キラハピ2023と『夏の魔法』楽曲解説

久しぶりの更新となってしまいました。
今年の6月はいろいろ投稿祭が重なり、Twitterでは自薦募集など活発にみられ、ちょっとしたボカコレみたいな盛り上がりを見せていましたね!
今回は『キラハピ VOCALOID Fes.』と『ボカロック投稿祭』の参加曲『夏の魔法』のちょっとした楽曲解説について書いていこうと思います。

ちなみになんですが『キラハピ VOCALOID Fes.』で、参加曲『夏の魔法』が29位にランクインしました…!
今までランキングに名前が載ったことなかったので本当に嬉しいです。
聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

↓イベントについてはこちら

今回参加した『夏の魔法』は、実は妻の方が3年前に初めて作った曲になります。(55号線は夫婦で活動しています)
当時作成していたデモ音源はこちらになります。

メロディーは一緒ですが、星界の歌唱に合わせて、キーの変更と転調をしていますね。イントロは完全に別物です…!

歌メロとコード進行はすぐに決まっていたのですが、アレンジと歌詞が全く出てこず、他に作りやすい曲から手をつけて行った結果、通算20曲目で公開することなりました…!

初めのコンセプトは「王道爽やかキラキラエモロック」だったので、ちょうど今回のイベントにぴったりでした。

歌メロに関しては「実際に歌ったら気持ちのいいサビメロ」と「ちょっとした浮遊感」を意識して作りました。青春のちょっと浮ついた感じがうまく表現できていたらいいなと思っていました。その代わりコード進行が結構エグくなってしまいましたが、結果的にたくさんの方にメロがいいと言及してもらって良かったです。

歌詞については夫の方が担当していて、最初に「線香花火が照らした」「切り過ぎた前髪を」「いつの間にか追い越した」の3つのワードがメロディーとしっくり来たので、そこから連想ゲームのように幼馴染の恋のストーリーに組み立てていきました。一番の歌詞が完成した時点で、「この後どう物語を展開させようか」と結構悩みましたが「夏が終わる 魔法は解けないままで」と、個人的にとても気に入ってるエンディングに持っていくことができました。

最初から意図していた訳ではなく、歌詞を思いつき始めた段階で「めっちゃ青春じゃん」となり、ちょうど良くキラハピ青春系ソングの募集があったのでこの曲で参加をしました。

結果は受賞ならずでしたが、コメントやツイートで青春を感じてくださる方がたくさんいらっしゃって嬉しかったです…!


また、前回のボカコレで学んだこととして
ボカコレ以外の普段の活動に力を入れよう』
というのを密かな目標としていました。

というのも、前回のボカコレで結果を残している方は、普段の投稿や他の投稿祭から知名度を上げた方が多く見受けられたからです。
実際、今回『夏の魔法』を聴いてくださった方の中で、前曲『タイムマシン』から知って聴いてくださった方もいました(『タイムマシン』は今年5月に開催された『I or We GRAND PRIX参加曲です)。
このイベントはリスナー投票があるのですが、ちらほら投票してくださっている方がいて嬉しかったです…!
少しずつ聴いてくださってる方が増えてきている実感があるので、これからも普段の活動を頑張っていきたいと思いました。


また、今回のイベントに参加して、このくらいの規模のイベントがもっと増えたらいいなと思いました!
ジャンルがある程度絞られているので巡回もしやすく、特に今回好みのジャンルだったので楽しんで参加できました。参加する側としてもキラキラな中でどう個性を出すか、戦略を考えたりするのも楽しいのではないでしょうか。
また、ランキングに関してもボカコレと違って常に表示されているわけじゃないので精神的に良かったです…のびのび参加できて居心地のいいイベントでした…!

今回狙っていた賞は残念でしたが、この悔しさをバネにまたいい曲をたくさん作っていきたいと思います。

運営の皆さん、聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?