色のペンで
綺麗な花火を書きました。
(なんで花火書いたの?)
夏の思い出を書きたかったからね。
学校教育は、限られた時間で教えていく目的です。
自由に書きたい事をする時間ではありません。
昔と違って、やりたい事を完全否定することはなく
先生も生徒にあゆみよる姿勢になっていると思いますが、
キチンと自分の気持ちを伝える子ばかりではありません。
ゆっくりと、自分がやりたい事
話したい事。
聞いてあげること、感じてあげる事
大事だと思います。
<大事な事>
スマホ、パソコン、ゲームの過剰な情報はあふれた生活の中で
「創造力」「考える事」「アイデア」が低下していると思います。
昔のように、家庭内で祖母、両親、近所、親戚から受ける教育が
学校に頼っている現状では、学校も手が回らない現状です。
その弊害は間違いなく、子供たちの人生を迷わせています。
学校ばかりに求める事ではなく、自分の人生を豊かに暮らせる
「自由に書くことを通じて」
「考えて、創造して、表現していくこと」を
体感してもらう時間が大事と考えます。
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