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GRⅢを購入した理由

すっかりボクはデジカメ好きおじさんになってしまいました。

長い間、高級デジカメの沼につかってきたボクが、おそらく最も人気があるであろうRICOH GRⅢをついに購入しました。今回は、どうしてボクがこのカメラを選んだのかをまとめてみたいと思います。


購入の動機

撮影目的の外出が難しい

現在のボクのライフスタイルでは、撮影のために外出することはほとんどありません。なぜなら、まだ手のかかる子どもが2人いるからです。

休日の外出といえば、子どもと一緒の外出や公園で遊んだり、買い物に行ったりすることがほとんどです。このような場合、子どもの手をつないでいるため、手がふさがってしまいます。

ミラーレス一眼を持ち歩くことは可能ですが、手がふさがっているためにすぐに撮影することができず、撮影することを忘れてしまったりします。また、遊びの邪魔になるので、最初から持っていかない方が良いと思うことがあります。

そうなると、撮影できる時間は平日の通勤時間だけです。それも限られた時間で、常に同じエリアを通るため、撮りたいシーンに出会えるかどうかは微妙です。さらに、突然時間が取れなくなる可能性もあるため、ミラーレスカメラを持っていくのはやはり大変です。

結局、最初から持っていかない方が良いと思うことが多くなります。

スマホで撮影しても満足感が得られない

カメラに興味のない人からすれば、スマホで撮影すればいいと思うかもしれません。確かに、ライカと共同開発したレンズを搭載したスマホなどもあり、そのクオリティは高いです。

しかし、スマホで撮影すると、どうしてもカメラを使って撮影する感覚が得られません。カメラを構えてシャッターを切るという行為や、シャッター音から得られる撮影の満足感が得られないからです。

RX100はボクには合わない

高級デジカメの中でも、ボクはこれまでRX100M3を選んできました。RX100シリーズは、何でもできるコンパクトなカメラです。

しかし、私にはどうしても合わない。気づけば使わなくなってしまうカメラです。

やはり、私にはスマホとは異なるレベルの写真が必要だと感じました。

X100VI(V)は断念した

今年の正月にはX100Vをレンタルしました。

このカメラが人気である理由は、私にも理解できました。富士フイルムのメイン機種と同等の性能を持ちながら、そのコンパクトさとデザインは素晴らしいです。

Vを使った時には、手ぶれ補正があればと思いましたが、VIではそれが搭載されており、完璧な仕上がりだと感じました。

しかし、GRⅢと比べると値段が高すぎます。

価格に見合った価値があるかどうかは微妙です。このカメラに替えるなら、メインのカメラシステムを全て入れ替えなければならず、それは予算的に無理です。それほどまでに求める価値はないと感じました。

また、X100VIの発売によりVの中古価格が下がることを期待しましたが、VIの需要が供給を上回っているため、Vの価格もほとんど下がりませんでした。非常に残念です。

高いけれど、購入しなければ手に入らない

もちろん、最近のGRⅢの価格高騰も承知しています。現在の価格は円安とインバウンド需要の影響を受けており、GRⅢの中古価格は数年前の倍近くまで上がっています。

しかし、大切なのは価格ではなく、カメラを使った体験です。価格が高いからといって待っていても、手に入らないのは事実です。必要だと自覚したのなら、ここで躊躇うべきではないと判断しました。

ライフスタイルに合った撮影体験

今回の購入のテーマは、まさにライフスタイルに合った撮影体験を求めることです。

実際にしばらく使ってみて、このカメラが今の自分にどれほど合っているのかを見ていきたいと思います。

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