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井上尚弥選手を目の前で観よう

先日の圧倒的な強さを我々に魅せつけてくれた井上尚弥選手。文字通りのモンスターですね。まぁ、おまけとしてこんなニュースがありました。

今や井上選手や大橋ジムは多額のファイトマネーを得ることができていると思いますが、ご存知の通り、ボクシングは非常に選手寿命が短いですし、特に日本人は金融リテラシー教育が皆無なので、一時的に莫大な資産が入ったとしても上手に運用している人などあまり聞いたことがありません(逆に有象無象にたかられて一文無しになった話は数え切れない…)。
そこで、人気絶頂なこのタイミングでさらなる興行を企画するのは分かる気がします。が、発想が古すぎるとも思います。これって昭和時代から何も変わってない発想ですよね。


料金表

アリーナ席が22万円。まぁ、リングに近いところで下から見上げる感じですね。この金額は妥当と言うか、海外からすると安いかもと思います。でも、一般的にはなかなか買える金額じゃないですね。これと同等以上の興行を企画して、経費以外を全て手に入れちゃおうと興行主は思います。
では、そこに新しい発想を持ち込むとどうなるか。弊社が提供している、リアリティメタバース(CGではない、実写映像のメタバース空間)に入って、文字通りの目の前で井上選手の試合を見れるとしましょう。しかも、ぽつんと一人で画面の前で見るのではなく、(何なら仲間同士の貸し切りで)ワイワイと会話しながら一緒に盛り上がることも醍醐味の一つとして提供します。今まではどれだけお金を払っても、ある程度の距離は仕方がないと思っていたでしょうが、メタバースならあなたはリングサイドのセコンドの位置で観ることができるでしょう。パンチの音もリアルです。あなたはVRゴーグルを被るだけで、こんな、現実にはあり得ない体験ができてしまいます。アリーナ席よりも明らかに高い値段を支払う価値はあると思いませんか?

もう一つ、メタバースで実施することの価値は、席数に制限が無いことです。アリーナ席は限られた数しか販売できませんが、VR空間では事実上、無限に席数を設けることは可能です。
日本ではVRゴーグルの普及が圧倒的に遅れているので、ほとんどの方が持っていない前提で考えると、チケットとゴーグルをセット販売することが有効です。meta社がいくらで卸してくれるのか知りませんが、仮に定価販売しかしないとしましょう。8万円のQuest3と目の前で見れるVR用チケットのセットで15万円。Quest3をお持ちの方は7万円。1万人は余裕で売れると思いますが、ここでは2500人ぐらいにしておきましょう。セット2000人(3億円)、チケットのみ500人(3500万円)、VRゴーグルを所有する人だけが集まるので、スポンサードの獲得も容易ではないでしょうか。最低でも1500万は余裕でしょう。3.5億円は難なく得られるということです。
一方の経費ですが、【どこでもドア】で自前で制作すれば無料。但し、チケット代の20%はSTRIPEへの決済手数料として発生するので、収入は実質2.8億円になりますね。撮影機材はInsta360X4をレンティオでレンタルすれば1万円未満!仮に、同接などを仕様以外に改修する必要があるとしても弊社で1000万以上にはならないでしょう。どう考えても、儲かって仕方がないですね!

「リアルイベントをやめてメタバースへシフトすべき!」ってことが言いたいのではなく、リスクが大きい従来型のイベント・興行のやり方だけではなく新しい発想を取り入れることでビジネス的にも効率良くなりますし、最新テクノロジーを取り入れることの体外的なイメージアップにもなりますね(古いタイプの興行ってどうしても・・・)。
#大橋ジム だけでなく、#RIZIN や #BreakingDown #大相撲 なども非常に有効な変革になると思います。まさにスポーツDXですね。

上記のケースは【どこでもドア】を活用したアイデアです。その他にも、企業の受託であっと驚く技術開発を請け負ったりしていますので、興味のある方はお気軽にお声がけください。m(_ _)m


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