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耳コピは鼻歌が歌える人なら出来る!

どもRØZL3Y(ロズリー)です。
とあるところで耳コピの話題が出てたのでせっかくだから記事にしようと思います。良く耳コピはした方が良いって言う話を聞くんだけど、耳コピが苦手とか、練習中ですっていう話はちょいちょい聞きます。

また、楽器とDTMでの打ち込みの場合だとニュアンスが大分違うと思います。楽器の場合は、奏法の練習になるし新しい引き出しを調達するのに良いかもしれませんし、DTMの場合なら音を単体で聞き分けられるようになると自分で作る際にも音の構成が具体的に解るようになるのでオリジナルの楽曲を作る際にリファレンス(参考楽曲)がある場合は、そのリファレンスの音の構成を取り入れる際にも役立つとおもうので、やったことがない、あるいは出来ないというよりは、ある程度できるようになっておいた方が役に立つことは多いと思います。

今回は音作りも含めたDTMにおける耳コピでは無く、旋律を追う方の耳コピのやり方で自分のやり方について書いていこうと思います。

自分はギターとベースを少々やってたけど、音楽理論はあんまり良く解ってないし音感もそんな良くないと思います。コードの名前も良く解ってないし、なんなら五線譜はドレミファ・・・ってやってかないと読めないので楽譜を追うと時間ばっかりかかります。音源聞いて耳コピした方が断然早い、といったレベルです。
それでも大抵の曲は何度か聞けば旋律ならすぐにコピーできます。

自分が耳コピするときのやり方

  1. 曲全体を聞いて構成を把握する(イントロ→Aメロ→サビみたいな構成)

  2. 構成ごとにコピーする(最初はコピーしやすいところからでも◎)

  3. 音源のベースラインを聞いてルートの音探す

  4. ギターとかピアノの上物のコード(和音)を探す 
     ※メジャーでもマイナーでもルート音は基本的に同じ

  5. 和音に合うスケールからメロディ探す
     ※メロディを追うときもルートとスケールが解ると探しやすくなる

3,4,5は必ずしもこの順番でコピーしてるわけではなく、拾いやすいところからコピーしてるかも


Cmin →Ab maj→Bb maj→Fmin

適当に作ったコード進行ですが、赤い部分がルート音です。
ルートの音が解ると、後はメジャーなのかマイナーなのか、はたまた7や9の音が足されているかなど音を拾って行けば何のコードなのかが解ります。

コードが拾えたらベースのおかずやメロディラインは大抵の場合、コードのスケールに沿った音で作られているので探しやすくなります。
ベースラインの場合はほとんどが単音なのでコードを拾わなくても単体でおかずまでコピー出来る事の方が多いかも。どうしてもおかずのフレーズが解らない場合はコードの音階をヒントに音を探っていくと見つかると思います。

DAWの場合だと視覚的にわかりやすいです。

使ってるコードの音を全部引き延ばしたらこの音階のどこかに大抵の場合はメロディやベースのフレーズが入ってたりします。
 ※1~2オクターブ上下してることもある
 ※あえて外してる場合もあるので一概には言えない

ベースの音が良く解らない、聞き取れないという場合には音源を聞く際に、High(高音)を削ってMIDも聞きやすくなるまで削ると聞こえるようになるかも。クラブやライブハウスとかだと指で耳を塞ぐとベースの音が良く解るよ!

YouTubeやSpotifyなどの音源から耳コピする際は拡張機能でイコライザーを入れたら再現できます。音質をいじらなくても楽器単体の音が聞き分けられるようになってれば特に必要ないけどYouTubeの場合は同じアーティストの同じ曲でもSpotifyやSoundCloudに比べて音が悪いと思うので音質を変えて楽しみたい時にでも使ってください。

自分はこれ入れてます。

あと自分が良くやってたのは鼻歌を歌いながら音を探したりします。
どっか軸になる音が解ってればそこから鼻歌を頼りに音を探すことも
慣れてくればこの音の次はここかここやろ!?みたいにスグ解るようになってきます。(それがスケールだろって言うのを後から知った)

学生時代にギターの練習を兼て1週間で30曲とか耳コピしてた時もあるのでそれでひたすら耳コピしたら聞けばある程度スグ弾けるようになってたという感じです。
自分の場合の耳コピの基になってるのはギターとベースなんですがイメージで耳コピしてたのでさすがにメジャーかマイナーかくらいは解るけどアドナンチャラカンチャラとかになると押さえ方は解るけど、それがなんのコードなの?とかは今だに良く解ってません。かろうじてセブンスくらいまでか・・・
だけど鳴らしたコードに違和感があるか無いかくらいが解れば良いと思う。とにかく音楽理論は知ってた方が100%良いしスケールとかもちゃんと理解してた方が良いけど、必ずしも必要では無いし鼻歌が歌えるってことは音階が解るってことなので耳コピは(時間をかければ)誰でもできるってことだと思います。

DTMの場合の耳コピになるとSyntheの音作りからだからシンセの使い方からマスターするっていう更なるハードルが・・・
音楽は奥が深いですね。

といった感じで「私の耳コピのやり方」の話でした。

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