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こちらエンジニアの…

先日、新しい案件へ参画すべく、
職場見学を面談を兼ねて取引先へお邪魔した時に感じたこと。
そこで新しい仕事を初め、振り返った時に感じたことを書きます。

※技術的なことは書いてません。

職場見学だけと聞いていたのに

そう、取引先へ職場見学しに行くだけと思っていました。
しかし、会議室へ通されるや否や隣に営業さん、
向かい側にはお偉いさんが座る。
この陣形見たことある…。と思っていた矢先、
「こちらエンジニアの山学生さんです。」と営業さんが
自分のことを紹介しました。
この時に「ん?」と何か違和感がありましたが、
そんな内に秘めた違和感を他所に、会話は流れます。
「では、山学生さん、改めて自己紹介をお願いします。」
ちょっと待て、自己紹介があるとか聞いてねーぞ。
やっぱり面談あるじゃねーか。と口に出しそうになりつつ、
グっと堪えて淡々とこなしました。
そして業務内容と職場環境を見て解散。

家に帰る途中、面談での違和感について考察し、
それはすぐに判明しました。
初対面の人に自分のことを話す時、
「仕事はエンジニアです。」と言った方が直にイメージを持ってもらえる。
しかし、当の本人は自分をエンジニアと思ってない。
この差が違和感の正体でした。

エンジニア・・・機械・電気などの技師。更に広く、工学者や技術者。

↑辞書を紐解くとこの様に記してます。
自分には、技師と呼ばれる様な技術は持ち合わせておらず、
更には工業学校出身でもありません。
周囲の人よりほんの少し知識あるかも?くらいですので、
「ITを少し齧っている作業員」という評価でしょうか。
自分と「エンジニア」を紐付けようとすると、
圧倒的に名前負けしている様に思います。
自分が持っているエンジニアのイメージと
掛け離れているというのもあります。

なので、初対面の人と自身の職業について話さなくてはいけない
流れになってしまった時には「ITエンジニアです。」と後ろめたい気持ちに駆られながら話してます。(職業聞かれて無理に隠したり、嘘をつくとかは余計に被害が及びそうなので…)

一方で、少しエンジニアっぽいかも?と思ったこともあり、
取引先の方から「お仕事は一貫してIT関連なんですね〜」と質問頂き、
「へ?」と思いながら自分の経歴書を見て、
IT関連の仕事こんなやってたんだ…と驚きました。

一口にITと言っても多岐に渡るし、業務レベルも幅広い。
従事している全ての人を纏めてエンジニアと呼ぶのなら、
その界隈に居続け、自分のイメージ像を追いかけたいと思います。

大学生の時のアルバイトを振り返り

今の現場で働いてる時に、ふと、
美容系コマース事業を展開していた会社さんで情シスとして
アルバイトをしていた時のことを思い出しました。

以前の記事にも書いたかと思いますが、
当時は些細な業務一つこなすのに凄い時間を要し、
プログラミングスキルも一般的なIT知識も雀の涙ほどで
(コンバージョンとは?L3スイッチて何ですか?状態)
部署メンバーに迷惑をかけていると感じ、退職してしまいした。

当時よりも多少なり業界雰囲気を知り、
知識が増えた今、振り返って思うことが2点あります。

1. お願いされた業務って色んな面でかなりレベル高いのでは?
その当時、自分の抱えていた案件としては、
・本番環境のメインページ下部にFAQ作って
・ワークフローシステム考案してみて
・入社される人の為にPCフルkitして
・社内ページ乱雑だから、新デザイン考えて作って
その他、定常業務(セキュリティ関連、ストレージ確認等)もありました。

定常業務やPCのkitはともかく、
webスクールに通っただけの文系大学生に任せる内容とは思えません。
ワークフローシステムとか、作れたら寧ろ怖いです。
そんな大学生に実験環境を勝手に触らせるとかマジか!と今は思います。
当時は「うわーできるかなぁ」としか思ってませんでしたね。

2. 少しタスクこなして、観察するだけでも上出来では?
そもそも会社側もプログラミング齧っただけの
大学生であることを承知しているのだから、
もう少し肩の力を抜いてもよかったなぁと思います。
部署の人達みんな良い人だったし。
多少なりとヘルプデスク的な役割をして、
あとは、
・どんなシステムがあるのか、どんな役割なのか
・ソフトは何を使っているのか
・どんな場面でお金を使うのか
・どの様にしてタスクを割り振るのか
・わからないことはどの様にして調べるのか
とか観察するだけでも十分だったなと今では思います。

昔のことを書いていて、
自分は細かいことを考えすぎて視野が狭くなる事が
仕事上で発生するなぁと思いました。
今もたまにそうかも…。
また勝手にそんな状態になってないか脳内監視部隊を設置して、
「今日は帰ったら何しよう。夕飯何にしよう。」とか
お気楽モードへ変更する習慣を身につけようと思います。

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