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「やっぱり僕は、人生を変えるのは旅だと思った。」 #POOLONEXT

みなさんこんにちは、改めましてROYです!

今日は、「やっぱり僕は、世界を変えるのは旅だと思った」というお話です。フリーランスになり人生の方向性を模索していましたが、改めて人生ずっと旅に関わることをしたい観光業を盛り上げていきたい、そう思いました。そのタイミングで、TABIPPOが企画する #POOLONEXT が開講されるとのことで、これはと思い特待生プランにエントリーさせていただきます。このnoteでは、観光業界を担う次世代のリーダー養成スクールをテーマにしたPOOLOに参加したい思い、そしてこれから成し遂げたい未来を綴ります。
(多分これを見るTABIPPOの人は、僕の背景は知っていると思うので、細かい部分は省きますw)

世界から旅を奪われた2020年

さて、2020年4月。3年間関わったTABIPPOを卒業しました。理由は、2017年から目標にしていてた自転車世界一周に行くためです。2年間リスケしてようやく独立できるスキルを身に付けて、いざ卒業したは良いものの、結局コロナで一世一代のデカイ旅には行けませんでした。その後、緊急事態宣言なんかもあり、9月末まではどこにも行かずにずっと自粛生活をしていました。

ようやく10月ころになってGoToトラベルなんかも始まり、半年以上ぶりに旅に出るようになりました。しかし、どこに行っても以前自分が旅をしていたときの活気が街には見えなかったです。その中でも印象的だったのが、石川県輪島の朝市でした。

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ここはコロナの前は屋台がたくさん出店していて、多くの観光客で賑わっていたそうです。それが今は朝イチのピークの時間帯に行ってもこんな状態です。屋台も無ければ人もいない、お店もほとんど閉まっていました。屋台のおばあちゃんに「何でもいいから何か買っていって。本当に人が来なくて大変なの。」と言われました。僕は購入したお土産を片手に、とても悔しくなったのを今でもよく覚えています。

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もちろんこれは日本に限った話ではなく、世界同様の問題を抱えています。世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)がまとめた調査報告では、全世界の2020年の旅行・観光業の失業者は1億7400万人に上る見通しとなったそうです。世界単位で見ても、約半数の観光業従事者の方が失業し、明らかに観光業が衰退しています。

このままではいけない...

旅は僕たちにとって欠かせないもの

コロナになって改めて人生における旅の大事さを考えました。やっぱり僕は、人生を変えるのは旅だと思いました。

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僕は旅に人生を変えてもらって生きてきました。初めての旅のオーストラリア自転車旅では、挑戦する大事さを学び、世界中の人と話して新しい価値観と出会いました。その後帰国してからはTABIPPOにジョインし、そこで知った旅人たちは本当に素敵な方ばかりでした。仕事は楽しいということや、仲間たちと一緒に何かを創り上げることも学びました。僕にとって人生で大切なことは全部、旅から教わりました。そして今も旅をするために生きています。

このまま誰もが自由に旅ができない状況が続くと、次の若い世代が旅を知らないまま成長し、旅によって生まれるはずだった出会いも経験もしないまま、新しい可能性が閉ざされてしまいます。僕の人生で叶えたい「若者が人生の可能性を広げて、豊かな人生を送る」というビジョンが達成されない、そう思いました。誰もが豊かに旅ができる環境を復興して、多くの人が個人の可能性を十分に拡げられる世界を作りたい。そう決意しました。

2020年は映像関連の仕事ばかりしていたのですが、2021年2月に上記を考えて、3月に観光業界に戻ることを決意して旅に関わらない仕事の多くを断り、4月にはもう東京の家を捨てて、北海道での活動の拠点を探すために無拠点生活をはじめました。我ながらコレだと決めたときのスピード感がすごい...

