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【自主大会優勝&シティリーグ入賞】新環境のサーナイトexデッキ解説



こんにちは、ゆっかー(@rowlet0215)と申します。

今回は新環境であるスノーハザード・クレイバースト環境のサーナイトexデッキの構築について解説記事を執筆させていただきました。
全文無料で読めるようになっています。



1.現環境の予想Tier表


Tier表とは、使用率やデッキパワー等を総合的に考えたデッキの順位を表したものです。
まず構築を考える上で、どのようなデッキ達が環境にいるかを考える必要があります。
まだ発売から2日で環境も定まっていないため、予想にはなってしまうことをご容赦ください。

Tier1
サーナイトex
ルギアVSTAR

Tier2
パオジアンex
ミュウVMAX
ロストバレット

Tier3
ディンルーex
ミライドンex
ロストギラティナ
アルセウスギラティナ


2.サーナイトexデッキの新弾での影響


スノーハザード・クレイバーストの発売によってサーナイトexデッキが強化されたと感じたのはすごいつりざおナンジャモの2枚によってでした。

すごいつりざおは、グッズでトラッシュからポケモンを山札に戻せる点がとても強力です。
以前はポケモンを再利用する時はクララやミモザを使用していたためサポートの権利を失っていました。
今後は、ポケモンの再利用をするタイミングでもサポートの権利は残っているため、ナンジャモで相手の動きを妨害したり、ボスの指令で相手のベンチポケモンに攻撃できるようになりました。

ナンジャモはジャッジマンと違い、序盤では6枚引くことで自分の動きを補助してくれます。
また後半はツツジのように相手への強力な妨害カードとなります。
終盤に使うとサイドの減少により自分も引くカードが少なくなることがナンジャモの欠点ではありますが、リファイン、かくしふだ、アルカナシャインによって手札を増やせることでその欠点を補えるのでサーナイトexデッキと相性が良いカードであると感じました。


3.各カードの採用理由


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◆ポケモン

・ラルトス 4枚

HPが70あって、技が1番強いテレポートブレイクのラルトスを4枚採用しています。

・キルリア 4枚

特性リファインを持つキルリアを4枚採用しています。
ミラージュステップのキルリアは、博士の研究とナンジャモを採用していて、山札をたくさん掘り進めていくことをコンセプトとしているため不採用としています。

・サーナイトex 2枚

基本サーナイトexで攻撃をしていく展開は少なく、ベンチでHP310を保ったまま残ると考えていて、気絶することは少ないためサイド落ちのケアを兼ね2枚採用としています。
すごいつりざおで使いまわすことも可能なため、3枚目を採用することは無いかなと思います。

・サーナイト(アルカナシャイン) 2枚

このデッキの強力なアタッカーです。
0エネの状態から、サイコエンブレイスでつけられるエネルギー6枚+手張りで7枚をつけられるため270ダメージを出すことができます。
VSTARやVMAXデッキ相手には280以上のダメージを出したいことがあるため、前の番に手張りしておいたり、アルカナシャインで当たったエネルギーは付けておくかの検討をする必要があります。
すごいつりざおの登場でこのカードを使いまわしやすくなったこともサーナイトデッキの強化に繋がっているなと思います。

・ミュウ 1枚

レベルボール、霧の水晶、ハイパーボールが1枚でも引ければこのカードを持ってきてふしぎなしっぽを使用することでバトルVIPパスを使用できる確率が高まり、1ターン目の盤面形成を助けてくれるため必須の1枚と思っています。

・フワンテ 1枚

3つのエネルギーだけで180ダメージ出すことができ、序盤から中盤にかけて使い勝手の良いアタッカーです。

・クレセリア 1枚

HPが120と高い水準でありつつ、相手のベンチポケモンのHP60-80を気絶させてくれる便利なアタッカーです。
アルカナシャインを持つサーナイトの高火力を出すために必要なエネルギーをつけてくれる役割もあります。

・ザシアンV 1枚

アルカナシャインとは違いHPが220あるため事前の準備がなくともトラッシュにエネルギーさえあれば最大360ダメージを出してくれるとても強力なアタッカーです。
基本終盤で使うことが多く、スタートしてしまうのもあまり嬉しく無いため1枚の採用です。

・マナフィ 1枚

かがやくゲッコウガ等のベンチポケモンへの攻撃を防いでくれるカードです。
必要としない対面では極力場に出したく無いため、スタートの確率を下げる1枚採用です。

・かがやくゲッコウガ 1枚

このデッキはエネルギーをトラッシュに送り続けることが重要であるためかがやくポケモンはゲッコウガが1番良いと思います。
あまいわなを持ったクチートが流行した場合は採用するかを再度考える必要のあるカードではあります。

