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勇者スプライトの使い心地【5/12ネクストプレイ杯 ベスト8】

こんにちは、あーくです。

先日人生で4度目且つ久しぶりのCSにでてきました 。
使用したデッキは勇者スプライトで結果は予選トナメ3位、決勝トナメ準々決勝で敗北のベスト8でした。
(ツイートクソ誤字ってますが、久しぶりのCSで疲れていたみたいです。許してやってください。)

今回はその際に使用したデッキの使い心地などをまとめていきます。
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1.使用したデッキ「勇者スプライト」のリストと所感

1.戦績と勇者の採用理由


今回使用したリストと戦績はこんな感じ。

予選リーグ
1戦目:ヌメロン  じゃんけん/勝 先手2-0
2戦目:スプライト じゃんけん/負 後手 2-1
3戦目:スプライト じゃんけん/負 後手 1-2
4戦目:エクソシスター じゃんけん/負 後手2-1
5戦目:スプライト じゃんけん/勝 先手2-1
決勝トーナメント
1回戦:アダマシア じゃんけん/負 後手0-2

現在主流のディーヴァ型のスプライトからディーヴァと誘発スロットとスマッシャーズを外し、その枠に勇者セットを採用しています。

本音を言えばスマッシャーズはメインから外したくはなかったのですが、枠の都合でサイド落ちしました。

勇者ギミックのメリットは大きく分けて3つ
①増殖するG以外の手札誘発に対して強く出られる
②捲り性能の向上
③流行している魔のデッキ破壊ウィルスに対しての保険

です。

主な役割は以前と同じように手札誘発の回避用、またはそれの避雷針として運用します。
グリフォンライダーによる誘発の無効はもちろん運命の旅路が幽鬼うさぎを吸ってくれるので、メインのスプライトの動きを押し通すことができます。


また増Gも相変わらず重いことは重いですが、
勇者ギミックが回ればグリフォンライダーという万能無効を1枚構えられるので通常のスプライトより安心できるシーンがあります。


捲り性能についてはやはりドラコバックです。


バウンスなのでティアラメンツなどの墓地へ送られた時に発動する効果を使わせずに済みますし、
モンスター効果による除去でもないのでスキルドレイン下でも使用できます。
また妨害をここに打ってもらう用のブラフとしても運用してもOKです。

ちなみに余談ですが、このデッキで展開しているときにスプライトブルーやジェットと旅路の装備魔法サーチのチェーンを組むことが度々あると思います。
その際僕個人としては、
チェーン1ドラコバック、
チェーン2スプライト、

でチェーンして問題ないと思います。

というのもそもそもこの状況、妨害を考えなければ勇者抜き且つブルージェットのサーチなしでもレベル2が2体いるのでエルフ餅は確定しています。
あとはどこで誘発を打ってもらうかな訳ですが、
こちらとしては捲りやリソース、なにより貫通性能の都合、ドラコバックサーチからグリフォンサーチをして本命のギガンテックを通したいところです。 
なのでここではブルージェットが通れば展開伸ばせてラッキーくらいに思っておいて、まずは勇者を回すことを意識する方がいいと使っていて思いました。 

また昨今は先攻用のサイドカードとして魔のデッキ破壊ウィルスが流行していますが、
その効果で聖殿の水遣いが墓地に行けば通常スターターだけでは捲り切れない盤面も返せる可能性が出てくるのではないかと思っていました。

あと積極的にやるわけではありませんが、シンプルにモンスター2体揃うので、リンク2を作りスプライトモンスターの召喚条件を整えることもできなくはないです。

2.使ってみた所感

まず第一に想像しているより事故りませんでした
その理由はおそらく鬼ガエルとスプライト・スマッシャーズが1枚初動になってくれるのと、
足りないパーツをピック出来る金満で謙虚な壺の存在が大きかったんだと思います。

また普通に回しているだけでは勇者ギミックが見えないことが多く、2,3戦目で勇者ギミックが唐突に見えるシーンも結構ありました。
この唐突に見える勇者が相手のプランを狂わせてくれた・・・ような印象がありました。

とはいえやっぱりスプライトとのシナジーは皆無なので事故るときは事故ります。
実際決勝トナメ2本目は先攻の癖に勇者ギミックと手札誘発しか来なかったためアダマシアの手数を捌ききれませんでした。プレミもたくさんありましたが…
この勇者の枠が深海のディーヴァであれば妨害数を稼げたので、その時だけは純の方がよかったと思いました。

2:採用した手札誘発

このパートではこのデッキでのメインおよびサイドで採用した手札誘発とその理由を解説します。

まず配分は下記の通りです。

メインデッキ 計14枚
灰流うらら 3枚
増殖するG    3枚
エフェクト・ヴェーラー 2枚
D.Dクロウ 2枚
幽鬼うさぎ 1枚
無限泡影 3枚
サイドデッキ 計5枚
D.Dクロウ 1枚
幽鬼うさぎ 2枚
原始生命体ニビル 2枚

メインデッキについて、うららG泡影についてはもはや語るまでもないと思うので割愛します。

そのほかに採用しているクロウうさぎヴェーラーについてですが、
そもそもこのデッキの構築がスプライトとティアラメンツを重めに意識している点にあります。

一般的に出回っている構築では、
ニビルうさぎ それぞれ2枚前後
ヴェーラー 3枚
の計16〜17枚だと思います。

まず勇者型ではこの枚数を搭載するのは不可能なのでなにかを切り捨てます。

そうなったとき、ティアラメンツに刺さりづらくスプライトにもケアされやすいニビルは第一に抜けます。
次にクロウうさぎヴェーラーの枚数を検討する必要が出てきますが、 


うさぎ:スプライトに有効に刺さるもケアされやすい上ティアラメンツには意味がない
ヴェーラー:どちらにもある程度働くが、相手ターンのみにしか使えない
DDクロウ:両方のターンに使えて、ティアラメンツはクリティカルに、スプライトにも餅カエルの着地を遅らせることができるため比較的有効。