POOLO NEXTに参加したい理由と成し遂げたいこと

そんな思いで観光業に専念する決意をしましたが、POOLOに参加したい理由、そしてPOOLOを通して実現したい未来の話をお話します。

①北海道を中心とした観光を復興させるビジネスプランを作りたい
コロナになって国内の観光復興を考えたときに、真っ先に思ったのは地元の北海道を盛り上げたいということでした。札幌や道東を中心に面白い人達は集まっていますが、まだまだ地方都市の一つです。大学生だったころの自分がそうだったように、まだ外の世界を知らない若い人たちが多いです。僕のが人生を通してやりたいことは「若者が人生の可能性を広げて、豊かな人生を送る」です。人生を豊かにする手段として、僕は旅をたくさんの人、特に外の世界を知らない北海道の若い世代に経験してほしいと思っています。

まだ北海道で活動することを決めたばかりなので、拠点もビジネスモデルも決まっていません。しかし、「場」や「コミュニティ」をキーワードにした活動をしたいとは考えています。コロナを経て、リアルの場の価値が非常に高まった気がしています。人生を変えるきっかけは「人との出会い」だと信じています。やはり、オフラインのエネルギーは計り知れないものを持っています。自分が持っていない何かを持っている人と出会うことによって、人の可能性はもっと拡がっていくはずです。リアルを含めたコミュニティを形成していくには自分の場がほしいなと思っているので、最近は北海道でゲストハウスの立ち上げなんかも視野に入れています。POOLOを通して、自分の今の構想をもっと解像度を上げて、より社会や人に貢献できるようなビジネスモデルを作っていきたいです。

②北海道の地方を盛り上げ、アップデートさせたい
北海道は本当に可能性がたくさんあります。産業も観光資源も、数多くありますが、その中で持続可能な「地域社会」を実現させていきたいです。将来的には僕が北海道でのキーマンとなり、ボトムアップのアプローチで各市町村がそれぞれサステナブルに発展するような仕組みを作っていきたいです。特に僕の場合は観光産業からのアプローチしていきたいです。市町村の中には、地域の観光資源を活かせていなかったり、若者の動向をつかめていない自治体もあります。自分がそこの部分に介入して、北海道のツーリズム全体を持続可能な形で引っ張っていける人材になりたいです。

しかし、そのためには圧倒的に知識量が足りません。自分でビジネスモデルを考えられるほどのインプットもまだないし、自治体を引っ張っていけるほどの経験も無いです。そのギャップを埋めるために、様々な観光という分野で活躍されている方のリアルな話を聞いて、自分の経験値を上げて、地方に還元していきたいと考えています。

③観光業界の未来を担うリーダーたちと共創したい
このPOOLO NEXTのコミュニティの最良のポイントは、コミュニティにあると思っています。大勢で旅をした方が楽しいように、ビジネスも一緒に考えた方が良いものが生まれます。これからの観光業界を担う多様な仲間たちの意見を取り入れ、日本で唯一のビジネスモデルができるのを今から楽しみにしています。

また、また一方的に自分のビジネスのことだけを考えるのではなく、仲間のビジネスの壁打ちをしたり、一緒に新しい事業を立ち上げたり、人と繋げ合ったり、インタラクティブに活動することによって、様々なシナジーが生まれてきます。これは、POOLO1期のころから見てきた光景です。参加者同士が主体的に動くことによって、運営もすらも予期していなかった方向に動いていく。POOLOにはそんな可能性しか無いと思っています。昔から関わってきたTABIPPOのコミュニティだからこそ、ここから生まれるエネルギーを信じているし、全身全霊をかけて、コミットできます。

2030年を担う観光業界のリーダーになる

フリーランスになって、自分のやりたいこと、できることが分からずにずっとモヤモヤした日々を送ってきました。ですが、コロナになったからこそ本当に自分がやりたいことにやっと気がつきました。やっぱり、誰かの人生を変えるのは旅だと信じています。これからはブレずに「旅を通して若者の人生を豊かにすること」をやっていきます。そのためにも自分が観光業界に貢献できる価値をこのPOOLOで生み出していきたいと思っています。2030年を担う観光業界のリーダーになります。

ちょうどフリーランス2年目を迎えた4月に、この決意のnoteを記します。

ROY

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