マガジンのカバー画像

POP de 書評

5
大好きだったヴィレヴァンの「手書きポップ」で、一言書評します。
運営しているクリエイター

記事一覧

【POP de 書評】三体 /劉 慈欣

あらすじ 物理学者の父を文化大革命で惨殺され、人類に絶望した中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)。失意の日々を過ごす彼女は、ある日、巨大パラボラアンテナを備える謎めいた軍事基地にスカウトされる。そこでは、人類の運命を左右するかもしれないプロジェクトが、極秘裏に進行していた。 数十年後。ナノテク素材の研究者・汪淼(ワン・ミャオ)は、ある会議に招集され、世界的な科学者が次々に自殺している事実を告げられる。その陰に見え隠れする学術団体〈科学フロンティア〉への

【POP de 書評】古市くん、社会学を学び直しなさい!! /古市 憲寿

あらすじ(Amazonより引用) 日本を代表する12人の社会学者が 現代の日本を俯瞰する―― 小熊英二、佐藤俊樹、上野千鶴子、仁平典宏、宮台真司、大澤真幸、山田昌弘、鈴木謙介、橋爪大三郎、吉川徹、本田由紀、開沼博(登場順) ◎内容 「社会学って、何ですか?」 気鋭の若手社会学者・古市憲寿のあらためての問いに、日本を代表する12人の社会学者たちが熱く答える。 社会学は、役に立つのか? 社会学は、誰のためにあるのか? 社会学者には、今、何ができるのか――?

【POP de 書評】反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」/草薙龍瞬

内容 “独立派”出家僧が教える使える「原始仏教」入門。 <著者について> ●草薙龍瞬:僧侶、興道の里代表。1969年、奈良県生まれ。中学中退後、16歳で家出・上京。放浪ののち、大検(高認)を経て東大法学部卒業。政策シンクタンクなどで働きながら「生き方」を探求しつづけ、インド仏教指導僧・佐々井秀嶺師のもとで得度出家。ミャンマー国立仏教大学、タイの僧院に留学。現在、インドで仏教徒とともに社会改善NGOと幼稚園を運営するほか、日本では宗派に属さず、実用的な仏教の「本質」を、仕事

【POP de 書評】地球の長い午後/ブライアン W.オールディス

あらすじ はるか未来、寿命が尽きかけ膨張した太陽のもと、地球の自転は停止し地上には永遠の昼と夜が現れた。熱帯と化した昼の世界では、巨大に進化した樹木が大陸を覆い尽くし、活動する食肉植物が絶滅した動物にかわって地上を跋扈していた。そんななか、文明を失った人類は弱肉強食の世界で細々と生きていた。仲間を追われた少年グレンの旅の行方は……。

【POP de 書評】クワイエットルームにようこそ/松尾スズキ

あらすじ  恋人との別れ話から、薬を過剰摂取してしまった明日香は、意識を失っているうちに精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられてしまう。  わたしは「正常」なの、それとも「異常」なの?  逃げ場のない閉鎖空間を舞台に、くりひろげられる葛藤の世界。冒頭の衝撃的なシーンに始まり、不運に不運を重 ねていく明日香は、果たして絶望の淵に落ちてゆくのか。それとも……。  文芸誌『文學界』2005年7月号に一挙掲載され、第134回芥川賞候補にもノミ ネートされた話題作! 演出家、映画監督