歯列矯正メモ#7 物理の力とチキンフィレオの乱

これは“物理の力”

調整日、前から外れまくってきた下顎7番のブラケットだが、ついに直接ブラケットをつけるのは諦めて銀歯につけるときと同様に金属の輪っかの上からブラケットをつけることになった。ここはスムーズにいった。
今回のトピックはいよいよワイヤーが通った7番ではなく、下の捻転している1番である。この1ヶ月で隣の2番がだいぶ動いて、1番2番の間が1mm以上空き、捻転もやや緩くなってきていた。そして捻転していたところについにブラケット(正式なブラケットではなくなんか特殊なやつ??)がついたのだ――と思うや否や、めちゃくちゃ強く手で押し込まれ同時にワイヤーをめちゃくちゃ強く締められた。
歯が折れるんじゃないか??と思うほどの、圧倒的物理の力である。気付いたら、2番との間の1mmの隙間はなくなっていた。1番は軽く捻転したまま2番に完全に接触していた。腕とワイヤーの力で一瞬で隙間が埋められていたのである。隙間なくなったら捻転戻らなくない?とは思ったが、抜歯した空間はまだまだそのままなのできっと綺麗に並ぶのでしょう……
上側もコイル?みたいなパーツがワイヤーに追加され、3番の移動を加速させるようだ。
当然だが、調整後の痛さは以前より強かった。


チキンフィレオの乱

調整から一週間以上経ち、おおよそ痛みが消えたので調子に乗ってしまったことは認める。でも、チキンフィレオでワイヤーが外れるなんて、誰も言ってなかったよ??
要するに、抜歯後のスペースはワイヤーが剥き出し(?)なので、その部分にピンポイントで硬いものが押し付けられると外れてしまうということなのだが、これはもちろん自分の食べ方が悪かったのだが、前歯は永遠に矯正前相当のパワーは出ないのでついサイドからハンバーガーを噛みにいってしまい、ちょうど抜歯した4番5番スペースにチキンフィレオのチキンフィレがはまって、下側のワイヤーを押し下げ外れてしまったのだった。
幸い、翌日すぐに矯正歯科に行けて直せたのだが、ワイヤーが開始して半年近く経つことによる慢心といえよう。
こういう事象もあるので、矯正歯科は近場かつ予約しやすいところをオススメします。前歯で噛めないものは、細かく切ってから口に入れるよう肝に銘じます。

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