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【アート】フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線@SOMPO美術館 に行ってきました

初めて訪れたSOMPO美術館は、新宿にありながらも繁華街を少し離れた場所に位置しており、人混みのストレスを受けずに済んだのでとても良きでした。
(新宿は好きだけど人混みは苦手)

SOMPO美術館入り口

ロートレックは特徴をとらえて描くのがとても上手な画家だと思っています。
現在の私たちが見ても、どこか新しさを感じさせるような抜群のセンスの持ち主。
ですが私は、ロートレックの絵よりもむしろロートレックの人柄が好きだったりします。

今回は撮影OKの作品が少なかったため、心に残った作品というよりは撮影できた作品の一部を紹介していこうと思います。

ロートレックの作品

写真にはないけど、イヴェット・ギルベールを描いた絵が私は好きです。

ロートレックは伯爵家の生まれでした。
展覧会には馬の絵もたくさんありましたが、彼自身は持病があったため生涯馬には乗れなかったのです。
家族が皆、颯爽と馬に乗っている姿を見るのはさぞ辛かったのではないでしょうか。
また、彼は見た目のことで差別されることもありました。
慕っていたドガにすら酷いことを言われてしまいます。
(ちなみにドガは誰に対しても性格が悪い!)
それでも根が明るくユーモア溢れるロートレックは、遊び心いっぱいで前向きに生き抜いた人でした。

私はそんな彼の生き様が好きなのです。

今回のマイベスト

ロートレック、ごめん。
今回のマイベストはゴッホのひまわりです。

フィンセント・ファン・ゴッホ「ひまわり」

最後にひときわものすごいオーラを放っていたこの作品。
やはりSOMPO美術館の大トリはこの作品にしか務まらないでしょう。

ガラスケースの中で厳重に管理されているひまわりは、間違いなく日本が所有する絵画の中の宝物のひとつだと確信しました。

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