【MATRIX】VRビジネスマガジン(2024.3.5)
(過去に配信したメルマガのアーカイブです。)
(現時点では終了したサービスも含まれますのでご了承下さい)
お世話になっております。株式会社MATRIX日本法人部の島です。
本メルマガでは、「メタバース」「VR」「デジタルツイン」「生成AI」等に関する最新情報と弊社の取り組みについてご案内いたします。
従来、行なってきた【どこでもドア】の活用に関するお問合せ・ご相談については、下記から別途、お問合せください
★このたびの方針転換について
前回のメルマガでお知らせした通り、このたび、弊社内で大きく注力事業として「法人向けメタバース開発」が新たに加わりました。
これまでと何が違うのかと言うと、これまでの【どこでもドア】活用については、既に開発されたプラットフォーム【どこでもドア】をどのように活用することで、御社の現状の事業にプラスになるかをご案内してきました。もちろん、今後も微調整は続いていきますし、利用者の方からの声を受けての追加開発などは行われていきます。一方で、過去2年強に渡り、多くの方々に体験していただき、絶賛の声をいただいており、最後のハードルは唯一つ「VRゴーグル・HMDが普及してないからまだ時期尚早」という多数のお声でした。これについては(世界のライフスタイルを変えることなど)弊社単独ではどうすることもできません。コロナ禍以降にますます加速した情報洪水の中で、多様化した個々のニーズが膨大な量で誕生し、選択肢だらけの状況の中で、「素晴らしいけど、決断できない」「もう少しこうなったら」などのお声をお聞きしてきて、一旦、世界の市場動向や世間一般の消費動向を見定めて注力時期を設けるのが現実的だと(超個人的な見解ですが)思いました。
一方で、メタバースやVRという未来のテクノロジーについては、大手企業も続々と取り組みを始めているのが現状です。【どこでもドア】をきっかけに多数のご相談いただく中で、開発を要する大規模案件が一定の需要があることも感じていました(どこでもドアでプラットフォーム利用を前提とすることで逃してきたことも…)。
そんな時代背景や現場を踏まえて、これまでに【どこでもドア】開発の過程で培ってきたメタバース・VRに関する技術、生成AI(画像・映像系)に関する技術を昇華させて、B2B向けメタバース開発案件を新たな注力事業として取り組むことになりました。
★B2B向けメタバースとは
最上部にある画像が、今回、私どもが取り組むB2Bメタバースの一端を示す画像です。もう少しわかりやすく、以下に、例を挙げてみます。
(建設業)この場所に橋を建てたら町の様子がどう変わるかを、着工前にメタバース上に空間丸ごと生成して、橋の上を、周りの町を、VR上で実際に歩いて確かめる
(製造業)製造工場をデジタルツイン、つまりメタバース上に再現して実際の工場と同じように稼働させてシミュレーション
(不動産)店舗の設計図から、メタバース空間(立地予定の街並み)内に店舗を生成
(小売業)メタバース上のデジタルツイン店舗において、教育・研修や販売を実施
このようなことができたら、多くの課題が解決するとの声を受けて、弊社及び関係各社の「メタバース」「VR」「生成AI」などの技術を結集して、様々な産業界が大きくDXするご支援をさせていただこうと考えております。建設、製造、小売(流通)、不動産・建築などの業種から始めていきます。
既に半導体メーカーNVIDIAでは下記のような取り組みを始めており、既にマーケットは立ち上がっている状況です。
https://www.nvidia.com/ja-jp/omniverse/solutions/digital-twins/
新しい世界を作る取り組みに、ぜひご期待ください。
【どこでもドア】はどうなる?
【どこでもドア】は上述の通り、一定レベルまでの開発を既に終えております。残念ながら、現時点でも世界的に流行したとは言えない状況ですが、これは時間の問題です。タイムリーな話題で言うと、皆さん、「Apple Vision Pro」の話題は既にご存知かと思います。これまで私どもが【どこでもドア】体験会を行なった先で、多くの方が仰っていた「まだまだ端末が高い」という誤解も、体験会に参加された方の中では解消(実際に高い製品ではない)してきましたが、今回のApple社は、弊社単独ではできなかった、ライフスタイルの変更を本格的に取り組む第一歩を踏み出したと思っております。(参照記事)
つまり、【どこでもドア】は消えるわけでも無くなるわけでもなく、皆さまへの提供は今後も変わらず続けてまいります。「こういうことできますか?」「こんなことは可能ですか?」などのご相談・お問合せも引き続き、承っておりますので、ご安心ください。
★島の独り言 ~ 近い将来に向けて
上にもnoteの投稿をリンクしましたが、(自分たちで言うのも恥ずかしいのですが)今回の「Apple Vision Pro」で、ようやく同じことを考えている会社・同じ方向に向けて躊躇なく走る会社がいることにホッとしました(いくら素晴らしいビジョンを掲げていてもビジネスとして誰も競合がいなくては市場が立ち上がらない)。これまで、通称ハコバース(多くの例がある、CGで作られたデジタル空間でイベント等を開催するケース。スタート時以降は閑散としてしまう例が多数)でのネガティブな声ばかりがネット上に散見され、でも、それしか選択肢がないのが現状だというような偏った記事やコメントが溢れかえり、悩ましい状態ではありました。多くの自治体や企業が取り組むのを見て、一過性の現象だと分かりつつも、早く気付いてほしいと願っておりました。今回の「Apple Vision Pro」には【どこでもドア】としては大きな期待をしつつ、その一方で、各産業界の大胆なDXの波にしっかりと対応し、世界に誇れる日本の製造業・建設業などをご支援していきたいと思っています。
B2Bにおいては、近い将来、デジタルツインが一般的になる可能性が高まっています。メタバース✕AIでは自信のあるメタリアルグループの本領発揮する場面が近付いてきたと思います。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談くださいませ。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。m(_ _)m
■法人・団体様のお問合せ・ご相談はこちら
■配信停止はこちら
■本メールについてのお問合せはこちら
■公式Twitter 公式コミュニティ 公式YOUTUBE
Copyright ©2023 株式会社MATRIX
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?