はくばバドレックスVMAX+インテレオン デッキ解説
こんにちは、ゆっかーと申します。
今回はもし新潟CLが開催されていており、尚且つ出場していたら使っていたであろう《はくばバドレックスVMAX》と《インテレオン》を組み合わせたデッキの解説記事を執筆しました。
全文無料で読めるようになっています。
1.現環境においてのTier表
Tier表とは、使用率やデッキパワー等を総合的に考えたデッキの順位を表したものです。
構築を作る上でどのようなデッキが強く、使用率が高いのかを考える必要があります。
シティリーグや自主大会の結果を見て自分はこのように考えました。
Tier1
こくばバドレックス
ムゲンダイナ
Tier2
はくばバドレックス
れんげきウーラオス
三神ザシアン
Tier3
悪パーフェクション
モクナシダダリン
ハピナスV
ゼラオラバシャーモ
れんげきテンタクル
ビクティニVMAX
マッドパーティ
2.このデッキの選択経緯
Tier表を作成した結果、《はくばバドレックスVMAX》は弱点である《ザシアンV》が採用されている【三神ザシアン】以外には五分以上は取れていると思いました。
そこから【三神ザシアン】に対しての回答があれば【はくばバドレックス】は勝てるデッキであると判断し、考察することにしました。
まず【チラチーノ型】を試してみたところ、《チラチーノ》が複数並ばないと《メロン》や《ボスの指令》等を引きたいときに引けなかったり、デッキの安定感に不安がありました。
次に【インテレオン型】を試してみたところ、《はくばバドレックスVMAX》、《基本水エネルギー》、入れ替えカード等、その時に足りないカードを持ってこれるため安定感がありながら《メロン》や《ボスの指令》等を確定でサーチが出来る点も強いと感じました。
また《エンペラーライド》のや《ダイランス》で足りない打点を《クイックシューター》で補えるのも強みでした。
他にも【三神型】【モスノウ型】【ユキメノコ型】【フリーザー型】など色々と考察しましたが、どれも微妙でした。
3.各カードの採用理由
◆ポケモン
・はくばバドレックスVMAX3枚 V4枚
VMAXは《ポケモン通信》《しんかのおこう》が合わせて4枚採用されており、試合中に使用するのは基本的に2枚なのでサイド落ちケアを考慮して3枚採用です。
Vは1ターン目に出して手貼りを必ず行いたいので最大枚数採用しています。
・メッソン3枚 ジメレオン3枚 インテレオン3枚
《メッソン》《ジメレオン》4-4の採用も試したのですが、過剰だと感じたため他のカードを優先して採用しました。
《インテレオン》について、《クイックシューター》はサイドに落ちると厳しい試合があるのと、2体立てると相手のVMAXを《ダンデ》込みでワンパン出来ることがあるので2枚採用で、《うらこうさく》はサイドに落ちても後半に拾えれば良いので1枚採用です。
・フーパ
序盤から終盤にかけて、1エネで攻撃できるポケモンが欲しいことがあるため採用しています。
VMAXだけだとサイドプランが3-3となってしまうため、途中で《フーパ》を挟めると3-1-3となり、相手がサイドを取り切るまでの攻撃回数を増やすことができます。
また、《こくばバドレックスVMAX》に対しても弱点を突ける点も良く、《あくのいましめ》で弱点を突いてダメージを与えた後であれば、《ダイランス》でエネルギーをトラッシュしなくても《エンペラーライド》で倒すことができ、次のターンも《はくばバドレックスVMAX》は《メロン》無しでも攻撃をすることができます。
・マーシャドー
相手の《混沌のうねり》を剥がして《頂への雪道》を貼りたいときに使うのは勿論ですが、最後に詰めの場面で《リセットホール》で《頂への雪道》をトラッシュして《ナイトアセット》を使うこともあります。
・ミュウ
【れんげきウーラオス】に対して《ミュウ》を採用しているか否かで勝率が大きく変わったので採用しました。ちなみに採用で全勝、不採用では全敗でした。
もちろん《サイコパワー》で《エンペラーライド》や《ダイランス》の打点補助をすることもあります。
・クロバットV
序盤の手札事故のケア、終盤の《リセットスタンプ》ケアで採用しています。
