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【アート】空間と作品@アーティゾン美術館|感想

この展覧会は「空間と作品」と銘打たれているだけあって、間の作り方が秀逸でした。
素晴らしい作品とたくさん出会えて幸せです。

2020年にできたばかりのアーティゾン美術館は建物がとても綺麗で、立地的にも都内繁華街の喧騒から離れているので快適です。

今回は写真多めでお送りします。
ご自身の好みの絵を見つけるような気分で眺めてみてくださいね。

入口付近

作品紹介

パブロ・ピカソ 腕を組んですわるサルタンバンク

ピカソの絵は存在感が圧倒的です。

円山応挙 竹に狗子波に鴨図襖

畳に座ってゆっくり鑑賞できました。
しばし和なムードに包まれます。

なんてかわいいわんこたちだろ。
単純な線でさらさらと描かれたように見えますが、ちゃんとしっかり子犬のまん丸ふわふわな感じが伝わってきます。
絵がうまいってこういうことですよね…。

佐伯祐三 テラスの広告

最近好きな画家のひとりです。
力強い筆致に惹かれます。

青木繁 海景(布良の海)
古賀春江 遊園地

楽しげ。

古賀春江 素朴な月夜

これ素朴かな?
黒ラブのような手前のわんこ、顔こわい。

ヴァシリー・カンディンスキー 二本の線

こういう絵を玄関に飾りたいな。

メアリー・カサット 娘に読み聞かせるオーガスタ

娘、完全に飽きとる。

ジョルジュ・ビゴー 日本の女

日本大好きビゴーさん。

古賀春江 美しき博覧会

古賀春江の絵は最近のお気に入りです。

パウル・クレー 島

クレーにとってこの点は楽譜のようなものです。

横山大観 神州第一峰

このシンプルなフォルムから大観の底力が伝わってきます。

コンスタンティン・ブランクーシ 接吻

癒ししかない。

ピエール=オーギュスト・ルノワール すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢

ただ絵を観ることが好きだった頃はルノワールが一番好きでした。
ところが、少しずつ美術の知識が増えるにつれて、なぜかどんどん好きじゃなくなっていきました。

雪舟 四季山水図

筑前藩主の黒田家に掛けられていたそう。
500年以上前の掛け軸を見られるってすごいことですよね。

パブロ・ピカソ 女の顔
カミーユ・コロー ヴィル・ダヴレー

林忠正旧蔵作品。
深呼吸したくなるような画面、観る者を誘導する道、弧を描くような木々。

山田五郎さんのドガの回を観た後だとね、ちょっと「おぉ…」ってなるよね。

エドゥアール・マネ 自画像
アンリ・マティス 画室の裸婦

ボナールのマルトかと思ったら違いました。

ポール・セザンヌ サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール
アンリ・マティス オダリスク
アンリ・マティス 石膏のある静物
アンリ・マティス 青い胴着の女
アンリ・マティス 縞ジャケット
岸田劉生 麗子像

父の愛。

藤田嗣治 猫のいる静物
ピエール・ボナール ヴェルノン付近の風景
ピート・モンドリアン 砂丘
青木繁 海の幸

観られて良かった!

パブロ・ピカソ カップとスプーン

この絵を玄関に飾りたいと思ってミュージアムショップやAmazonで探しましたが、見つかりませんでした。

ウジェーヌ・ブーダン トルーヴィル近郊の浜

ブーダンのビーチでパリピシリーズが好きです。

ベルト・モリゾ

モリゾの絵に出てくる女性っていつも黒い服を着てません?

クロード・モネ 睡蓮の池
古賀春江 鳥籠
牛島憲之 タンクの道

静まり返った「静」の雰囲気、そしてフレームとの一体感がすごいです。

ポール・セザンヌ 帽子をかぶった自画像

ザコシかな?

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック

次の展覧会も楽しみ

次回の概要
展覧会名 ひとを描く
会期 2024年11月2日[土] - 2025年2月9日[日]
主催 公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館


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