気付けばもう30年。そして、夢は叶っていた。
「世界を飛び回るビジネスマンになりたい」
大学キャンパスの中央広場の芝生で、授業をサボって寝そべりながら、真っ青な空を眺めていて、ふと、思いついた、若かりし頃のGenZeeの将来の夢でした。
もう4年生になろうというのに、進路を明確に決めていない。決めることができずに、モヤモヤしていた。何の根拠もなく、イメージしたのが、世界を飛び回るバリバリなビジネスパーソン、でした。
所属学部は理系の、当時はまだ珍しい分野であった、情報科学科。周りの友人らは、当時は当たり前だった進路