モーツァルト:フルート四重奏曲 第3番 ハ長調, K.285b(Mozart:Flute Quartet in C major, K.Anh.171/285b)

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Wolfgang Amadeus Mozart's Flute Quartet No. 3 in C major, K. Anh. 171/285b, is the last of three quartets for the amateur flautist Ferdinand De Jean. Mozart's manuscript designates this work for flute, violin, viola and cello. Despite following directly after the first two flute quartets in the Köchel catalogue, the Quartet in C was almost certainly written a few years later, likely sometime between the years 1781 to 1782.

The quartet is in two movements:

Allegro, 3/4
Andantino, Theme and variations
The second movement was adapted by Mozart from the sixth movement of his Serenade No. 10 in B flat major (K. 361).

A typical performance lasts roughly 15½ minutes.

00:00 I. Allegro
04:09 II. Thema e variazioni

(Fl)ジャン・ピエール・ランパル
パスキエ・トリオ
1956年6月3日録音
Jean-Pierre Rampal:Pasquier Trio
Recorded on July 3, 1956

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フルート四重奏曲は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1777年から1786年にかけて作曲した室内楽曲である。フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの4つの楽器編成であり、弦楽四重奏曲における第一ヴァイオリンをフルートが担当していると考えればよい。第1番から第4番まで全4曲あり、特に第1番が広く知られている。

概要
1777年9月、21歳のモーツァルトは職探しの目的でパリへの旅行に行った。その途次、長期間滞在したマンハイムには、当時のヨーロッパで有数の宮廷オーケストラがあった(マンハイム楽派参照)。モーツァルトはこのオーケストラへの就職を希望したが、成功するには至らなかった。しかしモーツァルトは、このオーケストラの名フルート奏者ヨハン・バプティスト・ヴェンドリング(Johann Baptist Wendling)という人物と親交を結び、ヴェンドリングは、ボン出身でオランダ東インド会社に勤務した裕福な医師(理髪外科医)フェルディナント・ドゥジャン(ド・ジャンとも、Ferdinand Nikolaus Dionisius Dejean)をモーツァルトに紹介する[1]。音楽愛好家で、自身もフルートを吹くというドゥジャンは、モーツァルトに200フローリンで「小さくて軽く短い協奏曲を3曲と四重奏曲を何曲か、フルートのために作って」くれるように注文した。少しの収入が欲しかったモーツァルトはこれに応じ、結局出来上がったのはフルート協奏曲第1番、第2番(後者は旧作のオーボエ協奏曲の編曲)と3曲のフルート四重奏曲であった。しかし約束が違うというわけで、報酬は当初の話の半分以下の96フローリンにされてしまった。

実はモーツァルトはフルート(の音色)が嫌いで[2]、1778年2月14日付の父宛ての手紙の中で「我慢できない楽器のための作曲をずっと続けなければならないと、お分かりのように、僕はうんざりしてしまうんです。」と書いている。真相はわからないが、当時のフルートはまだベームによる改良以前で音程が不安定だったため、あるいはアロイジア・ウェーバー(Aloysia Weber、後に妻となるコンスタンツェの姉で、作曲家ウェーバーの従姉)への恋の悩みのために予定した量の作曲が出来なかったことの言い訳だったとする説もある。

なお、これより後の1786年ごろにもう一曲作曲しており、現在では4番と呼ばれている。

第3番 ハ長調 K. Anh. 171 (285b)
ドゥジャンのための3曲の四重奏曲の1つと考えられているが、それよりずっと後の1782年頃にウィーンで作られたという説もある。というのは、この作品の第1楽章のスケッチの一部がオペラ『後宮からの逃走』のスケッチに含まれていたことや、第2楽章がセレナード『グラン・パルティータ』K. 361 (370a) の第6楽章と同じ音楽であること、という2つの間接的な証拠があるからである。しかし、いずれも真相は不明である。

第1楽章 アレグロ
ハ長調、4分の3拍子、ソナタ形式。
生き生きとした規模の大きな楽章。

第2楽章 アンダンティーノ
ハ長調、4分の2拍子、変奏曲形式。
主題と6つの変奏からなる楽章である。

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