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【アート】東京国立近代美術館は常設展も素晴らしかった

先日東京国立近代美術館のTRIO展に行った際、ついでだからと常設展の方ものぞいてみたら、そちらもいい作品がいっぱいありました。

心に残った絵をピックアップして紹介していこうと思います。

心に残った作品

原田直次郎

原田直次郎「騎龍観音」

重要文化財。
発表当時、賛否両論を巻き起こしたという作品です。

和田三造

和田三造「南風」

重要文化財。
3日間海上で漂流した画家の実体験を元に描かれた作品です。
右の方で座っている人物が画家本人。

藤田嗣治

藤田嗣治「自画像」

最近では、観れば観るほど好きになっていく画家の1人です。
元々はそんなに興味を持てなかったのに、絵の好みの移り変わりって不思議だなぁと思います。

清水登之

清水登之「チャイナタウン」

初めて観た画家です。
ニューヨークのチャイナタウンの賑やかな様子が描かれています。

よく観てみると、バルコニーにいる人や寝ている人、演奏する人など様々な様子が描かれていて楽しいです。
わんこもいるよ。

清水登之「街の掃除夫」

パリの地下鉄入り口も描かれていますね。
今回初めて知った清水登之という画家の、シュルレアリスムに通じるようなタッチが好きです。

岸田劉生

岸田劉生「道路と土手と堀(切通之写生)」

重要文化財。
教科書に載っていましたよね。

ピカソ

パブロ・ピカソ「ラ・ガループの海水浴場」

この絵を観てなぜか岡本太郎を思い出したのですが、たまたまなのか理由があったのか、この絵の隣が岡本太郎でした。

山口華楊

山口華楊「洋犬図」

あ、ボルゾイだ!
と思って気づいたら写真を撮っていました。

というのも、Instagramの犬友さんにボルゾイを2頭飼っている方がいらっしゃるからです。

ボルゾイかっこいいですね。

今回のマイベスト

今回のマイベストは藤田嗣治の「自画像」でした。

さらりとしていて目に優しい色彩。
迷いのない繊細な輪郭線。
得意の乳白色。
すべてが今の私にはグッときます。

最後はフランス人になったレオナール・フジタ。

最近は彼の画集がほしいと思うくらい好きになっています。

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