◆グッズ

・バトルVIPパス 4枚

序盤のラルトス、そこからリファインを持つキルリアの展開できる数がそのままデッキパワーに直結するので、1番展開力のあるこのカードは4枚採用としています。

・レベルボール 3枚

1ターン目はラルトスを並べつつ、2ターン目以降はキルリアをノーコストで持ってくることができます。
後半は余り気味なので3枚の採用です。

・霧の水晶 3枚

序盤は展開の助けになりつつ、中盤終盤もかくしふだのコストになるエネルギーを持ってくることができるため便利なカードです。

・ハイパーボール 3枚

サーナイトex、アルカナシャインのサーナイトを含む全てのポケモンを持ってこれる万能ボールです。
手札のコストが重く初期は2枚でしたが、ふしぎなしっぽでハイパーボールを探すシーンが多く3枚に変更しました。

・すごいつりざお 2枚

新弾での影響でも説明させていただいたとおり、このカードの登場がサーナイトexデッキを大きく変化させました。
基本ポケモンを戻して再利用することが多いですが、エネルギーを戻してかくしふだのコストにしたり、かがやくゲッコウガをボスの指令で縛られた時の逃げるためのエネルギーも確保することもあります。

・ふしぎなアメ 3枚

体感として3枚採用するとふしぎなしっぽで当たりやすく、2ターン目から攻撃を開始しやすいため3枚採用しています。
ミラージュステップを採用していないためラルトスが余りづらく、このカードの採用理由として早い段階から攻撃を開始するためのカードとしての役割が強いですが、不必要の場面ではリファインでドローに変換できるため邪魔になってしまうような感覚はないです。

・ともだちてちょう 1枚

デッキの性質上、多くの山札を掘り進められるためナンジャモとボスの指令を再利用することができます。

・空の封印石 1枚

VSTAR、VMAXを主としたデッキタイプが減ってきてはいるのですが、ルギアVSTARデッキやミュウVMAXデッキに動きが遅れた試合展開になっても逆転しやすいため採用しています。


◆サポート

・博士の研究 3枚

このデッキはラルトスを並べる、キルリアに進化させる、エネルギーをトラッシュに多く送りたいデッキであり、それらの達成のために最大限カードを引くことができるこのカードを3枚採用しました。
使用したいタイミングは1〜2ターン目に多く、それ以降はリファインのコストになりがちではありますが、強力なカードであるため減らし難いです。

・ナンジャモ 3枚

このデッキととても相性の良いサポートです。
序盤は自分の手札を整えるカードとして使用でき、終盤は相手の手札を弱らせることができます。

・さぎょういん 1枚

頂への雪道をトラッシュする役割もありつつ、最低限のドローサポートの役割もあり便利なカードであるため1枚採用しています。

・ボスの指令 2枚

以前はセレナと1-1で採用していましたが、昨今のex環境への変化と、ベンチの非ルールポケモンを攻撃したいことが増えたので2枚採用となりました。

◆スタジアム

・シンオウ神殿 1枚

主にルギアVSTARデッキへの対策カードとして採用しています。
ナンジャモと合わせて使用しギフトエネルギーの効果を消すことで相手の事故を誘発させたり、ザシアンVと空の封印石で攻撃する際にルギアVSTARに付けられているVガードエネルギーを消す様な使い方をします。

・崩れたスタジアム 1枚

ダメージを負ったサーナイトexをベンチからトラッシュし、実質回復のような動きが強力です。
すごいつりざおの登場でトラッシュに送ってもまた再利用しやすくなったため、さらに強化された1枚であると思います。

◆エネルギー

・基本超エネルギー11枚

・アルカナシャインのサーナイトが多くのポケモンを一撃で気絶させるダメージ量である330を出すことに必要なエネルギー→9枚
・ボスの指令でかがやくゲッコウガやマナフィを呼ばれた時のための逃げるエネルギーとして使うことを想定→1枚
・サイドに落ちることを想定→1枚

この3つの理由により11枚としています。


4.終わりに

ここまで読んでくださってありがとうございました!
今後もnoteで記事を書くことがあると思うので、もし宜しかったらまた見ていただけると嬉しいです。
質問等がありましたら、Twitter(@rowlet0215)までDMを送ってくだされば回答させていただきます。
それではまた!


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