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過酷な椎茸狩り

 帰省先から投稿しています。フリック入力慣れません。
 実家は山奥なので、両親は山を間伐しては、雑木を薪にしてボイラーを焚きまくり、暖房と温水を賄っています。
 数年前に新しい山を買ったのは聞いていたのですが、昨日初めて連れて行って貰いました。最初は椎茸が出始めたので原木から収穫しに行こうと言われて、焼き椎茸食べたさにホイホイ同行しただけなんです。そこからはじまるまさかの山登り。普通のスニーカーなので気をつけないと滑るし、地面は濡れてるし、嵐の後で倒木はあるし。片側が谷の切り開いて数年しか経ってない山道を軽トラックに揺られながら、中腹まで。そこから猪の掘った跡や鹿のフンを観察しながら峰の天辺まで。歩く途中で手頃な枝を拾って杖にして、踏み分け道に落ちている枝をそれで払い、次に通る人の為の安全を確保しつつ、切り株を踏み抜かないよう。
 山歩きが楽しいのは整備されたルートの話、未開の地では景色を楽しむより危険を避けることに精一杯でした。この環境だといい感じの枝は持って楽しいだけじゃなく、身体を支え、障害物を払い除け、足を滑らせた時の落下防止にもなります。
 帰りは帰りで、山道脇の丸太を軽トラックに引っ掛けて、車体下に巻き込んでしまい、仕方ないから丸太の下の地面を掘って丸太の高さを下げて脱出。これも気づかず運転してたら谷底真っ逆さま案件です。
 これでも、春夏の虫がわんさかいる季節に比べれば危険は少ないほうです。感染性のウィルスを持ったマダニ、スズメバチ、百足、虫ではないですが蛇。蚊やブヨも。
 整備されていない山歩きに誘われたら、くれぐれも踏み分け道を離れず、虫除け装備を整え、足元はスパイク付きの靴でお出かけ下さい。

椎茸は美味でした

では今から椎茸調理にかかります!

大好きなお茶を買う資金にさせていただきます