チームと選手の適切な関係について~まえがき~
こんにちは、JiMです。
今年のGWは10連休ということもあってGW前にいろいろとお仕事を頂いて嬉しいことに忙しいです。
今回は、表題の通りE-Sportsチーム*は選手と契約を結ぶケースが多いですが、その在るべき形について考えたいと思います。
*本記事でのEスポーツは賞金の獲得を通して収入を得たり生計を立てる事を目的とするチームを指します。契約とか結んでないわ!って選手・オーナーさん。マズイですよ!そのチーム!
さて、大会への出場や賞金の獲得を目標として活動するEスポーツチームは主に以下の形態があると思います。
・法人タイプ
ー法人として選手とマネジメント契約や雇用契約を締結する形態。
・個人事業タイプ
ー所謂オーナーを個人事業主として選手と契約を結ぶ形態。
現在、日本で主流なのは選手とマネジメント契約を結ぶ形式かと思います。
選手は個人事業主として活動する一方、活動を通して得た収入をマネジメント会社/オーナーとレベニューシェアする形です。
この場合は選手は個人事業主として確定申告を行う必要がありますし、原則として労災・雇用保険に加入することはできません。
なぜ、マネジメント契約なのか?
では、なぜマネジメント契約を締結するのか。
この点において、現状では選手側より契約する法人やオーナー側からの視点から見たほうが良いでしょう。
法人・オーナー側から見たマネジメント契約のメリット
・社会保険や福利厚生の負担がない。
・選手の入れ替えをある程度自由にできる(契約内容による。)
・人件費が抑えられる。
上記の理由からコストを抑えながら拡大したいチーム側としては
この契約方式をとるという訳です。
本気で選手として生計を立てて行きたい人からすれば雇用契約を結んで
法人の従業員として固定給を貰いながら選手活動をするのがベストなのですが、それを実現するのは現状の収益性では難しいようです。
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ではE-Sports選手とそれを管理するチームのギャラ分配ってどうなってるの?という話ですが答えは、
「公開してないところ多くて正確な実態がわからない!」
というのが本音なのです。
例えば、芸能事務所はタレントと事務所のギャラの比率をある程度情報が出ています。各社の元タレントの情報や公開しているところもありますので気になった方は調べてみてください。
個人でまとめられている方だと下記のブログのような形もあります。
芸人事務所のギャラ配分
*リンク先の内容の正確性については保証できませんが、複数の調べた結果を見る限りかなり正確かと思われます。
こうした現状を元に今後
・チームと契約する際にE-Sports選手が気をつけるべきこと。
・E-Sports選手は「労働者」になりえるのか。
・組織構造・ファイナンシャル面から見たE-Sportsチームのあるべき姿。
等について今後投稿していきたいと思います。
海外メディアのE-Sports関連ニュースをざっくりまとめてみた。シリーズに
ついてもGW中に投稿予定ですのでお楽しみに!
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