以上の点からクロウ≧ヴェーラー>うさぎ といった順にプライオリティをつけ、最終的な枚数調整の末今回の配分になりました。

ただしニビルもウサギも有効に刺さる対面は多いため、残りの枚数をしっかりサイドに仕込ませています。

ところが蓋を開けてみればスプライトの次点に来ていたのがエクソシスターだったため、メタ読みという点からは大外ししました。
とはいえ有利を取れる相手であり手札誘発2体腐ったところでマッチで考えれば大きな問題ではないこと、
事実決勝トナメに上がったのはティアラメンツだったので勝ち進めば当たる可能性が高かったなど、間違った選択ではなかったと個人的には片付けています。

3:サイドデッキについて

この項目では対面別の後攻時サイドチェンジ例とその意図を紹介します。

1.対スプライト

第一目標として初手の手札誘発の所持数を2枚以上にできるように17枚搭載
次に1枚で複数面処理ができるパンクラと全体無効の冥王結界波2枚。
可能な限り相手を動かさないためのサイドチェンジです。
ただ結界波は1枚で解決できるわけではなく、撃ちたいタイミングも相手がひとしきり回し終えて次のリソースも潤沢で返したところで返されるのが見えているのが正直なところです。
そのためこのスロットは他の手札誘発にして動かさないプラン1本にするか三戦の才のような先攻用且つ後手捲りにも使えるカードの方がよかったかもしれません。

2.対ティアラメンツ

うさぎはこの対面では仕事がないのでクロウと完全に交代です。
また多くのサイドチェンジでは墓穴の指名者は抜くことが多いですが、ティアラメンツは自分のターンだと墓地をリソースに動いてくるので自衛兼妨害用カードとして残します
また自分の場がガラ空きの状態であればライストの後ろ破壊で相手の妨害をかわせる可能性があるので、後手では役割のない抹殺の使命者と魔知ガエルとチェンジしています。

3.対エクソシスター

先程のティアラメンツとは逆に墓地メタは裏目になるためクロウと墓穴は全抜きで、エクソシスターネームを消し去れる幽鬼うさぎとエクソシスター・リタニアを割れるライストハーピィは最大限盛っています。
残り1枠余ったので2面処理できる可能性があるパンクラトプスをいれる感じです。

4.対エルドリッチ

まずGは刺さりづらいので抜きます。
次にヴェーラーはこの対面では使えないので抜きます。
抹殺と魔知ガエルはいつも通り抜きます。
空いた枠にバックを触れるカード、相手の墓地を触れるカードを徹底的に盛ります。
あとは引けるか引けないかのゲームです。

おまけ.先攻サイドチェンジ例

展開の止めどころのスプライトスマッシャーズ、大体の対面でも引いたらほぼ勝ちな次元障壁は入れたいところ。
この枠を捻出するために、増Gで引いたときに使いづらい無限泡影と先攻なら無くてもいいDDクロウは1枚に減らして枠を捻出する感じです。

4:そのほか語れてないこと

1.金満で謙虚な壺で落とすカード


先手後手で優先度は変わってきます。
先手の場合は、
だいたい落とす⇒I:Pマスカレーナ、キャット・シャーク、転生炎獣アルミラージ
場合によっては落とす⇒暗影の闇霊使いダルク、アクセスコード・トーカー、閉ザサレシ世界ノ冥神
落としたくはない⇒神騎セイントレア、神隠し鬼火丸、ダウナードマジシャン、天霆號アーゼウス
絶対に落とさない⇒スプライト・エルフ、ギガンテックスプライト、餅カエル

絶対に落とさないものは展開の根幹、落としたくはないものは捲りの主力です。
なので場合によっては落とすカードと大体落とすカードについて解説すると、
マスカレーナ:なくても何とかなる
キャット・シャーク:勇者ギミックが入っているから打点が足りないことがあまりない。
アルミラージ:鬼ガエルからの1枚初動をしない場合は必要ないため
ダルク:なくてもリンク数が伸びる。
アクセスコード:残しておきたいよりだけど、しっかりデッキが回っていればそこまで除去が必要にならない。
閉ザサレシ世界ノ冥神:アクセスコードと同じくしっかり回っていれば、盤面をひっくり返すこいつは必要ない。

後手で金謙を採用して6枚めくりたい場合は、
まず落とす:キャット・シャーク、転生炎獣アルミラージ、I:Pマスカレーナ
暗影の闇霊使いダルク
この中から2枚:アクセスコード、セイントレア、鬼火丸

まず落とす4枚は、これを出している暇がないためです。
残り2枚については対面と状況次第です。
でか物がいるならアクセスコードを残しておきたいですし、除去が難しいモンスターがいるならセイントレアや鬼火丸を使いたいです。
これについては結構感覚によるものなので要練習といったところです。


思いのほかなかったので1項目だけです。

5:終わりに

以上がネクストプレイ杯で勇者スプライトをつかった感想です。
個人的には純構築の手札誘発スロット17枚があまり好みではなく、余剰枠に勇者のような便利ギミックを詰め込みたかったためこの構築を採用しました。
使い手がもっと良ければより良い成績を残せたかと思いますので、興味があるかたは是非使ってみてください。

あと余談ですが、久しぶりにCSに出て初めて決勝トーナメントにあがって気づいたのですが、このゲーム体力勝負ですね。
決勝トナメ1回戦集中力が完全になくなってました。
今後デュエルの腕もそうですが、体力作りもしていかないと強く思わされたとてもいい経験ができた一日でした。

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