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塗る亜鉛建築「山梨県子どものこころサポートプラザ」

設計:久米設計・竜巳設計 設計共同体
施工:1工区 日経工業・井口工業・依田工務店 共同企業体
   2工区 長田組土木・興龍社・昭和建設工業 共同企業体
階数:地上2階
構造:RC造 木造

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山梨県甲府市にある物件です。
”山梨県立 子どものこころサポートプラザ 中央児童相談所”といいます。

溶融亜鉛めっきの仕上がりにマットカバーを塗布することで、リン酸亜鉛処理仕上げに近い表現が簡便にできるということでご採用いただきました。
また、工期の進捗管理も現場管理で判断できることからスケジュールも立てやすかったとのことです。

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木部が特徴的なエントランスですが、木製ルーバーの間にあるフラットバーなどの溶融亜鉛めっき製金属部材にマットカバーが塗布されています。

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横からのアングルは、

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コンクリートと木部を主体とし、マットカバーが塗布された部分も主張が強すぎず、調和しているように感じました。

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外観はこのような感じです。

こちらの物件は、施工される方もローバル工法施工管理者認定講習会を受講いただいたり、設計のご担当者さまともご面談の機会を頂戴したり、とても思い出深い物件でした。

施設概要を拝見すると、
   ”プライバシーを確保しながら共有できる”
   ”何気ない時間を豊かに過ごせる仕掛けを、各所に散りばめた”
   ”こどもたちを温かく包みこむような素材を吟味した”
上記の表現がとても印象的で、様々な観点や考えのもと設計に織り込んでいただいている事を実感できました。

山梨県のお子様たちを支援する全国初の複合施設ということでプロジェクト化されたという画期的な動きの中、弊社の製品が少しでも何かの一助になれば幸いです。


今回ご使用いただいた製品は、

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この他、マットカバーをご採用いただいた物件はこちらから・・・


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<記事作成:RSK>

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