ボクがRX100Ⅲを選ぶ3つの理由
iPhoneをはじめスマホで十分キレイな写真が残せる昨今、コンデジの需要は右肩下がりを続けています。
カシオがコンデジ業界から撤退したのは、ここ数年でショッキングなニュースでした。
カシオのような安いコンデジが売れなくなる一方、高級コンデジというジャンルが一定のシェアを持つようになっています。
ボクも普段からカバンに入れっぱなしにする用カメラとして、RX100Ⅲというカメラを愛用しています。
このカメラ、2014年発売なのに未だに現行品という脅威のロングセラーカメラとなっていますが、その辺はまた次回に。
ではボクがなぜこのカメラを愛用し続けているかをお話しします。
RX100シリーズの利点
1インチセンサー搭載
RX100ⅢをはじめRX100シリーズには、1インチサイズのCMOSセンサーが搭載されています。
このセンサーサイズが大きければ大きいほど、光を受光する面積が大きくなり豊かな階調やノイズ耐性が生まれます。一言で言えば、より写真の質が高くなります。
一方でiPhoneに搭載されているセンサーは約1/3インチです。(非公式見解)
つまり、RX100シリーズはiPhone比で3倍の大きさのセンサーを備えていることになります。
昨今のiPhoneは優秀な後処理のおかげでスマホ画面上綺麗な写真に写りますが、素材の質はセンサーサイズに依存します。
1インチセンサーで撮影した写真のほうが、同じ後処理をかけてもより良くなる。料理の素材に拘るのと同じことです。
1インチセンサー機を持ち歩いていることで、シーン問わず満足のいく写真を撮ることができることに繋がります。
扱い易い焦点距離
RX100Ⅲの焦点距離は35mm換算で24-70mm相当です。この画角は写真において最も使用頻度が高く、ベーシックな画角と言われています。
まず広角側は24mmですが、写真の世界では24mmという焦点距離はパースの効いた写真を撮るのに好まれる画角であり、迷ったら24mmという言葉があるくらいです。
一方70mmというのは、中望遠と言われる射程になります。被写体をある程度切り取って撮影するスタイルにぴったりの画角であり、これまた使いやすいレンジになります。
RX100Ⅲは光学ズームレンズを搭載しているため、35mm換算24mmから70mmの間であれば、どの画角でも選ぶことが可能です。
しかも光学ズームなので画質劣化することなく選ぶことができるというのがとても使いやすい。
また、ソニー独自技術の超解像ズームという70mmを超えても劣化を最小限にズームできる飛び道具もありますが、それはこの記事がわかりやすいのでどうぞ。
NFC搭載
RX100M3には、NFCが搭載されています。
そのため、カメラ側面にあるNFCマークにiPhone本体を軽くタッチするだけで、カメラで撮影した写真を転送することができます。
思い立ったらすぐにNFCで転送し、iPhoneから写真をシームレスにインスタやTwitterにアップすることができます。
※個人的は現像することを前提としているため、あまり機能を使っていません。
まとめ
ボクがRX100シリーズを選ぶ理由でした。
つらつらと理由を述べてはいますが、ネックにあるのはカメラを構えたいというスタンスなんじゃないかと思っています。
スマホでも撮れなくはないけれど、普段からミラーレス機を愛用しているカメラ好きからするとどうもしっくりこない。
そんな心のスキ間を埋めてくれるのが、RX100シリーズなのかもしれません。