《デデンネGX》も試しましたが、手札の《ジメレオン》や《インテレオン》をトラッシュしたくない場面や、手札に残して特性を使った後に《頂への雪道》を貼りたいこともあるためこのカードにしました。
◆グッズ
・クイックボール4枚 レベルボール3枚 ポケモン通信2枚 しんかのおこう2枚
《はくばバドレックスV》を1ターン目に必ず出したいので個人的にクイックボールは4枚必須です。
序盤は《メッソン》中盤は《ジメレオン》を持ってくることができ、使い勝手が良いためレベルボールは3枚です。
全てのポケモンをサーチ出来るものの微妙なコストがある《ポケモン通信》と、コストは無いものの進化ポケモンしか持ってこれず序盤に使いづらい《しんかのおこう》は2-2で採用しています。
・ふうせん ポケモンいれかえ あなぬけのヒモ
《うらこうさく》によって選べる点から3種類採用しています。
《ふうせん》は前のポケモンが倒されたときに貼ってあるポケモンがいると、前に出して引いたカード次第でアタッカーを選べる点で使い勝手が良いと思いました。
《ポケモンいれかえ》は相手の前のポケモンに《ツールジャマー》が貼ってある際に《ふうせん》で逃げることが出来ず、相手の前のポケモンを攻撃したいときに使います。
《あなぬけのヒモ》は相手の前のポケモンを無視してサイドを進めたいときに使用します。
特に終盤相手のバトルポケモンがタッグチームやVMAXのとき、相手のベンチのポケモンを引っ張り出して勝つ場面があるため採用しました。
・リセットスタンプ
終盤に《頂への雪道》を貼りながら相手の手札を少なくして捲るときに使用します。
《うらこうさく》によって確定で持ってこれるため1枚採用としています。
・グレートキャッチャー
《メロン》を使いながらベンチを狙いたいときに使用します。
何回もこのカードで勝ってきたので個人的に必須だと思っています。
・たっぷりバケツ2枚
非常に強いカードではありますが、攻撃するために多くのエネルギーを使うわけではないため2枚で十分だと思っています。
◆サポート
・博士の研究2枚 マリィ2枚
中盤は《メロン》、終盤は《ボスの指令》を使いたいため薄めの採用です。
・メロン3枚
エネルギーを加速しながら手札を増やせるのは強いですが、序盤は少し使いづらいため3枚の採用です。
・エリカのおもてなし
手札を保ちながら縦引きしたいときがあるので1枚採用しています。
《うらこうさく》によってサポートを打ち分けられるのが良いです。
・ダンデ
《ダイランス》250+《ダンデ》30+《クイックシューター》×2の40で、相手のVMAXをワンパンする使い方もありますが、最大の採用理由は【三神ザシアン】に対して使うからです。
《オルタージェネシスGX》の返しに《ダイランス》+《ダンデ》でワンパンします。
《アルティメットレイ》さえ打たせなければ相手は《メタルソーサー》を使って加速しなければいけないため、《ブレイブキャリバー》で弱点を突かれた返しに《ダイランス》で倒すことが出来れば、エネルギー供給が間に合わないため勝つことが出来ます。
・ボスの指令2枚
使いたいタイミングで《うらこうさく》から持ってこれるので2枚で十分です。
タイミングを見極めて有効な場面で使いましょう。
◆スタジアム
・頂への雪道3枚
常に場に出しておきたいスタジアムです。
《はくばバドレックスVMAX》に特性が無く、《うらこうさく》を主軸としているので非常に相性が良いスタジアムです。
◆エネルギー
・基本水エネルギー8枚
枚数を色々試したところ、少なすぎると《博士の研究》でトラッシュしたときやサイドに数枚落ちた際に動きづらくなったため最低8枚は欲しいです。
4.終わりに
ここまで読んでくださってありがとうございました!
CL新潟が無くなって悲しい気持ちはありましたが、考察を続けて自分の中で完成度が高く満足のいくデッキが出来たので、是非使ってみてください。
今後もnoteで記事を書くことがあると思うので、宜しくお願いします。
質問等がありましたら、Twitter(@rowlet0215)までDMを送ってくだされば回答させていただきます。
それではまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?