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人事労務マイスター検定リニューアルのお知らせ

こんにちは。人事労務マイスター検定事務局です。検定の開設以来、多くの方に検定を知っていただき、おかげさまで第一回開催を無事に終えることができました。

生まれたばかりのこの検定は、受験者の皆様によりよい学習体験を提供すべく、まだまだ多くの改善を重ねる必要があると考えています。第一回の検定では、リリース記念特別回のアンケートでご意見の多かった「1ページ1問表示による、問題の見返しがやりにくい点」を改善すべく、受験システムの改修をいたしました。教科書や試験問題は人事労務の実務に直結した内容を取り上げ、受験者の方からは「実務に生かせる設問が多い」と好評をいただいております。

このように、人事労務従事者の皆様や、本検定に興味を持っていただいた皆様とともに、検定を作り上げられ嬉しく思っております。

しかし、「受験料無料」、「試験中の教科書閲覧OK」といった受験のハードルの低さから、事前学習が不要な検定であるように映っているかもしれないという課題も見えてきております。このようなイメージにより学習へ取り組む意欲を妨げてしまう可能性を考慮し、次のような体制変更を実施することとなりました。


出題範囲を2つにわけます

人事労務マイスター検定スタンダード・エキスパート

本検定は、社会保険・雇用保険の分野に絞った検定ですが、実際の実務範囲は広く、企業の状況や規模などによっては体験する機会がなく、自分ごととして考えづらい範囲もあります。
どの企業でも必要となる汎用的知識(スタンダード)と、企業規模などによって必要となる専門的知識(エキスパート)の2つの範囲に分け、学習に取り組みやすい環境を作ります。

人事労務マイスター検定(社会保険:スタンダード)

企業規模を問わずに発生する労務業務9種類の知識が身につき、実務の対応力を証明する検定です。カリキュラムは入社、扶養、退職、氏名変更、出産、育児休業、労災、休職、住所変更と転勤届です。

人事労務マイスター検定(社会保険:エキスパート)

給与計算など労務実務を内製していたり、大企業を中心に発生する労務業務11種類の知識が身につき、実務の対応力を証明する検定です。カリキュラムは、介護休業、随時改定、定時決定、年度更新、賞与、定年退職・再雇用、高年齢雇用継続基本給付金、子会社設立・支店開設、海外赴任、身分変更、二以上勤務です。

人事労務マイスター検定試験の種類と範囲

(2023年4月検定までは1つの検定で上記の20のカリキュラムを範囲とし、60問出題していました)

受験回数と受験料について

「申し込んだならば合格しよう!」
検定受験においてこの気持ちは受験に向き合う要素の1つになっているのではと考え、受験料を設けることといたしました。1回のお申し込みで検定期間中に2回まで受験いただけるようになります。なお、教科書はこれまで通り無料でご覧いただけます。

  • 人事労務マイスター検定(社会保険:スタンダード)2,000円

  • 人事労務マイスター検定(社会保険:エキスパート)2,500円

※ 第0回(リリース記念特別回)、第1回を受験された方には、次回検定で利用できるクーポン券をお送りする予定です。

次回検定日について

次回の検定は12月に実施します。

次回検定期間:2023年12月18(月)〜2023年12月25日(月)

お申し込みについて

12月検定のお申し込み受付開始は2023年8月上旬を予定しています。
人事労務マイスター検定公式Twitterでもお知らせしますので、フォローしてお待ちください。

学習ガイドライン「聞く教科書」始めます

学習ガイドラインとして、教科書を読み進めるスケジュールを立てました。一緒に教科書を読み込みませんか? 12月検定は以下のスケジュールで教科書を読んでいきます。都合が合わない場合もYoutubeでアーカイブを閲覧できます!

  • 本コンテンツは教科書を一緒に読み進めることを目的としており、詳細な解説講座ではありません。

  • 予定は変更となる場合があります。

人事労務マイスター検定「聞く教科書」学習スケジュール

その他

教科書の内容は現在公開している内容に変更はありませんが、並び順のみを変更しています。検定の特徴にも変更はなく、「知識」と「事象」を掛け合わせ、答えを導く能力を高めることを目的としています。
また、暗記力を測るものではなく、人事労務担当者として各分野の何を知っている必要があるかのアンテナを張り、理解のポイントを掴んでいただくことを重要視しております。

人事労務マイスター検定の特徴

最後に

SmartHRをはじめとしたクラウド人事労務ソフトの登場によって、従業員にとっても人事労務がより身近な存在になっています。どんな働き方を従業員にしてもらいたいか、自身がどんな働き方をしたいかを考えるにあたって、人事労務の知識の体系的な学習はますます重要になってくるのではと思っています。今後もより良い学習環境の構築と改善をしていけたらと思っております。

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