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【メタバース】目に見えない次世代を想像する

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明らかに現実世界の延長線上にありつつ、でも、行き着く先は現実世界とは全く異なる世界観。頭の中を一度からっぽにしないと想像すら難しい。そんなメタバースの行く末をゆっくり丁寧にご案内…
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#VR旅行

進化したはずが・・・

昨今のテクノロジーの進化がとんでもない速度であることは、ここでも何度かお伝えしてきた。当然、各所でそれを取り入れないとね、という声は出ているのですが、よく考えないと本末転倒になっちゃいますよ、な例をご紹介したい。 観光経済新聞さんに載っていた、和歌山新城下町DMCとユタカ交通さんが制作したという360度VR動画がYOUTUBEで公開されたそうです。 私も拝見しましたが、そもそも360度動画自体がブレブレで、おそらくこれまで作ってきたプロモーション動画と360度動画がごっち

【速報】VRゴーグルはウォシュレット

VRゴーグルの普及によって、メタバースが新しい生活シーンを提供すると願っている私は、2年ほど前から全国各地へ足を運び、VRゴーグルを被ってもらい、被った瞬間に「テレポートしてしまう」「違う場所に瞬間移動」という体験( #VR旅行 )を数え切れないほど、行なってきた。 どこに行っても、皆さん驚いて、感動して、楽しんでもらった。私は端末を売るのが仕事ではなく、この端末(meta Quest)を通じて、体験を提供している。アメリカでは今や、10代の3人に1人はVRゴーグルを持って

観光DXはどこへ向かいますか?

日本有数の観光地「日光」が修学旅行の事前学習にメタバースを活用したニュース。 私は東京の公立小学校卒なので、修学旅行は当然、日光。東照宮や華厳の滝です。事前学習は、極めて不真面目だったのでやった記憶すら無いけれど、今、客観的に大人として思うと、修学旅行とは言え、コツコツ積み立てた費用を掛けて行われる貴重な機会なので、生徒たちにも有意義に参加してもらいたい。(私のような不真面目な生徒もいれば、歴史や伝統に関心がある生徒もいるので)それぞれ、求めることは違うけれど、「実際の旅行

超高いハードルを乗り越えるために

開発が始まって3年、サービスをリリースして2年強になる #どこでもドア ですが、未だに目標到達点ははるか彼方。1合目にも到達してないのではと思ってます。最終到達点でのイメージに至るためには、一歩目は最初にサービス自体を知ってもらう必要があるのですが、そこが最大の難関でもあります。なぜなら、【どこでもドア】はスマホやPCでアクセスすると『面白くない』んです。(YOUTUBEを始めとする)単なる動画配信サイトのように、コンテンツ自体が空き時間にサクッとスマホで見るだけで面白いと感

平面動画とVR動画

上は私がよく使う画像(生成AI)なのですが、スーツを着てVRゴーグルを被っているだけなんですが、その方はまるで川の中で楽しんでいるような体験をしている(本人にしかわからない)、をイメージした画像です。この「体験した本人にしかわからない」を説明するのが、本当に難しい(ほぼ不可能)ので、日々、あちこちへ体験してもらうために行脚しているのが私です。(本来、ゴーグルをお送りして、ZOOMか何かで繋いで、オンラインで体験してもらって説明する、というのも可能なんですが、設定や操作段階で間

【ほとんどの人が知らない】メタバースの現状

昨年1年間、多くの方々に実際にVRゴーグルを被って、リアリティ・メタバース・プラットフォーム【どこでもドア】を体験していただいた。その結果はほとんどの方が満足していただいたが、実はそこで気付いたのは知られていないことだった。 『こんなの知らなかった』が圧倒的な最初の声。事前にメタバースについての認識度は伺っていて、『やったことある』『知ってる』と言う方が大半だ。そんな方々がQuest2を被ってみると『えっ!何コレ!』となる。当然、被った瞬間に【どこでもドア】のワールドが用意

次はいよいよメタバーサー誕生へ

一向にブームの兆しが見えない「メタバーサー」ですが、「知ったけど興味ない」という声も聞かず、実は知られてないままです。今の時代、スマホが常に手元にあり、必要な情報もそうでない情報も、あらゆるエンタメ系も、24時間常に手元にある状態なので、なかなか簡単には(存在を知らない)皆さんの目に届かない時代です。気長に地道にマーケティング活動を続けていくしか無いですね。 そこで今回は、メタバースの主人公となるべき存在「メタバーサー」についてご紹介したいと思います。 メタバーサーって

教育におけるVR活用で変わる未来

私は、株式会社MATRIXと言う会社で営業を担当している、島と申します。弊社で2年前から開発を始め、【どこでもドア】と言うメタバース空間プラットフォームを運営しています。これまで様々な業界にお話を聞きながら、その活用法をご提案してきましたが、中でも教育分野においては非常に可能性が大きいと思っていて(でも閉鎖的な面もある)、この機会に一つの意見としてメタバース、特にVRが変える未来の教育についてコメントしたいと思います。 1.恒例の、メタバースとVRの立ち位置 私どもは強烈

【どこでもドア Trip】マニュアル代わり

VR旅行体験サービス【どこでもドア】を2021年9月21日から一般公開してまもなく1年半が経過しますが、VRゴーグルが日本国内ではなかなか普及が進まず、オフィシャルな取説も存在しない状況のため、簡易版のマニュアルの代わりとしてページをご用意して提供してきました。【どこでもドア】のサービス自体もいわゆるベータ版としてドンドン改良を進めてきたこともあり、徐々に情報が古くなってきましたので、メタバース空間【どこでもドア®】の一般開放に伴い、マニュアルを一新することにしました。 こ

100人以上にVR旅行を案内して分かったこと

TOPの写真は、【どこでもドア Trip】で人気の台湾ツアーの一場面。 【どこでもドア Trip】では、VR空間に入ると写真のような丸いアバターに変身します。名前が出てるし、相手の顔の向きも分かるし、会話も同じ部屋にいるかのようにクリアに聞こえるので、ホントに一緒にツアー旅行をしているかのような体験ができます。http://tiny.cc/DOKODEMO_cp1 今、上記のようなキャンペーンを実施していて、気付いたことがあって、まとめて書いてみました。延べ100名以上の方