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あなたのラップはどこから?

 ヘッダの画像はルピシアのサンプルで貰ったディクサム紅茶と黄金桂です。黄金桂、肌寒い今日にぴったりでした。うま~い。

 ラップ、好んで聴くことはないと言いつつそういえばヒプノシスマイクに好きな曲があったからそればっかり聴いてた時期がありました。そして長い記憶を遡れば、久保田利伸の「流星のサドル」にラップ部分ありませんでしたっけ? その頃は音楽について知ってることが少なすぎてそれがラップだとわからなかったですが。
 ラップというものを最初に意識したのは「今夜はブギー・バック」。上手に歌えるようになるために練習したなあ。日本語で助かったわ。英語のラップはいくら練習してもモノになりませんでした。マンウィズの「higher」とか、自分の技量が低いのかこれのラップが難しいのか未だに不明。
 最近ではパリピ孔明のアニメにラップシーンあって楽しかったです。漢文調×ラップ、良いネタでした。

 その程度のライトな聴き手でも「おっ?」と思わせる小説がこちら。

「レペゼン母」宇野碧

 帯の設定読むだけですごいな、梅農家か! 専業農家大変だよね!(実家は兼業農家やってました)とブチ上がって嬉しく読みました。帯に推薦文載せてる作家はお二人とも好きだし。
 ところで、これって惹句にあるとおり母子分離の話なんですけど、「読みたいから買って~」と珍しく強請ってきたのは我が息子なんですよね。母はどんな顔してその事実を受け止めたら良いのかね? 
 と、己が子のことは良いとして、『レペゼン母』、ラップ用語にとんと疎くても大丈夫。主人公の明子さんが素人なのでちゃんと周囲に教えてもらいながら、転がるように話が進みます。そのスピードにのって、ラップの歌詞もちゃんと入ってきます。リズム感皆無の私にも読んでる間だけは音楽が聞こえてきて、明子さんと一緒になって魂削ってました。

『レペゼン母』宇野碧/講談社/2022.08刊

 裏表紙側の帯に「ラップバトル×親子=感涙!?」とあって、この「?」が良かったです。ぐっとクる。
 そうそう、親視点じゃなく子ども視点で読んでも良かったらしいです(息子談)。無粋なのでどこが良かったとは訊かずにおります。そのうちぽろっと言わないかな。

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